青春18きっぷの旅 総決算07-08冬

青春18きっぷ

 「青春18きっぷの旅」の総決算です。今回も、楽しく遊ばせてもらいました。「食べる」が目的になって、さながら「B級グルメの旅」でした。

讃岐うどん

 最初に行ったのは、今回も讃岐うどんでした。「森製麺所」で食べたかけ小と野菜かき揚げです。ちょっとしたハプニングがあって、今回も3杯で終わりました。目標は5杯だったので、また課題が残りました。
 JR山崎から高松まで片道277キロ、4,810円でした。

カニ

 カニを食べに、城崎温泉まで出かけました。まずは外湯の「一の湯」につかり体を温めました。カニはそこいらじゅうにいました。
 焼きかにをいただいたのは「おけしょう鮮魚の海中苑 駅前店」でした。
 
 行きは京都回りで2,940円。帰りは福知山から篠山口-三田-尼崎経由で3,570円でした。

明石焼き

 年の瀬の明石・魚の棚商店街に、女房と行きました。正月用のブリを買いました。
 「本家きむらや」で名物の「玉子焼」(明石焼き)を食べました。軟らかいタコがおいしかったです。
 山崎-明石間は、81.2キロ、1380円でした。

カキオコ

 最後に行ったのは、岡山県の備前・日生です。「カキオコ」を食べるのは、今回の旅の第一目標でした。
 プリンプリンのカキ。これが安くて手に入る地元でこそ味わえる、最高のカキオコでした。たまたま入った「お好み焼き もりした」は、知る人ぞ知る人気店でした。
 運賃は、山崎から159.4キロ、2,940円でした。
 というわけで、総計は-
 4810*2+2940+3570+1380*4+2940*2=28,530
 前回ほどではありませんが、11,500円のチケットで十分に乗らせてもらいました。

青春18きっぷで食べる姫路駅ホームの「えきそば」

えきそば1

 備前・日生からの帰りです。播州赤穂で乗り替えたのは野洲行きの新快速です。それでも姫路で下車しました。
 この「えきそば」が食べたかったのです。姫路駅ホームの名物です。讃岐うどんを食べに高松まで行くときも、いつも気になってました。でも乗り替え時間が短く、食べられませんでした。

えきそば2

 ホームの立ち食いうどんです。そのくせ、中華ソバのように黄色です。出汁は和風です。天ぷらには、小さなエビが数匹入ってます。
 でもおいしい。スルリとのどをとおり、すすった出汁もいけます。

えきそば3

 タイムサービスで日中は280円です。

えきそば4

 「えきそば」の由来が書かれてました。

えきそば4

 反対側のホームの店舗です。
 姫路駅は「近畿の駅百選」に選ばれています。

EF6622 and 6633 @山崎カーブ

EF6622

 急に「鉄っちゃん」になったわけではありません。それなのに、カメラを三脚に載せて、JR東海道線の山崎近くにある「山崎カーブ」に行きました。マニアには知られた撮影スポットです。クルマで5分とかかりません。
 きょうも先客がいました。その横で撮した2カットです。
 「EF6622」です。

EF6633

 ぞろ目が続いて、次にやって来たのは「EF6633}でした。
 寒いの日にやって来たわけは、そのうちに・・・。

転車台のC11 JR福知山駅

C11-1

 青春18きっぷの旅で訪れた城崎温泉の帰り道。乗り継ぎ待ちの福知山で下車しました。駅前広場は整備中です。南口の工事フェンスの中に「C11」が置かれてました。転車台に乗っているようです。

C11-2

 ピカピカに塗装されてます。プレートは外したままです。
 ネットで来歴を調べると、わかりました。興味がおありの方は、コチラをごらんください。
 「C11-40」です。現役時代は福知山を中心に活躍。引退後はここに展示されましたが、後に近くの役場前に移転。ことし、改めてここに戻ってきたようです。
 かつて、大井川鉄道で見かけたC10の弟分です。

