奈良・月ヶ瀬梅渓の梅は咲いたか

 奈良・月ヶ瀬の月ヶ瀬梅渓までドライブしました。
 約1万本といわれる紅白の梅が、今を盛りと辺りを埋め尽くしていました。

 黄色いロウバイ(蝋梅)も交ります。

 階段状に並んでいます。

 一面の梅林の全景は、動画で撮影しました。

 それにしても圧倒的なボリュームです。

 都会の神社や公園の梅とは違って、スケールの大きさに感嘆しました。

 梅の木の下で、クロッカスが紫色の花を咲かせていました。

 昼飯は途中の南山城村の国道沿いにある「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」で弁当を買って、テラスでいただきました。
 「おかんの弁当」(600円)です。ハンバーグやから揚げなどから、から揚げの甘辛揚げです。

 カリッと揚がった鶏肉が、甘いタレをまとっていました。ご飯がすすむお味でした。

 道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村
 京都府相楽郡南山城村北大河原殿田102
 0743-93-1392

たつの 赤とんぼ文化ホールの反田恭平

 反田恭平のピアノを2日夜、兵庫・たつの市の赤とんぼ文化ホールで聴きました。なんと3週連続となりました。
 「岡本誠司&反田恭平 デュオコンサート」です。ヴァイオリンの岡本くんは、反田くんが主宰するJNO(ジャパン・ナショナル・オーケストラ)のコンサートマスターです。マーラーの交響曲「巨人」などで指揮者=コンマスの息のあった演奏は耳に残っています。
 この夜はシューマンの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番」などが演奏されました。演奏後、マイクを握った反田くんは「ピアノ伴奏といいますが、僕の方が音符が多くて、これは室内楽でした」と話していました。そのことば通りに、二人の掛け合いが楽しい演奏でした。
 アンコールの反田くんはグリーグの「トロルドハウゲンの婚礼の日」でした。かぎりなく美しい調べでした。

 童謡「赤とんぼ」の作詩者、三木露風はたつの市で生まれました。生家が残り、歌碑もありますが、赤とんぼホールからはちょっと離れていました。

 兵庫県の西部にあります。広い駐車場は、県外ナンバーの車も多くていっぱいでした。

 演奏会の終了後、サイン会が開かれました。
 隣の席に座っていた大阪から独りでやって来たお嬢さんも、アンコールが終わると即座に席を立って行列に並んでました。後ろの方に並んだ知人によると、小一時間は待たされたそうです。

 知人が購入したCDに、2人のサインが入ってます(M.Tさん撮影)。

 大阪からは車で新名神-山陽道と走り、1時間半ほどでした。
 回転すし店に直行して、小腹を満たしました。ネットで見つけた「廻鮮寿し たいの鯛」です。まずは「鯛の三種盛り」です。

 「明石鯛」で有名な明石からも遠くありません。さすがに脂ののったうまい鯛です。

 「煮あなご」も、とろけるようです。

 ゲソ、アジ、イクラと、どれもうまいです。

 腹を満たそうと、鉄火巻きなども頼みました。

 時間が早く、レーンは回転してませんでした。タッチパネルで注文すると、手渡しでした。

 山陽道・龍野ICのすぐ近くでした。

 廻鮮寿し たいの鯛
 0791-63-1488
 兵庫県たつの市誉田町広山24-1

奈良 くるみの木の季節のランチ

 奈良にやって来る機会が増えました。そのたびに行きたいと思っていたカフェ「くるみの木 一条店」でランチをしました。
 メニューは多くはなく、ほとんど客が食べている「季節のランチ」(1760円)です。
 きょうのランチは、鮭や、ちょっと変わったコンニャクやカブなどのフライがメーンでした。サクッと揚げたてのフライを、豆腐ソースにつけていただきました。 

