今夜の一献 ベランダで独り焼き肉

 独り、ベランダで焼き肉を味わいました。心地よい風が吹き抜けて、煙や臭いを気にすることもありませんでした。
 狭いベランダですが、アウトドア用のイスやテーブルを持ち出しました。スキレットを卓上コンロに載せて、準備完了です。ビールを抜くのも忘れていません。

 風の向きによって、熱気にも襲われますが、まるで気になりません。
 ジュワーッと焼けた肉が最高です。

 スキレットの熱量のためか、野菜もうまく焼けて、食べきりました。

 午前中の出かけたついでに、買い出しを済ませておきました。一応は国産肉です。

 黄昏てきました。残りのビールを片手に、風に吹かれました。

 奥さまは、反田恭平のピアノ・コンサートにお出かけです。
 「冷蔵庫に豆腐があるから冷奴で!」ということでした。「おからとトマトも食べておいてね」。みんな素通りでした。

「柴田海人 辰村千花 デュオコンサート」を楽しむ

 小さいころからよく知っているお嬢さん(ピアノ)とそのご主人(仏・ブルターニュ国立管弦楽団ヴァイオリン奏者)とのデュオコンサートを楽しみました。
 2人のデュオは、少しだけ聴いたことがありました。でも小さなホールの目の前で奏でられる音は別物。モーツァルトの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタK304」の聴きなれたメロディーから引き込まれました。
 サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」などが続きます。美しい音色に酔い、超絶技巧にハッとさせられ、あっという間の終曲のグリーグでした。
 その演奏の激しさか、途中でヴァイオリンの弓の毛が、何回も切れました。それが弓にまとわりつきそうになって、ハラハラとさせられるシーンも。息遣いがマスクを通じても伝わってきそうでした。

 一緒に聴いていたいたヴァイオリン奏者が「ギドリスみたい!」。
 さっそくイスラエル人のイヴリー・ギドリスをネットで調べ、YouTubeで聞いてみると納得しました。
 技巧はもとより、ドヴォルザーク「ユーモレスク」の間の取り方、歌わせ方なんかにギドリスを彷彿とさせるところがありました。

 ピアノは「SHIGERU KAWAI」でした。小さなホールにはよくマッチングしているのでしょう。
 ピアニストになったお嬢さんと、ご主人との息もぴったり。微笑ましい姿に触れることができました。

 50人ほどで満員のホールです。

 芸術空間サロン・ド・ショパン
 高槻市高槻町13-5 HopeⅢビル3階

 休日の夕刻の高槻を久しぶりに歩きました。新型コロナなんてどこ吹く風といったように、飲み屋はどこもにぎわっていました。

孫娘と遊ぶ「ビー玉迷路」 2号機

 「ビー玉迷路」の2号機を作りました。横浜に住むもう一人の孫娘が、急にやってくることになりました。それならと、またも段ボール工作をしました。
 予想通りに6歳の孫娘は大ハマリです。何回も何回も、ビー玉を転がし続けました。

 1号機より、ほんの少しコースを改良しています。とはいえ2号機は、半分の時間でつくることができました。ミッフィーのシールを張りました。

 「もう27回もできたよ」と、孫娘はうれしそうに手離しません。土産に持って帰ってくれました。

自分でつくる 冷凍トマトのぶっかけ素麺

 採りたてのトマトをいっぱいいただきました。そのまま冷凍して保存することにしました。ネットで検索すると、冷凍トマトのレシピもたくさんヒットします。その中からぶっかけ素麺にしました。
 まだ完全に凍っておらず、ジュレ状態でした。それでも冷たい素麺が、さらに冷たくなって口当たりは最高です。
 フライパンで錦糸卵を焼き(きょうはほぼ100点)、ナスと揚げも焼きました。キュウリとオクラも刻みました。具沢山でした。

 トマトがシャリシャリとしています。

 味付けは、ぶっかけ用の麺つゆをかけただけでした。ごま油をまわしかけすると、ちょっと濃い目の味付けに変化しました。、

 完熟トマトがいっぱいです。

 湯むきするのはめんどうなので、そのまま刻みました。
 マッシャーで押し付けて、潰しました。
 フリーザーパックに取り分けて、空気を抜いて密封しまいた。

 でき上がった2袋を、冷凍庫で保存しました。
 今回は刻みましたが、そのまま1個を保存してもよいようです。

反田恭平 奈良で聴く3回目の「ラルゴ」

 「反田恭平 ピアノ・ リサイタル 2022」を、奈良県文化会館の国際ホールで聴きました。この夏の全国ツアー初日でした。
 昨秋のショパン・コンクールで第2位に輝いた反田くんのピアノは、もう4回目となりました。その3回でショパンのラルゴ変ホ長調が演奏されました。聖歌「神よ ポーランドをお守りください」にショパンが和声付けしたといわれる曲です。ウクライナの戦火と重なります。
 ピアノは、ショパン・コンクールで使われ、ワルシャワから帰ってきた「Shigeru KAWAI」でした。スタインウェイほどの華やかさには欠けますが、弱音部が限りなく美しいピアノです。それがラルゴの祈りとなって、コラールのように美しく響きました。

