西国八番 「長谷寺」ではもうくたくた

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 長谷寺までやってきました。もうくたくたです。
 サイクルコンピューターの記録は、たいしたことがあません。
 時間=2:52:37
 距離=33.74km
 平均速度=11.7km/h
 最高速度=34.8km/h
 後半は、向かい風だったとはいえ、恥ずかしいような速度です。
 最後の登りです。この階段がうらめしいです。

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 山門をくぐっても、まだ登りです。足が自分のものと思えず、途中でひと息入れした。

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 みなさん、お元気です。

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 長谷寺

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西国番外札所 初瀬街道を走って 「法起院」へ

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 西国三十三所には、番外札所が3カ所あります。
 「法起院」は、西国巡礼の祖といわれる徳道上人が晩年、隠棲した地といわれます。小さなお堂ひとつですが、ここも欠かせません。 

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 初瀬街道は、桜井から初瀬(長谷寺)と結ぶ旧街道です。その先は伊勢街道につながります。
 昼食をすませて、桜井の本町商店街からふたたび走りだしました。昔は栄えたであろう商店街です、でもいまはひっそりとしています。

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 初瀬街道を走りました。久しぶりの自転車が応えました。途中から右足の太ももが痙攣をおこしました。立ち止まって休憩を繰り返しながら、やっと初瀬までやってきました。

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 門をくぐると、また彼女たちがいました。
 山田寺跡あたりを走っているとき、その大型観光バスは追い抜いていきました。わたしは、それから昼食をとり、ゆっくりとペダルをこいできました。それなのに、またまた追いつきました。
 「これから南円堂(9番札所)に行くけれど、間に合うかしら」と心配してました。

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西国七番 「岡寺」はお山の上

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 気持ちのよい秋空の下、壺阪寺から下り道を走りました。高取の古い街並み、高松塚古墳、橘寺、石舞台…。どこも観光客でいっぱいです。
 岡寺は、ずいぶん前に来たことがあります。ところが、遠い記憶と実際は大違いでした。こんな山の上にあったかな。自転車を押しているため、余計に坂を感じます。

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 門前の坂道です。こんな急勾配、怖くて乗れません。帰りも自転車を押して降りました。

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 また出会いました。あちらは大型観光バスで移動してますが、同着になりました。

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 岡寺

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西国六番 「南法華寺(壺阪寺)」からツアーは始まる

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 近鉄・壺阪山口まで、久しぶりの「輪行(自転車を袋に収納して電車に乗ること)」でした。壺阪寺までの道は、予想以上の坂道でした。あまりの急勾配に自転車を降りて押していると、すれ違った遍路さんに「ご苦労さまです」と声をかけられました。
 立派な境内です。国宝の三重の塔を見上げていると、場違いな若い女性2人が、大きなバッグを背に急ぎ足で追い抜いていきました。これが「ご一行さま」との最初の出会いでした。

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 浄瑠璃「壺坂霊験記」のお里・沢市の物語は知りません。そのためか、眼病に霊験あらたかです。本堂の前には、大きな眼鏡があって、これをくぐります。

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 ご本尊の「十一面千手千眼観世音菩薩」です。

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 納経所です。ツアコンの女性が、大きなバッグから客の納経帳や軸を取り出します。
 「どれくらい預かっているの?」
 「40人分くらいかな。バス1台分です」

壷阪寺

 壺坂寺

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西国二十三番 勝ちダルマあふれる「勝尾寺」

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 西国23番札所、勝運の寺「応頂山 勝尾寺」です。
 当山仏法の祈願力には時の朝廷の権力も及ばなかった事から、王に勝つ寺「勝王寺」と清和帝かが号した。依って源氏、足利氏等各時代の覇者が当山に勝運を祈り・・・(パンフレットより)
 というわけで、境内は勝ダルマにあふれています。

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 本堂です。

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 こちらも本堂の木枠です。

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 ズラリと整列した奉納棚です。きっとタイガースのはなかったのでしょ。

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 鐘楼の柱もこの通り。

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 勝ダルマのピンは12万円です。それが品切れです、選挙を前にしたセンセイのお買い上げでしょうか。