 ご飯は、炒りあみ海老が炊きこまれています。ほんのりと香ばしい優しい味です。

 白菜と揚げのみそ汁も薄味。出汁はよく効いてますが味噌が薄いのかと思ったら、麦みそでした。

 「菜の花と烏賊のパスタ」とメニューには書かれていますが、これはパスタというより柔らかいきしめんといった感じ。葛うどんだそうで、併設のショップにも並んでました。

 デザートのイチゴのゼリーまで、きれいに平らげました。

 大きなテーブルも並ぶ広い店内です。それでも客は多く、半時間くらいは待たされました。

 雨の中を行列は続いていました。
 ウェイティングリストに記入すると、自分の順番がわかります。QRコードを読み取ると、いま何番まで入店しているかがスマホに確認できて、順番が近づくまではショップで買い物というシステムです。うまく考えられています。

 カフェの前と裏には、雑貨、食材、衣服のショップがあります。

 奥さまはストローバッグをお買い上げです。

 モロッコ製だったようです。

 くるみの木 一条店
 0742-23-8286
 奈良市法蓮町567-1

 わが家のリビングの隅で、マガジンラックとなったバッグです。新しいのが欲しかったそうです。

神戸・三田 ファームサーカス食堂の「季節の農家ごはん」

 神戸三田プレミア・アウトレットに出かけました。奥さまは、フィンランド食器のiittalaがお目当てでした。
 ひと回り買い物は済ませて、昼飯はお隣の道の駅、神戸フルーツ・フラワーパーク大沢にある「ファームサーカス食堂」でいただきました。「季節の農家ごはん」(1200円)です。
 本日のメーンの白身魚フライを中心に、ちぢみほうれんそうのソテーや北神ねぎのぬた、うず高く盛り上がったレタスなどの野菜たちです。それぞれが優しい味をしていて、軽くいただくことができました。

 3年前にもやって来ています。同じものを食べてますが、価格までも同じです。

 揚げとダイコンのおいしかったみそ汁は、北神みそというのを使っているようです。

 広い店内はガラーンとして静かでした。

 寒さはそれほど感じませんでしたが、お隣の遊戯施設は稼働中でした。

 ファームサーカス食堂 (FARM CIRCUS 食堂)
 078-954-1940
 神戸市北区大沢町上大沢2150 道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

 売店には、北神ねぎやイチゴが並んでいました。

 1本、買って帰りました。

大阪・いずみホール 奇跡のチェロ・アンサンブル

 ことし最後の音楽会でした。いずみホールで聴いたのは「奇跡のチェロ・アンサンブル 2022」。辻本玲(NHK交響楽団首席チェロ奏者)ら日本を代表する若手チェリスト6人による年末恒例となった演奏でした。
 チェロという音域の広い楽器の特性をフルにいかして、6人が高音から低音まで、メロディーからリズムまでを弾き分けて、息も継がせませんでした。しかも、曲によってパートが変わり、それぞれの音色が冴えわたります。チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」では、楽曲によてソロが回ってゆきました。それぞれが聴かせどころを魅せて、楽しませてくれました。
 ステージを降りる時も、わきあいあい。その仕草に笑い声がわきあがるほどでした。 

 昼飯は、コンサート前にいつものIMPビルのそば屋にでも行くつもりでした。ところが、ビルのサラリーマンはすでに正月休みです。IMPビルもツイン21も閉まっていました。
 路面店だけ開いていました。

 マクドナルドツイン21店は、テークアウトだけの営業でした。他に店が少ないせいか、店内は行列でした。

 「チーズチーズてりやきマックバーガー セット」(730円)を頼みました。
 店の前のベンチでいただきました。幸い温かな日和で助かりました。
 ポテトは「M」を頼んだので、食べきれないほどでした。平らげましたが。

 マクドナルドツイン21店
 06-6947-5188
 大阪市中央区城見2-1-61

 OBPの高層ビルの上に、真っ青な冬空が広がっていました。

マキノ高原 メタセコイアの並木道を走る

 メタセコイアの並木道の下をマイカー、プジョー208で走りました。
 びわ湖の北端、高島市マキノに延長約2.4kmにわたりメタセコイアが約500本植えられています。すでに黄葉のシーズンは過ぎて、茶色が濃くなってました。

