琵琶湖周輪の旅〜雄松が里の乙女子は…
                           
  06/10/29

                                     近江今津−高島−安曇川−北小松−堅田−浜大津−瀬田唐橋

 8:09

 いつも利用する湖西線の快速です。これまでは近江今津止まりでした。直流電化された敦賀まで直行運転になってます。
 次は敦賀で「焼き鯖寿司」を食べるポタリングですね。これは。
 9:15

 近江今津です。
 このあたりに来ると、いつも「琵琶湖周航の歌」のメロディーが流れています。
 9:19

 湖岸を南に向けて漕ぎ出しました。
 9:45

 新旭の風車村です。
 10:02

 安曇川を渡ります。
 岬のように突きだしているところが、白髭神社です。
 10:22

 萩の浜の「四高桜」は、ほとんどが枯れていました。さらに道の拡幅工事で、見る影もありません。
 記念碑には、花も飾られていましたが。
 10:33

 旧高島町。「ガリバー旅行村」の大きな案内看板が立っています。
 10:41

 初めての「落車」です。車から落ちる、転倒です。
 場所は、ここです。「琵琶湖周輪の旅」の最終回は、近江今津を出発して、今は同じ高島市になっている旧高島町内です。乙女ヶ池をすぎて、国道を横切るトンネルに入りました。進入路が下り坂なっていたので、かなりの速度が出ていました。
 危ない! と思ったときは、すでに遅すぎました。トンネルの出口あたりの路面は、向こうの湖岸から吹き込んできた砂をかぶってました。急ブレーキをかけ たのがかえって悪く、前輪がロックしました。残念ながらわたしの自転車にはアンチ・ロック・ブレーキはついてません(ABS装置をつけた自転車なんて知り ませんがね)。
 あとは、あ、あ、あ−。あと数ミリで顔面が路面とキスするところでした。なんとか両手の方が犠牲心を発揮してくれました。おかげで手の平はすり傷だら け、左手は打撲です。まあ、これは時間とともに自己再生するでしょう。パンツは5センチばかりやぶれて、コチラは廃棄処分です。 
 10:47

 白髭神社までやってきました。湖面に鳥居がたっています。
 カメラの絞りをまちがったのか、うまく撮れていないません。落車で傷めた手の平も痛いし、もうここまでにしてJRで帰ろうか−と考えながらも、そのまま走ってしまいました。
 11:49

 木戸川を渡ります。
 瀬田唐橋まではあと35キロしかありません。元気が出ました。
 びわ湖サイクルラインの整備された自転車道を気もちよく走っていて、近江舞子を通り過ぎてしまいまあした。
 「雄松が里の乙女子は…」(琵琶湖周航の歌の一部)を、今回のタイトルにしたのに。

 12:26

 堅田の浮御堂です。拝観料が必要なため、横からカメラにおさめただけで走り去りました。
 13:11

 堅田で食べようと、わき道にそれて、商店街を走りました。でも、気の利いた食堂なんてありません。国道に戻ると、ラーメン店やらファミレスはあります。 でも食指が動かず通り過ぎてしましました。で、雄琴を横目に、坂本をすぎ…。もう駄目だと飛び込んだのが「ちゃんぽん亭 をかべ 下阪本店」です。

 「あたり」でした。ちゃんぽん並(650円)です。レンゲですくったスープは、あっさりとしています。和風(?)ですが、いい味だしてます。キャベツも豚肉もたっぷりです。麺は、黄色っぽいです。これもうまい。

 かわっていたのが、テーブルにドンと置かれた黒酢です。「臨醐山黒酢」 は、岐阜県で米だけで作られているそうです。これをスープに入れると、ちょっと甘いような不思議な味になりました。さらに、穀物酢もたらすと、酸っぱい味 が広がって、またこれはこれでいけます。常連客を観察していると、最初から穀物酢をどばどばとかけている人もいました。 
 13:27

 彦根に本店があるようです。
 国道沿いの何の変哲もないラーメン屋の風情でした。
 14:11

 浜大津港から外輪船の「ミシガン」が出航していきました。
 14:33

 瀬田唐橋に到着しました。

 落車のダメージがあったのに、よく走ったものだと自己満足にひたりました。

 この後、JR石山駅まで走り、4時前には自宅に帰り着きました。
【きょうの走行記録】
走行時間 4:22:11
走行距離 72.90km
平均時速 16.6km/h
最高時速 29.9km/h
積算距離 555.4km