その3 坊村〜大原 (06/07/09)
09:42 坊村(大津市)に着く。今回は京都・出町柳から京都バスでやってくる。ここは比良・武奈ヶ岳への登り口だが、わたしはバスが走ってきたコースを京都目指して戻る。 |
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10:04 「山村留学生募集中」の垂れ幕がかかる中村小学校。わたしが中学生だったときに見たのと同じ校舎である。この校舎の右側に峰床山に登るルートがある。 |
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10:16 学校の前にあった大津市の掲示板。なつかし光景の写真に吸い寄せられる。 「ありし日の江若鉄道」展が大津市歴史博物館で開かれるという。これは見に行かねば。 江若鉄道は、大津市の浜大津から近江今津(当時の高島郡今津町、現在は高島市)までの湖岸を走っていた。ガソリンカー(ディーゼルカーではない)が満員の客を詰め込んでいた。JR湖西線の開通で姿を消したが、小さなときに何回か乗った記憶がある。 |
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10:23 ウイーン、ウイーンとあちこちから草刈りのエンジンカッターの音が響き渡る。集落あげての草刈りデーだったんだろう。 |
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10:45 川を渡り、トンネルを抜けて新道はまっすぐに伸びている。おかげで川にそって曲がりくねった旧道は、車も走らず静かである。 |
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10:49 安曇川の支流の足尾谷(芦火谷とも書く)。何回か歩いた谷道である。京都府最高峰の皆子山も、ここから登る。 |
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11:04 子供は水遊び。親はバーベキューの準備。緑の木陰は気持ち良さそう。 |
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11:11 平では街道沿いの古い民家がそのまま民芸店になっている。 |
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11:26 平を過ぎたところで、花折トンネルに続く新道とわかれて、車は通行禁止となっている旧道を歩く。こんな細い、舗装もされていない急坂を、トンネルができるまではバスも走っていた。 |
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11:29 「逢(あ)のみち 湖(こ)のみち 山歩(さんぽ)みち」 初めて知ったキャッチコピーである。 |
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11:29 比良・権現山への登山口。ここから小女郎峠−権現山−蓬莱岳と登ったのが、わたしの山登り泊初体験だった。もう40年以上も昔のことになった。 サンケイバレイ(現在のびわこバレイ)のカーレーターができる前で、蓬莱も静かな山だった。 |
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11:37 花折峠に着いた。 獣の糞ばかりが転がっている。はるか前方をさっと横切る動物を見た。犬くらいの大きさに見えた。茶色の毛をしていた。近くに落ちていた小枝をあわてて拾い、振り回しながら歩く。 |
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11:47 花折峠から南を見ると、彼方に比叡山が。京が近づいてくる。 |
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11:47 花折トンネルへと続く旧道には車の列ができている。 |
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11:54 旧道の南側の入り口。ここにも通行禁止のロープが。 |
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12:18 途中(とっちゅう)に降りてくる。立派な蔵が建っている。 |
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12:23 途中から左折すると大津の堅田へ、右に行くと京都へ続く。 |
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12:31 「一日一止 止まれといわれて止まってみる。」というタイトルの知人のブログがある。なかなかの写真である。ちょっとまねて私もパチリ。「止マレ、止マレ」といわれても、わたしは京を目指す。 「一日一撮」というのは、わたしのHPのタイトルのひとつである。 |
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12:43 途中峠を越えると京都府にはいる。 京都市左京区はものすごく広く、朽木からちょっと西に入った久多あたりも左京区だったが。 |
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12:47 路上でスイカを売っている。目玉は1個150円。いくら安くても、持って帰れない。車のかたはどうぞ。 |
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13:11 今回も鯖寿司を食べるつもりでした。チャンスはありました。京都・下鴨に店がある鯖寿司の「花折」の「鯖街道工房 鯖街道花折峠」が、花折トンネルの北あることは知ってました。ところが、直行するにはちょっと時間が早いうえ、旧道の花折峠を越えるにはだいぶ回り道をしなくてはなりませんでした。 京滋の境の途中峠を越えたところで、「食事」の看板を発見。選択の余地なくはいりました。メニューで一応、鯖寿司を探しましたが、そんなものはなく、とんかつ定食(900円)です。海老フライが自慢のようで、わざわざ食べに来たといった感じの老夫婦もいました。 |
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13:24 小出石の八幡宮。ロウソクがともっており、やがて神主さんがお祓いをはじめました。 |
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13:57 古知谷の阿弥陀寺には、中国風のちょっと変わった山門がある。 |
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14:04 紫蘇が葉をつけている。このあたりの名産の柴漬けには欠かせない。 |
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14:22 「右 寂光院」の石碑が立っている。大原までやってくる。 |
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14:26 京都バスの大原バス停。ここは観光地。鞍馬行きのマイクロバス路線もできて、立派になっている。 |
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