 車内から動画を撮影してみました。
 小雨が降ったり、太陽が顔を出したりと、コロコロと変わるお天気でした。思ったほどのカラーには撮れませんでした。

 こんな具合に助手席から撮影しました。運転は奥さまです。

 向こうから走ってくる黄色いP208も撮ってみました。

 樹高が100mを超すものもある大木です。

 光線によって、彩が変わります。

 昼飯は奥さまがパパッと作ってくれた弁当を用意していました。
 もう少し走って、マキノ高原スキー場のゲレンデに車を止めていただきました。

 小雨がパラついていたので、狭い車内です。

 保温ボトルの熱湯でみそ汁もつくりました。

 こんなシチュエーションで食べれば、文句なしにおいしいです。

 インスタントのカフェラテと、同じ食料袋に入っていたクラッカーもいただきました。

 4年前にイワカガミを見に登った赤坂山のスタート・ゴールとなったマキノ高原ささら温泉のちょっと上です。

軽井沢・万平ホテル ジョン・レノン直伝のロイヤルミルクティ

 「ジョン・レノン直伝のロイヤル・ミルクティを是非に!」と、友だちのお薦めでした。軽井沢での昼飯は、こちらと決まりました。
 もちろん、頼みました。というか大半の客が注文していた「ホテルおすすめロイヤルミルクティ」と「伝統のアップルパイ」のセットです。
 昔懐かしい甘さ控えめのこれぞアップルパイです。

 ジョン・レノンは1970年に初めて宿泊。76年から亡くなる前年の79年までは、毎年やってきたそうです。
 英国人らしく本場のロイヤルミルクティを伝授しました。
 そのお味は、ほのかに甘く、ミルクたっぷりの柔らかいものでした。

 広いカフェテラスですが、客の密集を避けるように空席をとってました。

 風に吹かれる席も気持ちよさそうでした。

 アップルパイはテークアウトもできました。

 支払いには全国割のクーポンを利用しました。
 1泊目の清里では「やまなしグリーン・ゾーン旅割」の適用で、宿泊代が1人5000円引きにクーポンが3000円分ついてきました。
 2泊目の軽井沢では「信州割」が使えました。宿泊代が40%引きで、クーポンは休日だったため1000円をいただきました。
 全国旅行割引なんて話題にもなる前にネットを通して宿泊予約をしていました。予期せぬ大恩恵に浴することができました。

 大混雑を予想して11時過ぎにやってきました。それでも「1時間ほどお待ち願います」。実際にはそれほど待ちませんでした。

 壁にはレノンのポスターがかかっていました。

 創業130年となる2024年に向けて大規模な改修改築工事が計画されており、23年1月4日から約1年半営業を休止することになっています。

 万平ホテル
 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢925

 万平ホテルとともに軽井沢を代表する三笠ホテルにも行ってみました。
 こちらは解体修理のために休業中でした。
 結婚した最初の夏休みにやってきた思い出の地でした。

 ホテルにつながる三笠通りです。車をストップさせて運転席から写しました。
 この坂道を、タンデムの自転車を漕いでやって来たのです。若かったんですね。

横浜中華街 揚州飯店の黒醋古老肉

 横浜の中華街でランチをしました。ものすごい人出でした。若者らが、あちこちで行列をつくっています。でも、その多くはテイクアウトが目的。わたしたちが入った「揚州飯店」のような中華レストランは、意外なほどに空いていました。
 リーズナブルな価格で食べ放題という店が多いです。でも、よく知っている当たり前の一品を頼みました。
 「黒醋古老肉」は、「浜ぽーく」とレンコンの黒酢スブタです。分厚い豚肉がからりとした衣をまとい、甘酢でおおわれています。さすがに濃厚味で、中華を感じさせてくれます。