 画像は、プログラムのコラージュです。ショパン・コンクールのサムライヘアから長髪に変身。肉体改造した体もスマートになっていました。
 この夜のBプログラムは、ショパンとシューベルトでした。シューベルトのピアノソナタ第20番は、4楽章まである長大な曲です。でも流れるきれいなメロディにその時間を忘れました。
 演奏後は、満員の聴取がほぼ総立ちのスタンディング・オーベーションとなりました。日本でも、こんなシーンが珍しくなくなりました。それに応えて反田くんはアンコールを6曲も奏でてくれました。

 会場では、反田くんの新著エッセイ「終止符のない人生」がこの日から売り出されていました。会場販売限定のブックカバーに覆われています。
 昨秋の「凱旋コンサート」を収録したCDも売り出されていました。
 なかなか商売上手です。

 奥さまは、知人に頼まれたのなど4冊をお買い上げでした。

 開場前のホール前には、指定席なのに長い行列ができました。

 わたしたちは車で早めに到着。駐車場に止めた後、東向商店街まで歩き、モスバーガー近鉄奈良店で「テリヤキバーガー」とアイスコーヒー、フライドポテトで小腹を満たしました。レタスがサクサクとおいしかったです。

 モスバーガー近鉄奈良店
 奈良市東向南町10-2
 0742-25-2033

今夜の一献 自家製のきゅうりのキューちゃん

 参院選の選挙速報が流れるテレビを横目にアップです。
 珍しく冷酒です。あてがビールには不似合いだったからです。といってもたいしたものではありません。「きゅうりのキューちゃん」です。テレビCMも流れる某漬物メーカーの商標のはずですが、いまや普通名詞といえそうです。
 自分でつくったというのが、ミソです。レシピは、ネットにいくらでも転がっています。

 温かなご飯が、やはり一番です。ポリポリと箸がのびます。

 参院選の投票の帰りに、地場野菜を売っている店に回りました。ありました。きゅうり3本が100円でした。
 おしゃべりな店のおばちゃんが、客のおばあちゃんに「寿命が短くなる漬け物、いれといたで!」。わたしもその漬け物をいただきました。

 きゅうり3本を1センチ幅で切りました。
 ショウガに、好物のミョウガも刻みました。
 醤油、酢、砂糖、みりんにショウガなどを入れ沸騰させました。
 火を止めきゅうりを入れ、そのまま冷やします。
 きゅうりを取り出し、汁をもう一度沸騰させます。そこへきゅうりを戻します。
 これを3回、繰り返しました。

 粗熱をとってフリーザーパックに入れ、冷蔵庫で保存しました。
 ちょっと酢が強かったので、昆布とみりんを追加しておきました。

 

自分でつくる すだち素麺と野菜かき揚げ

 すだちをたくさんいただきました。となれば、すだち素麺でしょう。
 氷水の素麺の上に、薄切りしたすだちを一面に浮かべました。
 ツルリとよいのど越しです。すだちの香りが素敵です。

 野菜だけのかき揚げもつくりました。だしにつけると、いい味になります。

 これも飲んでいます。

 泥縄として、包丁研ぎから始めました。

 頑張って4本とも研ぎました。

 きれいな緑色をしています。すだちは徳島の名産です。ありがとうございます。

 薄く輪切りにするのは、なかなか難しいです。

 かき揚げに挑戦しました。
 タマネギ、ゴボウ、ニンジンにミツバです。
 千切りにして、打ち粉をします。
 てんぷら粉を氷水で溶きます。
 衣をつけて、180度の油で揚げました。

 あまり経験のない天ぷらです。なかなかカリッとは揚がらないものです。自己採点はまあ60点の合否の境目でしょうか。

自分でつくる トマトソースのパスタ

 採れたての新鮮なトマトをたくさんいただきました。サラダに添えているくらいでは食べきれません。トマトソースにして、パスタに絡めていただきました。
 甘さと酸っぱさがギューッと圧縮されたうまさでした。
 バジルを添えましたが、パスタソースに絡めたピーマンと緑色が重なってしまいました。一方で良かったです。

 赤いのや黄色いのや。ドサリとあります。

 頭に包丁で十字を入れ、熱湯に放って湯抜きします。
 オリーブオイルにニンニクとタカノツメを入れて熱します。タマネギを加えて炒めます。
 トマトを放り込みます。白ワインと顆粒コンソメ、ベーリーフを加え、塩コショウもすませます。

