青春18きっぷで食べる姫路駅ホームの「えきそば」

えきそば1

 備前・日生からの帰りです。播州赤穂で乗り替えたのは野洲行きの新快速です。それでも姫路で下車しました。
 この「えきそば」が食べたかったのです。姫路駅ホームの名物です。讃岐うどんを食べに高松まで行くときも、いつも気になってました。でも乗り替え時間が短く、食べられませんでした。

えきそば2

 ホームの立ち食いうどんです。そのくせ、中華ソバのように黄色です。出汁は和風です。天ぷらには、小さなエビが数匹入ってます。
 でもおいしい。スルリとのどをとおり、すすった出汁もいけます。

えきそば3

 タイムサービスで日中は280円です。

えきそば4

 「えきそば」の由来が書かれてました。

えきそば4

 反対側のホームの店舗です。
 姫路駅は「近畿の駅百選」に選ばれています。

青春18きっぷで食べる日生の「カキフライソフトクリーム」

カキソフト1

 備前・日生までくれば、コレを食べないわけにはいきません。
 その名は「カキソフトアイスクリーム」(250円)です。

カキソフト2

 ソフトクリームの上に、なんとカキフライが2個のって、ソースがかかってます。
 想像以上のミスマッチです。

カキソフト3

 さすがに、この寒い中でソフトクリームを食べるバカは、それほど多くはありませんでした。それでも試しましたが、さすがに寒いです。カキフライも冷めていて、お味のほどは、ウーン???

カキソフト4

 日生漁港の「五味の市」の中に、その店はあります。
 カキが殻付きで売られてました。

カキソフト5

 「カキフライ日記」まであります。

五味の市

 日生町漁協/五味の市  地図
 0869-72-3655
 〒 701-3204 岡山県備前市日生町日生801-4

青春18きっぷで食べる備前・日生の「カキオコ」

もりした1

 「青春18きっぷ」の有効期限は、20日までです。
 岡山・日生(ひなせ)に出かけました。播州赤穂まで新快速に乗り、新見行きの普通に乗り替えます。瀬戸内海に面した、穏やかな、どこにでもありそうな漁港です。それがいま、脚光を浴びてます。「カキオコ」です。

もりした2

 プリンプリンのカキです。新鮮です。潮の香りがします。ミルクのように甘いです。

もりした3

 「カキオコ」の作り方はこんな具合です-
 鉄板でカキを焼きます。
 別に、お好み焼きよりや軟らかそうな小麦粉のタネに、キャベツをのせてやきます。天かすとネギをふりかけます。
 熱が通ったカキをのせ、豚肉をかぶせます。
 中央にくぼみを作って、小麦粉のタネをかけ、裏返します。
 食べ方は2種類-
 お好み焼きの王道の、ソースです。
 もう一つは、醤油です。これに山椒や七味を振りかけます。
 半分に切って、両方を味わうことにしてもらいました。

もりした4

 「どれがおいしいですか?」
 と、青いいシャツのおじさんが聞いてくれました。
 「醤油に山椒です。カキの味が一番ひきたちます」
 「そうでしょ。地元で採れたカキを使ってますから」
 どうやら、一番の自慢だったようです。そんな話しをしてたら
 「また、来ました。一度、東京に帰って、友達を連れて。覚えてますか」の声。
 「覚えてますよ。ありがたいことです。先週、来られたばかりなのに・・・」 
 日生にはカキオコの店が10軒もあります。たまたま入った「お好み焼き もりした」です。「おいしいと聞いてやって来ました」という声もあって、大正解だったようです。
 食べたのは、「カキオコの大盛り」(1000円)です。フツーのカキオコは、どこで食べても800円です。

カキオコ

 「日生カキお好み焼き研究会」なるものまであります。そのパンフレットです。裏面には、10店の地図と簡単な紹介が書かれてます。

もりした5

 もりした
 
 岡山県備前市日生
 0869-72-1110

大阪・千日前 「Cumin(クミン)」の黒毛和牛ビーフカレー

Cumin1

 久しぶりの「昼飯」です。といっても、その間は食べていなかったなんてことはありません。寒いので外食が面倒くさく、弁当持参だっただけです。
 ちょっと歩いて「Cumin(クミン)」にしました。だいぶ前に某紙夕刊に紹介されてました。筆者の門上武司さん(「あまから手帖」編集主幹)は、わたしも夕刊紙を編集していたときに執筆をお願いしてました。いつか行こうと思っていた店です。

