ポンポン山 福寿草に会いに行く 2020

 ポンポン山に福寿草(フクジュソウ)を見にやってきました。
 ことしは2月の初めに開花したそうで、すでに3番花。満開は過ぎてました。でも、初夏のようなポカポカ陽気を浴びて、黄金色にピカピカと光っていました。

 これがヤマシロネコノメでしょう。雄しべが8本あります。この地域にしか生育しない固有種で、京都府の絶滅危惧種です。

 こちらはネコノメソウでしょう。

 ノーブルにも見えるこの白い花は、ハコベのようです。

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茨木 「THE FOREST OF ARTS M’s CAFE」でお茶をする

 茨木の北部。隠れキリシタンの里の千提寺(せんだいじ)にある「THE FOREST OF ARTS M’s CAFE」まで、ちょっとドライブしました。新名神の千提寺ICを降りてすぐですので、わが家から30分もかかりませんでした。
 ログハウスのゆったりとした空間には、静かなジャズが流れています。
 おいしいコーヒーとワッフルをいただきました。

 ワッフルにかかった冷たいアイスクリームが、いい香りです。

 片隅の薪ストーブが心地よい暖かさに包んでくれます。

 炎って、見ているだけで心が穏やかになります。

 鏡に反射した室内です。
 こんな山の中ですのに、客は私たちと同じ男女が3組と男性1人。常連さんが多いようです。
 2月の初めにキリシタン自然歩道を歩いたとき、たまたまここの前を通りかかり、奥さまと話す機会がありました。

 土日のみ営業のカフェです。

 夏は、小道を隔てた古民家の方での営業となります。
 庭には、手作りのピザ釜があります。今日は、ピザの注文のために、釜に火がはいってました。

 茅葺の古民家です。
 広い内部がリノベーションされてワンフロア―になっています。ライブでもできそうなスペースです。

 THE FOREST OF ARTS M’s CAFE
 072-649-4308
 茨木市千提寺249

関西百名山 絶好の日和~新雪の雲取山

 京都北山の雲取山に登りました。関西百名山を歩いてきた仲間との登山でした。
 ネットで調べた数日前の状況では、ほとんど雪はありませんでした。それが一変しました。真白な新雪に覆われていました。青空が広がり、天気もサイコー! ヘンなウイルスなどどこかに吹っ飛ばして、これ以上ない素晴らしい山行となりました。

 アイゼンをつけて、雲取山への最後の急坂を登ります。

 下りは渡渉の連続。これでもかというほど右岸、左岸を往復して谷を詰めました。丸木の橋は、慎重に渡ります。

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京都・西舞鶴 「魚源」の魚源定食 

 お彼岸にはちょっと早いですが、昨夏以来の舞鶴に行きました。墓の掃除もしたかったのです。伸び始めた雑草を抜いて、すっきりとしました。
 昼飯は、東舞鶴にオープンした「魚源(ととげん)」の新しい店で食べるつもりでした。ところが、あいにくの定休日でした。西舞鶴のいつもの本店に行きました。「食べログ」で調べたら「西舞鶴店」と呼ぶそうです。
 頼んだのは、簡単な「魚源定食」(1480円)です。造り4品に、天ぷら、茶碗蒸し、それに大きなアラの出汁がよく効いたみそ汁がつきます。 

 やはりうまい造りです。こんなのを食べると、自宅近くのスーパーなんかに並んでいる魚は食べられません。

 向こうのテントは、いつも獲れたての魚を買う「丸富士食品」です。
 きょうも揚がったばかりのいわし、今夜の鍋用のマトウダイ、カキ、好物のたいのアラ、それに蒲鉾と天ぷらをゲットしました。

 魚源 西舞鶴店
 050-5590-6469
 舞鶴市字引土263-18

 舞鶴にやって来て、素晴らしい思いをしました。
 スーパーの前に、トイレットペーパーが山積みになってました。買い物にやってきた客も、横目にするだけで、買い占めに走るなんて気配はまったくありません。デマに踊ることもなく、みんなが冷静に行動すればいいだけのことですね。
 わが家はトイレットペーパーのストックが底をついて、あと1ロールとなっていました。これで当面の気がかりから解放されました。