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 はるか大阪が臨めます。

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 勝尾寺

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西国二十一番 「穴太寺」に色づきはじめた秋

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 西国二十一番札所、穴太寺(あなおうじ)です。JR亀岡からバスに10分ほど。そこから、刈り取られた田んぼの中を10分ほど歩いてきました。
 紅葉がきれいなそうでうが、まだちょっと早いです。

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 小さいですが優美な多宝塔です。

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 穴太寺

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 寺をでたすぐに円山応挙の生誕地があります。そのあたりの民家です。いい色の柿が里の秋を感じさせます。
 

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番外編 「仁和寺成就山88ヶ所ウォーク」を巡る

仁和寺1

 「島四国」といって、香川・小豆島にはミニ四国八十八カ所霊場があります。「本四国」の巡礼が難しい人のため、各地にミニ四国はあるようです。
 「御室八十八ヶ所」は文政十年(1827)につくられました。仁和寺の裏山の成就山の山頂にかけて、88カ所のお堂が十数メートルから数十メートルの間隔で点在しています。

仁和寺2

 嵐電の御室駅から見る仁和寺の山門です。立派です。

仁和寺3

 「仁和寺成就山88ヶ所ウォーク」の受付です。300円を支払うと、スタンプ帳をいただけます。これに88ヶ所でスタンプを押していきます。

仁和寺4

 「発心の道場」の第1番「霊山寺」から出発です。お堂には四国と同様の名前がついています。

仁和寺5

 気持ちの良い木立の中を進みます。

仁和寺11

 紅葉にはちょっと早いようです。

仁和寺12

 京都市内が一望できる地点もあります。遠くにかすむのが山崎あたりです。

仁和寺6

 西国三十三所でも、納経帳に朱印をいただきます。それを簡略化して、スタンプラリーにしてしまったのが、人気の秘密のようです。

仁和寺7

 結願の寺、88番大窪寺に到着しました。2時間あまりの気持ちのよいウォーキングでした。

仁和寺8

 最後のスタンプをいただいて、参拝は終わりました。

仁和寺9

 嵐電御室駅張られていたポスターです。同じのが、地元の阪急水無瀬駅にも掲出されていました。
 

仁和寺10

 スタンプ帳をばらして撮影しました。
 「仁和寺成就山88ヶ所ウォーク」は、5月から11月にかけて毎月1回、行われています。次回は11月16日8日)です。
 仁和寺のHPに案内があります。

西国四番 「槙尾山施福寺」への道

槙尾山1

 西国四番施福寺は、槙尾山の上にあります。その上は秋の空です。
 きれいな空が写したくて、NIKON D40+Tamuron18-250mm のレンズに偏光フィルターをかぶせました。効果を発揮したようです。

槙尾山2

 学生時代に登って以来、30数年ぶりです。

槙尾山3

 かなたに金剛山が臨めます。

槙尾山4

 槙尾山施福寺
 槙尾山への道は、続きをごらんください。

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西国十八番 ツアーが押しかける「頂法寺(六角堂)」

六角堂1

 西国十八番札所頂法寺」です。六角堂というほうがわかりやすです。いけばなの池坊の発祥の地です。
 それにしても、これまでで一番のお参り客です。団体さんのようです。納経所もこんな具合です。ツアコンが、客の納経帳をまとめて朱印を受けているのです。暗かったので、ちょっとブレてます。

六角堂2

 烏丸六角を東に入ったところにあります。

六角堂3

六角堂4

 京の中心にあたる「へそ石」です。そのいわれは」諸説あるようです。

六角堂5

 十六羅漢が並んでいます。どれもいい顔をしています。

六角堂6

 ビルの谷間に六角形のお堂はあります。

六角堂7

 頂法寺

プラタナス

 すぐ横は烏丸通りです。プラタナスの大きな葉が一枚、舞い落ちました。はしだのりひこの「風」を思い出しました。
 「プラタナスの枯葉舞う冬の道を…」。そんな歌詞だったでしょうか。
 

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