Cumin2

 「黒毛和牛ビーフカレー」(950円)です。
 和牛をじっくりと煮込んだルーから1人分を鍋に取り出し、白ワイン(ただの水かもしれません)を振りかけて火にかけます。その間に、直径30センチはあろうかという大皿をレンジ入れて温めます。そこにご飯を盛り、出てきました。
 ごろんと肉が入ってます。穏やかな旨味が凝縮されてます。

Cumin3

 薬味3点です。左からマンゴーチャツネ、キャベツなどのピクルス、オニオンチップスです。
 マンゴーチャツネは、マンゴーをスパイスとともに甘く煮たようものです。ちょっとかけて食べましたが、よりまろやかな味になったような気がしまた。

Cumin4

 店長 「カレーはお口にあいましたか?」
 わたし「おいしかったです。体が温まりますね」
 店長 「それほど辛くはないんですがね・・・」
 カウンター10席余の店です。店長がひとりで切り盛りし、最後は「ありがとうございました」とドアまで送ってくれました。

Cumin5

Cumin6

 クミン    地図
 06-6211-5593
 〒 542-0076 大阪市中央区難波1丁目7-16

新光堂の純銅製「湯たんぽ」

新光堂1

 赤銅色に輝きます。純銅製です。
 「新光堂」は、新潟県燕市の銅製品メーカーです。手作りのぬくもりが伝わります。

新光堂2

 「湯たんぽ」です。それが見直されています。
 昔は、ブリキ細工で、波打った楕円形をしてました。練炭火鉢で沸かしたお湯を、とくとくと注いだ湯たんぽを足にして寝たものです。朝には、温かさが残る湯で顔を洗いました。
 現代の湯たんぽは、直径16センチのカッコよい作りです。ここに電気ポットの「T-FAL(ティファール)」で瞬時に沸かした熱湯を注ぎます。 

新光堂3

 この湯たんぽを、ネット通販でゲットしたのは、実は、わが家で一番寒い北向きの部屋で寝ている娘です。わたしも抱きたい・・・。

EF6622 and 6633 @山崎カーブ

EF6622

 急に「鉄っちゃん」になったわけではありません。それなのに、カメラを三脚に載せて、JR東海道線の山崎近くにある「山崎カーブ」に行きました。マニアには知られた撮影スポットです。クルマで5分とかかりません。
 きょうも先客がいました。その横で撮した2カットです。
 「EF6622」です。

EF6633

 ぞろ目が続いて、次にやって来たのは「EF6633}でした。
 寒いの日にやって来たわけは、そのうちに・・・。

神戸・元町 「別館牡丹園」の花椒炒鶏ほか

別館牡丹園1

 神戸でちょっと遅い昼食になりました。最初は別の店に行きましたが、昼の営業は終わってました。で、「あそこなら開いてるだろう」とやってきた別館牡丹園です。何を頼んでも、安心した食べられる店です。
 「花椒炒鶏」(S=1890円)です。花椒(ホアジャオ=中国の山椒)がきいてます。パリッと炒めた鶏肉に、ちょっと甘いタレがからまってます。初めて食べましたが、アタリの選択でした。
 料理教室で「鶏肉とカシューナッツの辛味炒め」を作ったことがありますが、このレシピの鶏だけといった感じです。

別館牡丹園2

 次は「牛肉豆腐」(S=1890円)です。麻婆豆腐ではありきたりと、ちょっとメニューの隣にしました。おおきなままの豆腐がおいしいです。

別館牡丹園3

 3人でしたので、いろいろ頼めます。
 「什錦炒乗﨟v(1260円=五目焼きそば、ハード)です。五目の通り、大きな焼き豚、焼き鳥、エビなんかがはいってます。ハードですから、乗薰ヘ揚げてパリパリです。

別館牡丹園4

 最後は「炒飯」(840円の1.5人前)です。さすがにぱらぱらです。こんな炒飯が自宅でも作りたいです。

別館牡丹園5

別館牡丹園6

 神戸元町別館牡丹園   地図
 078-331-5790
 〒 650-0022 神戸市中央区元町通1丁目11-3

大阪・なんば 「マルア」の鶏鍋

マルア1

 独り鍋です。気持ちよく煮えてます。
 新歌舞伎座の裏の通りです。そういえば、jsbachさんが、このあたりの店を紹介されていたはずと思い出しました。「マルア」です。「鶏鍋(ポン酢)」(840円)にしました。