福寿草咲く春 黄色い花々

 好天に誘われて、自宅近くを散歩しました。マスクでガードしてますが、ウイルスではなく花粉症対策です。
 JR京都線の線路わきにある神内緑道で福寿草(フクジュソウ)が咲いているのを見たことがります。そろそろ咲いているかなとー。
 1株だけ、雑草の中に忘れられたように咲いていました。自生ではなく、どなたかが植えられたのが根付いているのでしょう。

 ポンポン山の福寿草保護地を見に行きたくなりました。

 クロッカスもポツリ、ポツリと咲いています。

 ラッパスイセンも混じります。

 花弁に光沢があるのはリュウキンカ(立金花)でしょうか。

 菜の花も咲いていました。

 カメラ片手に3.6キロ、1時間ちょっとのお散歩でした。

歩いて昼飯 京都・東山三条 マルシン飯店の天津飯

 「歩いて昼飯」をと、観光客が減って静かになった京都を歩きました。
 目指した昼飯は「マルシン飯店」です。以前は、ただの町の中華屋さんでしたが、SNSでブレークしたようで、行列で有名な店になっています。きょうは30分ほど並びました。
 ほとんど客がオーダーしている人気メニューの「天津飯」(750円)です。熱々のトロリとうまいあんが、ふんわりカニ玉を覆っています。

 ギョーザは材料でオリジナルと成熟豚肉の2種、調理は焼き、揚げ、ゆでとあり、それぞれで6種類もあります。
 「成熟豚肉ギョーザ」(420円)を頼みました。

 他と食べ比べていませんが、確かに肉の存在感が強いギョーザです。

 なんと翌朝の6時までオールナイト営業です。

 昔はもっと真っ赤なテントだった気がします。

 マルシン飯店
 075-561-4825
 京都市東山区東大路三条下る南西海子町431-3

京都人の密かな愉しみ その9 雲龍院の走り大黒さん

 京都・東山にある泉涌寺の塔頭、雲龍院まで歩きました。
 「京都人の密かな愉しみ」(NHK-BS)ではオムニバスドラマ「わたしの大黒さん」で走り大黒天が登場しました。
 インバウンドが急減して、京都の町も静けさを取り戻したといわれます。ならば今こそと訪れました。
 「蓮華の間」に独り座ると、4つの雪見障子の四角いガラス窓から、4つの色紙の風景がのぞけました。椿、灯篭、紅葉、松。残念ながら色彩が乏しいシーズンでしたが、その光の取り込み方に感心させられました。

 「書院悟之間」の「悟りの窓」です。梅がすでに花を落としています。訪れるときによって、違った風景が見れるそうです。

 後小松天皇を描いた軸(写真撮影禁止)がかかる床の間の反対側には、四角い窓が開いています。

 「月窓の間」には、床の間の壁が月の形に開いています。そこから入り込んだ光線が、壁に三日月を描きます。

 四角い窓がならぶ障子です。

 水琴窟があります。ポツリ、ポツリと水がしたたり落ちます。

 縁側に腰かけて、竹筒の先に耳を近づけると、澄んだ音色が響きます。

 徳川慶喜が寄進した灯篭です。

 走り大黒天は、台所にあります。目の前で拝みましたが、撮影は禁止です。

 絵葉書の画像と朱印です。
 俵の上に乗った大黒さまとは違って、今にも走りだしそうな左足を踏み出しています。

 庭の河津桜は満開になっています。

 泉涌寺派別格本山 雲龍院
 京都市東山区泉涌寺山内町36
 075-541-3916 

 京都一周トレイルの東山コースが、ここを通過しています。何度もここまでは来たことがあります。

 広い泉涌寺には、人影がありません。

 JR京都から歩き始め、雲龍院を拝観。東山通り北上して東山三条のマルシン飯店で昼食。さらに東山丸太町まで歩いて左折、寺町を阪急河原町まで歩きました。
 9.84キロ、17000歩の「歩いて昼飯」でした。