歩き始めのポンポン山 2024

 久しぶりのポンポン山です。これがわたしの2024の歩き始めでした。
 予報に反して天気はイマイチだったせいもあるのでしょうか。頂上に人影はありませんでした。途中、すれ違ったハイカーも、ほんの数組でした。

 中腹の本山寺の駐車場に車を置いてスタートしました。

 勧請掛を潜って、本山寺に参っていきます。

 本堂で手を合わせ、いつものように浄財を入れ、摩尼車(まにぐるま)をガラガラと回しました。

 高槻の古木、天狗杉です。
 夏にやって来たときは、切り株が並んで立てられていました。

 ゆっくりと登ってきました。1時間半ほどで頂上に到着しました。

 昼飯は、高槻市内の途中のスーパーで買ってきたネギトロ太巻きです。

 豚汁に熱湯を注いで、さあ食べようととしてびっくりしました。太巻きには包丁が入っていませんでした。

 今年の節分の恵方はどの方向だろうと思いながら、そのままかぶりつきました。

 途中で一瞬だけですが雨がパラつきました。どんよりとした空です。それでも風がないためか、それほど寒くは感じませんでした。

 視界もほとんどありませんでした。

 途中でGPSアプリのYAMAPを起動させていないことに気づきました。スマホを取り出して操作しましたが、動きません。昨年暮れにスマホを機種変していました。その時に地図データが引き継がれなかったようです。ダウンロードを試みましたが、電波が弱くてダメでした。残念ながら本日の歩行データは記録されませんでした。
 スマホに歩数記録は残っていました。それしても正月の間、ほとんど歩いていなかったことが明らかです。

京都・西山 花の寺(勝持寺)の紅葉

「花の寺」として知られる勝持寺です。西山連峰の小塩山の麓にあります。
 西行桜も素晴らしいですが、秋の紅葉もまた素敵です。
 今年は、紅葉を愛でる間もなく、季節は一気に冬が到来しそうです。その前に、真っ赤に色づいた樹々をレンズで追いました。
 ジンバルを使って動画も撮影しました。著作権フリーのピアノ音楽もつけて、あれこれ遊んでいます。

 小塩山大原院勝持寺は、白鳳8(679)年に天武天皇の勅によって創建された古刹です。塔頭四十九院が建立されまたが、「先の戦」の兵火に遭い、仁王門を除いてすべてが焼失しました。この戦って、15世紀半ばの応仁の乱のことです。

 勝持寺
 075-331-0601
 京都市西京区大原野南春日町1194

 坂を下っていくと大原野神社があります。

「マナスル報告会」でかほちゃんとツーショット‼

 「かほの登山日記」ですっかり虜になってしまったYouTuber、かほちゃんの「マナスル登頂報告会」が、大阪・都島区のイベントスペースで開かれました。
 登山系YouTuberとして登録者数が30万人を誇るナンバー1の人気アイドルです。ヒマラヤの8000㍍峰、マナスル(8163m)の登頂を明るく語るかほ節と、ネパールの村々や荘厳な山々の美しい画像の世界に引きずりこまれました。
 ファン・サービスで、記念撮影会もありました。やにさがったわたしも、そこにいまいた。
 *画像の一部に、プロジェクター光線の具合か虹のような色の帯や影が入っています

 「こんにちは かほです!」のいつものホーズを決めてくれました。

 9月27日にマナスルのピークに立ったかほちゃんとシェルパの画像です。
 現地報告のYouTubeで見たことがありますが、酸素の希薄な山頂で平気な顔をしてカメラに向かうかほちゃんのYouTuber魂にびっくりしました。

 マナスルは1956年に、日本隊によって初登頂されました。
 わたしは記念切手が発行されたことを覚えています。

 メスティンを使った山飯の紹介などでかほちゃんのYouTubeを登録して、欠かさず見るようになりました。
 それが、あれよあよとクライマーの道へ一直線。モンブラン、キリマンジェロ、アコンカグアと世界のサミットを制覇しています。
 驚くことに、いや当然の流れか、来春には世界一のエヴェレストを目指すそうです。