C11-4

 転車台があったかつての福知山駅の写真が掲示されていました。SLの全盛時代です。

C11-3

 高架になった福知山駅です。「KTR」は宮津に行く北近畿タンゴ鉄道です。

青春18きっぷの旅 Part2の始まりです

青春18きっぷ

 「青春18きっぷ」です。夏には、讃岐うどんやひつまぶしを楽しみました。
 冬の有効期間は12月10日から来年1月20日までです。夏に比べると期間が短いですが、やはり買ってしまいました。11,500円です。これで5回、楽しめます。
 さっそくガイドブックも買い込みました。ブームを反映して書店には同じような本が並んでいます。この本の表紙は、米坂線羽前前沢~伊佐領で撮影された雪景色です。横に積んであったのは、別の出版社ですが、同じ場所の、まるで同じアングルで撮影した紅葉でした。ことほどさように、内容もよく似ています。
 さて、わたしはどこに行くか。ミニ旅行の計画を練ります。

丸善で見つけたMondaine

Mondaine1

 OCAT5階の「丸善」です。文具売り場をのぞいたら、一時姿を消していたスイス製時計の「Mondaine」が復活してました。それも、以前より広く、ケースひとつを占拠しています。
 ジュネーブの免税店で見かけたGottahard(ゴッタルド)線の記念モデルも飾られていました。

Mondaine2

 真っ赤な塗色がきれいなモデルです。プラモのようで、それほど精巧なつくりではありません。「おまけ」ですから。

Mondaine3

 ゴッタルド線の「125周年」を記念しているようです。やはり、わたしの聞き間違いが記憶違いでした。でも、日本では、25年というのはあまり区切りにはしませんね。
 ゴッタルド線に関しては、こちらが詳しいです。
 

Mondaine4

 追加画像です。
 MondaineのHPを見ていると、本社があるチューリッヒ中央駅には「Mondaine waiting point」があることがわかりました。改めてわたしの撮った写真を調べると、ありました。これです。
 確かに目印の時計の周辺には、人だかりができています。

青春18きっぷの旅 総決算

青春18きっぷ

 「青春18きっぷ」を楽しんだ夏です。大満足です。
 それでいいんですが、どれだけ乗ったのかも、ちょっと気になります。11,500円で買った切符の収支は-

讃岐うどん


 初回は、きっぷの利用期間2日目の7月21日でした。あちこちで、「同族」に出会いました。
 最寄り駅の山崎から高松までは、片道277.0キロ、5,120円です。この往復だけで、ほとんど元をとってました。
 おいしい讃岐うどんを口にし、社会人初任地の懐かしい思い出にも触れた旅でした。

今庄そば

 2回目は、女房と「今庄そば」を食べに出かけました。敦賀から北陸トンネルを抜けたところです。
 山崎-今庄=127.4キロ、2,210円です。
 敦賀まで直流電化されて、新快速1本で行けます。ところが、この日は踏切事故があって、ダイヤは滅茶苦茶。「行けるとこまで」と、堅田、新旭、近江今津と各停を乗り継ぎました。その割には、予定より1時間遅れくらいで到着しました。
 帰りには敦賀で名物の「ソースカツ丼」も食べました。 

ひつまぶし

 ホントに暑い日でした。名古屋・大須観音に出かけました。「夏祭り」の日でした。結構、原色ギラギラの光景でした。元気・名古屋のエネルギーを感じた1日でした。
 エネルギー補給は、「ひつまぶし」でした。
 ちなみに料金は、山崎から名古屋まで161.7キロ、2,940円でした。

紀州鉄道

 最後の行き先は「南」しかないでしょう。同僚が「そら、紀州鉄道に乗ってきてください」とのお薦め。その案に乗りました。
 山崎から御坊まで、155,6キロ、2.520円でした。
 さて、料金を合計すると
 5,120×2+2,210×4+2,940×2+2,520×2=30,000
 満足です。これだけ利用させていただいて、JR西日本さん、ありがとうございました。