マルア2

 こんな状態で登場しました。白菜、ニンジン、大根、エノキ、エリンギが中型の土鍋に満載です。大根なんて1.5センチ角はあります。もちろん、鶏肉も沈んでいます。これで1人前です。

マルア3

 テーブルのカセットコンロで熱します。
 「ご飯、大盛りにしましょうか?」ときいてくれましたが、「フツー」です。でも丼に入ってます。

マルア4

 こんな鶏肉が5切れははいってました。
 ポン酢がおいしいです。白菜も大根も、くたくたになるまで煮て、柔らかくなったのをいただきました。ああ暑い! 満腹です。

マルア5

マルア6

 「やきとり」の提灯もかかっています。「備長炭使用」なんて看板もあります。夜はそんな店になるんでしょう。ところが、店内には、古いビールのポスターが張ってあったり、FM大阪が流れ、ジュークボックスが音楽を奏でていそうな雰囲気。そこで、「鍋」です。ミスマッチでも、おいしければ気にしません。
 マルア   地図
 06-6636-6799
 〒 542-0076 大阪市中央区難波4丁目5-5
 

DALI RoyalTower で聴く

DALI1

 

DALI3

 久しぶりにLPを買ってしまったきっかけが、このスピーカーです。
 DALI「RoyalTower」です。
 タワー・スタイルですが、H845 x W170 x D220mm と、かわいい大きさです。130ミリのウーハーとミッドレンジ、20ミリのトゥイーターがついてます。
 出てくる音は、ふくよかで、繊細な高音を響かせます。低音も想像以上です。定位がすばらしく、小編成の管弦楽などは、それぞれの楽器の位置を、びっくりするほどはっきりと聞き分けることができます。
 アルヒーフのLPは、このスピーカーにピッタリだったのです。
 DALIですが、画家のダリとは関係ありません。デンマーク製の、最近急成長のスピーカーメーカーです。デンマーク家具さながらの、美しいキャビネットに納まっています。

TANNOY

 これまでは、写真のTANNOY(タンノイ=英国製)を大きな箱に入れて聴いてました。大好きな音でした。でも、さすがに老朽化してきました。いぶし銀といえば格好良いですが、ピカリと光る音が苦手になってました。
 次は、同じTANNOYのSTERLINGを手に入れる「予定」でした。でも、いつまでたっても手が届かないうちに、ペアで50万円近くにまで値上がりしてしまいました。宝くじにでも当たらないとゲットできそうにありません。
 そんな折に、DALIを聴きました。「価格の割に、いいnじゃないか」。B&Wという対抗馬もありましたが、あとは一気に突っ走り、年末にわが家にやってきました。

LPを買う。何年ぶりのことか?

LP

 地下鉄で西梅田まで戻り、久しぶりに大阪駅前第1ビルのCDショップに行きました。梅田に本社があったころは、昼休みによく行った店です。ざーっとみて、欲しいCDはいっぱいですが、コレというのがなくて店を出ました。
 次に行ったのが、近くの中古CDショップです。LPも置いてあり、「クラシック」をあさりました。
 おー、これ。と買ってしまったのが、ARCHIV(アルヒーフ)版の2枚です。どちらもカール・リヒターの指揮・チェンバロです。バッハの「音楽の捧げもの」と、有名なG線上のアリアがはいっている「管弦楽組曲2、3番」です。価格は、どちらも1200円でした。1枚300円といったのもありました。
 アルヒーフ版といえば、西ドイツ(当時はそうでした)直輸入のLPで、ジャケットはどれもよく似たデザインのシンプルなものですが、録音が良いことで人気でした。
 さっそく針を落としました。パリパリと雑音が入るのは仕方ありません。でも懐かしい金管響きが、弾けるチェンバロが、しっとりとしたビオラダガンバの低音が・・・。CDが忘れたような音が蘇りました。30年前にタイムスリップしました。
 アルヒーフ版のLP写真は、このブログのタイトルバックに使っていたことがあります。