 作業は難しくはありませんが、火の前に長い間立っているのが苦痛です。 

 鍋肌が見えるくらいまで煮詰めたら完成です。茹でたパスタに絡めました。

 いつも新鮮な野菜をありがとうございます。

予期せぬ雨の中、嵯峨野トロッコ列車に初乗車

 嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車が走り始めて30年ほどにもなります。ところが、実は、一度も乗ったことがなかったのです。京都人が金閣寺に参ることはほとんどないのと同じですかね。
 そのトロッコ列車に乗る日帰りツアーの新聞広告に目がとまりました。観光支援の「京都府割」で半額のたった5000円ポッキリでした。新型コロナワクチンを3回接種済みという条件はクリアしているので、その恩恵(もちろん感染してないのが最大ですが)にあずかるかと。
 6月からの記録的猛暑の続きを覚悟していました。ところが、朝からシトシトと雨でした。 

 これはハプニングの証拠写真です。
 JR嵯峨野線を京都方面から馬堀で下車、トロッコ亀岡に向かうのが予定されたルートです。
 ところが、馬堀で京都行き電車から降りてます。方向がおかしいですが、詳しくは書きません。

 トロッコ亀岡まで10分ほど、炎天下を歩く覚悟でした。ところが傘をさしてます。

 ハプニングのフォローがうまくいって、ツアーご一行よりも先にトロッコ亀岡です。
 10時半発の折り返し一番列車が予約されていました。まだ券売カウンターは開いていません。

 一番列車が到着。折り返します。
 先頭をディーゼル機関車のDE10がけん引します。

 保津峡を眼下に走り始めました。
 保津川下りの観光船も下っていきます。雨模様のため、テントで覆われています。

 現在のJR嵯峨野線(山陰線)が頭上を通過します。
 今はトロッコ列車が走っている軌道が、昔の国鉄山陰線でした。

 小学生だったころ、夏休みに若狭の海に泊りがけで海水浴に出かけました。トンネルに入るたびに、客車の窓を閉めたのを覚えています。それでも蒸気機関車のばい煙でむせ返りそうでした。
 奥さまは中学生のころ、京都でのピアノレッスンのため、毎週のように乗っていたそうです。

 この雨の中、カヌーやゴムボートで川を下っていた一団が、手を振ってくれました。

 JR保津峡の鉄橋が見えてきました。

 ツアコンさんが撮ってくれました。珍しいツーショットです。

 トロッコ保津峡です。タヌキが整列して出迎えてくれます。

 隣の車両は、窓がありませんでした。雨が振り込み大変なようでしたが、風が心地よかったです。

 山の中腹に大悲閣千光寺の幟が見えました。下は星野リゾートです。

 トロッコ嵐山までやって来ました。小倉山の麓です。

 JR嵯峨野線と合流して、もうす到着です。

 20分ほどの旅は終わりました。
 トロッコ嵯峨嵐山で下車しました。

 トロッコ嵯峨嵐山の駅舎には、大きなジオラマがあります。SLも展示されていて、その前にはベーゼンドルファーのフルコンが置かれています。パイプオルガンやハープシコードもあって、コンサート会場としても使えるようです。

 ここまでが第1ラウンドです。

京都・嵯峨 ホテルビナリオ嵯峨嵐山の京都牛すき焼き膳

 ワクチン3回接種が条件の「京都府割」格安日帰りツアーに参加しました。
 まずは嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車にトロッコ亀岡からトロッコ嵯峨嵐山まで乗りました。JR嵯峨嵐山の目の前にホテルビナリオ嵯峨嵐山はありました。宴会場で、学校教室のように全員が一方を向いての「ツアーランチ」でした。
 正直、あまり期待はしていませんでした。それにしては豪勢でした。久しぶりの独りすき焼きを堪能しました。

 肉は柔らかです。京風なのか薄味です。

 おばんざいもきれいに盛られています。どれもいい味付けです。

 追加注文のビール(770円)は、いただいたばかりの京都応援クーポンで支払うこともできました。でも釣りはでないということで、現金払いしました。 
 ツアーはこの後、京都鉄道博物館、京都水族館を巡りました。ツアー料金は全部まとめて1人10000円ポッキリ。そこに京都府による府内旅行応援事業支援として5000円が補助されます。さらに2000円分のクーポンまでいただいきました。
 このツアーの申し込みで阪急交通社にネット会員登録したので、さらに1000円のポイントが返ってきました。

 ホテルビナリオ嵯峨嵐山
 京都市右京区嵯峨天龍寺広道町3-4
 075-871-9711