青春18きっぷの旅 おもちゃ電車といちご電車

和歌山1

 JR和歌山駅から貴志までを結ぶ和歌山電鐵(旧南海貴志川線)です。
 この夏、「おもちゃ電車」が登場して、脚光を浴びてます。真っ赤に塗装された、楽しいデザインです。 

和歌山2

 車内は、子どもでいっぱいです。ベビーサークルが付いているのが、すばらしいです。

和歌山3

 先輩の「いちご電車」です。これで、人気を得ました。
 HP版は制作中ですが、画像のみアップしてます。

青春18きっぷの旅 紀州鉄道に乗る


紀州鉄道に乗る        2007/09/09


 JR御坊駅から紀州鉄道は発車します。
 総延長2.7キロの、日本一短い私鉄です。

 「青春きっぷ」の有効期限は9月10日です。まだ1回分、余ってました。「スイス 2007 夏」の写真の整理も終わってませんが、暑い一日、紀州鉄道に乗りました。


 紀州鉄道の運行距離は2.7キロ。西御坊まで4駅間を、平均時速20キロで走ります。


 「0番ホーム」にかわいい気動車「キハ603」が止まっています。


 もちろんワンマン運転です。
 本日勤務の運転手はひとり(?)。何回もこの長髪運転手に出くわしました。


 紀伊御坊駅です。
 留め置き線に廃車になった「キハ604」が止まってます。


 御坊市役所前」駅です。


 運賃は、西御坊まで180円です。


 わずか8分で、終点の西御坊駅に到着です。


 西御坊駅の駅前通りです。この路地を通り抜けます。
 後で気づきましたが、反対側が正面でした。


 西御坊駅で折り返しの発車を待つ「キハ603」です。
 といても、途中にすれ違い駅はなく、この列車がJR御坊と西御坊を1日24往復するだけです。


 折り返して電車が出発していきます。
 坊やが踏み切り上から見送ります。


 西御坊駅から先にも線路跡が続いています。


 道路が横切るところはアスファルトが敷かれてますが、赤いレールは続きます。


 日高川に突き当たるところに「日高川」駅の跡が残ってます。
 御坊臨港鉄道として誕生しました。港まで通じていたはずですが、1989年に西御坊-日高川間の0.7kmは廃止となりました。


 レールが隠れた踏切に、警報機がさび付いています。


 歩いて旧日高川駅まで往復し、再び西御坊駅に戻ってきました。列車もJR御坊ま行って、戻ってきました。


 西御坊駅の正面です。


 連結器が使われることはないのでしょう。


 車輪の前には、排除装置が付いてます。生い茂った雑草を除くのでしょうか。


 昭和35年、新潟鐵工所製造です。たぶん、国鉄からの払い下げでしょう。


 西御坊駅の遠景です。


 こんな路地の踏切もすり抜けます。


 雑草生い茂る軌道を走る「キハ603」です。


 炎天下ですが、文句も言わずに走り続ける気動車です。


 「御坊市役所」前に停車中です。


 「紀伊御坊」えきは、ちょっと立派でした。ここに紀州鉄道の本社があります。


 「紀州鉄道ビール」という地ビールもあります。残念ながら買いそびれました。


 御坊臨港鉄道の免許状です。これには昭和6年の日付がありますが、開通は昭和3年です。


 これだけみれば立派な駅です。


 風雨にさらされた錆が出てきたままの「604」です。
 線路が曲がっているように見えるのは、暑さのせい。それとも、実際に曲がっているのか。


 「学問」駅です。受験のお守りにきっぷが売れるそうです。


 車内も暑いです。もちろん、冷房なんてついてません。


 JR御坊に戻ってきました。


 JR御坊駅です。といっても何もない駅前です。
 JRの御坊駅が、御坊の中心街を離れた何もない土地にきたため、そこと、結ぶためにできたのがこの鉄道だったのです。


 楽しかったミニ旅行です。