 ターサイの炒め物です。大きな火力でパッと炒めてあります。

 「麻婆豆腐鍋」は、四川漢源花椒が強烈な「麻」を放っているマーボー豆腐です。辛いと思わずうなっても、すぐにスカーっとします。

 赤い実のようなものは何だったでしょうか、トウガラシであることを警戒して、口はつけませんでした。

 「天津碼会飯」は、いわゆる天津飯です。蟹玉にあんがかかっています。

 「正宗揚州飯」には、十種もの食材が入っています。
 孫娘は、中華ハムを取り除いてから食べていました。

 フカヒレやアワビの料理もありましたが、手軽にランチとして食べるのはたいへんです。

 数えで7歳になった孫娘の七五三で、きょう3日に東京・明治神宮に参りました。じーじ・ばーばも、はるばる駆け付けました。

 揚州飯店
 横浜市中区山下町164
 045-651-5108

 中華街は、びっくりするような人出でした。

 京都の祇園には舞妓さんの貸衣装屋があります。中華街にはチャイナドレスのレンタル衣装があるのでしょうか。
 真っ赤なイチゴを串に刺して、あめで固めた菓子がブームのようでした。

 新聞、テレビ、ラジオなどのグループ会社の若手社員の合同研修会で山下通のホテルに泊まり、中華街で食べ、飲んだことがありました。もう40年ほども前のことです。

 横浜に向かったのはきのう2日のことです。
 朝のANA便に乗る大阪空港です。搭乗口で待ちましたが、案内がありません。やがて「整備が遅れています」のアナウンス。窓の外を見ると、B767が駐機していました。

 よくよく見ると、エンジンのカバーが開いています。整備士がのぞき込んで、何やら作業をしています。これでは飛べません。
 かつて、アムステルダムのスキポール空港で搭乗機の前輪がパンクしていたのか、ジャッキアップして車輪を交換するのを見たことがあります。

 なんとか整備は終わったようです。1時間遅れで離陸しました。

 富士山がシルエットになって格好よく見えました。

堺・宿院 「ちく満」のせいろそば1.5斤

 堺のホールで音楽会でした。その前に軽く腹を満たしました。
 創業は元禄8(1695)年。八代将軍吉宗のころという老舗そば屋です。そんなことより、わたしは勤めていた大阪・桜橋の新聞社の隣にあった「ちく満(ちくま)」のそばをもう一度、食べてみたかったのです。
 「せいろそば」という名で、蒸しあげて湯気の立ったそばを、濃い目の醤油味の、しっかりとだしの効いた汁でいただきます。
 この味です。腰はなく、ふにゃりとした麺が、喉を滑ります。
 1.5斤の斤は、尺貫法の重さの単位で、1斤が160匁(600㌘)です。パスタの1人前が80㌘とすると、乾燥重量との差があるにしてもちょっと違いすぎるような気はします。それはともかく、1.5人分としてもペロリでした。

 生卵を割り、薬味の葱とわさびをいれ、徳利に入った熱々の出汁を注ぎます。
 せいろそばは、重ねて運ばれてきました。

 仕上げにそば湯もいただきました。ちょっと濃い目の出汁がいい口直しになりました。

 広い座敷です。
 時間が中途半端だったのか、客はわたしたちだけでした。

 メニューはいたってシンプル。正味はせいろそばだけです。
 わたしは、桜橋の店(支店だったと思いますが、正確な関係はわかりません)で好きだった「鴨なんば」も食べてみたかったです。

 店の裏が大きな蕎麦工場です。現在は改装工事中でした。
 目の前が千利休の屋敷跡です。

 ちく満
 072-232-0093
 堺市堺区宿院町西1-1-16

湖東・高室山 満開のベニバナヤマシャクには早かった!

 滋賀・湖東の高室山は、霊仙山から続くカルスト台地の南にあります。ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)が美しく咲き乱れる山として人気があります。例年ならこの時期に満開を迎えます。真夏日となった暑さの中を登りました。
 咲いてました。直径4センチほどの可憐な花です。ただし、ほとんどはまだつぼみ。今シーズンの満開となるには1週間ほど早かったようです。
 それでも360度のパノラマが広がる頂上でベニヤマシャクを見つけて満足のひと時でした。 

 この日のサブイベントは、わたしの地元・水無瀬の岡村商店の包子(パオズ)でした。わたしのブログを見て、「食べたい」の声。コッフェルで蒸して、熱々をいただきました。
 コーンにチーズが入った包子です。こんなシーンで食べると、またうまいです。

 いつもの山友3人と登りました。霊仙山をバックに、ハイ!チーズ!!

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