 サービス精神旺盛なかほちゃんです。

 かほちゃんがコラボしているアミノ酸補給剤などをプレゼントされました。

 元病院という収容20数人の広くはない会場でしたが、ファンでいっぱい。愛媛から高速バスでやってきたという男性もいました。

京田辺 JR学研都市線の3つの「まんぼ」を巡る

 京田辺では、いくつもの天井川が木津川に流れ込んでいます。その下にレンガ造りのクラシックなトンネルがあって、JR学研都市線(片町線)の電車が走り抜けます。
 「まんぼ」と呼ばれています。わたしの住む北摂では「まんぽ」と半濁音となり、鉄道と川、または道路との関係は逆になりますが、横穴という意味では同じ建造物のようです。
 秋空の下、「撮り鉄」となってカメラをバッグに3つのまんぼを巡りました。

 同志社前-京田辺間の南側にあるのが防賀川まんぼです。比較的新しいのか、小さなレンガが整然と並んでいます。

 京田辺駅に近い馬坂川まんぼです。3連のアーチでつくられていて「みつまんぼ」と呼ばれています。トップの画像もそうですが、残念ながら両端の2つのアーチは雑木で覆われてしまっています。

 京田辺ー大住間にある天神川まんぼです。現在も上部を天神川が流れていてます。

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天王山ハイクとサントリー山崎の試飲

 「予約、取れたよ!」と山友からのお誘いでした。
 サントリー山崎蒸溜所の見学ツアーは、抽選となる人気です。それを5人分、確保してくれました。
 工場を見学してウイスキーの製造工程を学んだあと、待ちわびた試飲タイムです。芳醇な「山崎」がまろやかに喉を転がりました。
 

 好天に恵まれて、小倉山、十方山、サントリー山と3座を気持ちよく巡りました。

 スタートとなった阪急・西山天王山の駅前にある「西山こっぺ堂」で、思い思いのコッペパンを買ってきました。簡単スープもつくり、昼飯をおいしくいただきました。

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久しぶりの天王山 ニンジンとニンジン葉のチキンラーメン

 熊野古道で痛めた左ひざも回復したようなので、天王山に登りました。といっても天王山の頂上には行かず、小倉山、十方山、サントリー山と周りの3座を巡りました。
 小倉山には、初めて見る鳥の餌カゴがぶら下げられていました。どんな鳥がやって来るのでしょうか。
 わたしの餌は、麓の椎尾神社でつくったチキンラーメンです。ニンジンとニンジン葉を刻んできました。玉子もいれた特性ラーメンは格別でした。

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熊野九十九王子を往く その10 印南~切目

 「熊野九十九王子を往く」の10回目・第3日は、印南から歩き始めました。ところが、前2日のロング・ウォークがたたって左足は痛み続けました。もうこれ以上はダメと観念して、5キロにも達していないJR切目でストップしました。
 切目王子社にはフジバカマが咲き、アサギマダラがやって来ていました。飛来は京都あたりより半月は遅い感じでした。
 紀伊田辺を抜けて、中辺路(なかへじ)のスタート地点である滝尻王子までは。あと3回分が残りました。

 「カン、カン」と遮断機の音がして、ホテルの窓の下を走る紀州鉄道の一番電車が走ってきました。

 JR御坊駅のベンチで、コンビニで買ったサンドイッチをかじって朝食にしました。
 歩行開始時間を計算して、あらかじめ鎮痛剤も飲みました。

 【2023/10/18 08:29】
 印南がこの日のスタートでした。そろそろ鎮痛剤が効いてきてもよい時間なのに、まるで効果はありませんでした。

 ユニークなデザインのカエル橋にあいさつしてゆっくりと歩き始めました。

 印南の港まで出てきました。

 町を出ると、古道は国道から離れて急な登りとなりました。港をふり返りました。

 集落の間を進みます。上りはまだしも、下りとなると足にビンビンと響いて飛び上がりそうに痛いです。

 この日、最初の斑鳩王子社です。

 青い海を右手に進みます。

 コンビニがあったので、休憩しました。まだそれほどに歩いてません。
 ミカンのゼリーを買って、海を見ながらいただきました。

 海岸沿いを切目王子までやってきました。

 教えられて王子わきの急坂を登ると、公園がありました。

 フジバカマに近づくと、アサギマダラが飛び上がりました。

 足の痛さも忘れて、しばしアサギマダラにカメラを向け続けました。

 【10:23】
 切目に着きました。
 これから先は、ちょっとした峠道になります。長く続く下り道を考えると、歩き続ける気が失せました。
 ゴールは、あまりに簡単にやって来ました。たった4.4kmしか進んでいませんでした。
 熊野古道は逃げて行きません。早い機会にリベンジしたいものです。

わたしの熊野詣 都から高野、熊野本宮大社へ

熊野九十九王子を往く その9 紀伊内原~印南

 「熊野九十九王子を往く」のその9は、御坊に泊って2日目です。紀伊内原から印南まで24.1キロも歩きました。
 安珍・清姫の道成寺に参り、太平洋岸を南下しました。おいしい昼飯も食べました。
 前日来のロング・ウォークの疲労からか左足がチクチクと痛くなりました。持っていて鎮痛剤を飲むと、びっくりするくらい痛みは解消。調子に乗ってしまいました。
 計画では切目までと考えてました。さすがにJRでひとつ手前の印南をゴールとしました。

 道成寺の立派な本堂です。安珍・清姫の悲恋物語の舞台です。

 塩屋王子は、祈願すれば美人の子が授かるといわれる「美人王子」です。

 ゴールとした印南町はカエルをシンボルとしています。JR印南駅のすぐ近くにユニークなデザインのかえる橋がかかっています。

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熊野九十九王子を往く その8 湯浅~紀伊内原

 「熊野九十九王子を往く」の8回目を歩きました。
 紀州路をここまで南下してくると、もはや大阪北東部のわが家からの日帰りは、時間的にも、JRの運賃でも難しくなってきます。
 御坊の駅前ビジネスホテルに2泊しました。
 1日目は湯浅をスタートして山道の鹿ヶ瀬峠を越え、古道の石畳を下りました。ゴールとした紀伊内原まで17.7キロと、サンティアゴ巡礼のポルトガルの道以来のロング・ウォークとなりました。

 後白河法皇も通った熊野古道です。当時の石畳が500㍍余にわたって続きました。現存する石畳道の最長です。

 昼飯は、阪和道・広川IC近くのコンビニで仕入れてきました。ルートを通じてコンビニはこの1軒だけでした。飲料水の自販機もありませんでした。

 最後は痛くなってきた左足を引きずってJR紀伊内原にゴールしました。ひと駅先の御坊で泊まりました。

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和歌山・御坊 「フィッシュテラス はし長」のおすすめ定食

 きれいな入り江の海岸線の向こうに看板が見えました。
 「熊野九十九王子を往く」の9回目は、紀伊内原から道成寺に参り、海岸線を印南まで24キロほど歩きました。
 そのルート上で楽しみにしていた昼飯です。ちょっと張り込んで勧められるままに「おすすめ定食」(2400円)です。
 イサキの姿造りをメーンにさざえ、そしていかなど3種盛りです。

 シコシコとかみしめると、磯の香りが広がります。

 食べきれるかなと心配になるほどの造りです。でもみんな、おいしく平らげました。

 半袖Tシャツ1枚で歩くほどの暑さでした。喉がかわきました。歩きの途中に大丈夫かなという不安を、飲みたいが上回りました、

 窓の下は、青い海です。

 すぐ横に広いいけすがあります。ここの魚をすくいあげて調理してくれたのです。

 車でやってきたのなら、土産にしたい魚がいっぱいです。

 フィッシュテラス はし長
 0738-29-2468
 御坊市名田町野島2368

 今夜も御坊泊です。ホテルの窓の下を、日本一短いローカル私鉄、紀州鉄道が走っています。
 「カン、カン」と遮断機の音がするたびに、窓に駆け寄ってカメラを構えてしまいます。