ネックレスをつくってほしい!

 ネックレスをつくってほしい-という奥さまからのオーダーでした。
 どんなの? と聞いてもイメージできません。百聞は一見に如かずです。そのネックレスを展示しているファッション衣料品店まで偵察に出かけました。
 なるほど、イミテーションをつくれないこともなさそうでした。なにせ9000円を超える正札がついていました。がぜん、やる気がでてきました。

 同じショッピングセンターにある手芸用品店にいって、材料を探しました。
 ちょっと分厚い生成りの布は、帆布が見つかりました。20センチで切ってもらいました。
 ひもは2種類を購入。着色剤は、染料のつもりでしたが違っていて不要でした。

 厚みをもたせるために、帆布に木工用ボンドを一面に塗って、二つ折りしました。

 コンパスで直径30mmほどの円を描きました。適当な瓶のふたでなぞった方が簡単でした。

 ハサミで円板を切り出しました。 13個も切るのは、ちょっと疲れました。

 円板をつなぐひもには「手縫いロウビキ糸(太)」というのを使いました。
 初めはもっと太いひもで試作しましたが、バランスがイマイチでした。

 円板に千枚通しで穴を開け、ひもを通して表と裏に結び目をつくって固定しました。


 
 等間隔に並べるのがなかなかたいへんでした。
 これも最初は5cm間隔でしたが、間延びしすぎてしまいました。3.5cmでやり直しました。

 ひもの両端に、キラリと光る樹脂製のビーズをぶらさげました。

 試着会を開いて完成です。
 これまでにつくった金、銀色のブローチと並べてみました。

自分でつくる 菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味~2024

 わが家の春の定番は「菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味」です。毎年のようにつくっていますが、今年はまだ食べてませんでした。
 タケノコを買いに行った店の併設スーパーに富山産のホタルイカが並んでいました。菜の花は自家栽培のいただきものがありました。
 昨夜の夕飯に登場させました。いつもながらの満足のお味でした。

 面倒ですが、ひと杯ずつ処置します。 
 ピンセットで目を取り、骨(?)を抜きます。
 イカは生きて泳いでいるときは匹、商品となれば杯、スルメになると枚-なんですよね。

 フライパンに菜の花を敷き、半分に切ったホタルイカを散らします。
 昆布だしとワイン、塩をかけて蒸し煮します。オリーブオイルを忘れてましたが、気づかないほどでした。
 最後にワインビネガーを振りかければ仕上がりです。

 ホタルイカをちょっと残しておいて、ついていた酢味噌でいただきました。辛子がちょっときつかったですが、これもうまいです。

 ポルトガル産の軽めの赤です。ちょっと冷やしておきました。いいですね。
 スペインでは赤ばかりですが、ポルトガルは白も多かったです。赤でも冷やしていたような記憶がありました。

 1パックで夫婦の夕食のメーンとアテになったのですから、ご立派です。

 タケノコとフキも買っていました。

 奥さまが山椒をいれて煮物にしてくれました。

 これもわたしの好物です。ワインが進みました。

京都・向日 神崎屋で「高菜弁当」をテーク・アウェー

 タケノコ(筍)がおいしいシーズンです。地元・水無瀬の商店にも、地どりのタケノコが並んでいます。若竹煮にしていただきました。
 知り合いに送ろうと「神崎屋」に行きました。乙訓産筍の有名店です。
 併設スーパーにでき立ての「高菜弁当」(411円)が並んでいました。テーク・アウェーしてわが家でいただきました。
 サケ(鮭)はパリッと焼けてます。塩味もそこそこでおいしいです。 

 総菜はどれも薄味ですが、上手に作られていました。コンビニ弁当よりは数段上をいってます。

 併設のスーパーは、魚や野菜から焼きたてのオリジナル食パンまでバラエティー豊かでした。

 朝から採ったばかりのタケノコがズラリと並んでいます。

 「花山椒」がありました。見つけたらゲットしようと思っていました。でもちょっと高すぎて、手が出ませんでした。

 ワラビも並んでいました。ふと「長岡京ワラビ採り殺人事件」はこのシーズンだったのだと思いだしまいた。45年も前の話です。事件を所轄した向日町警察署がすぐ近くでした。
 その後に起きた「三和銀行オンライン詐欺事件」の女性行員の家もすぐ裏にあり、何度も取材でやってきました。
 新聞記者として走り回っていたころの思い出ばかりが蘇りました。

 神崎屋 
 075-932-1137
 向日市寺戸町東ノ段4

ポンポン山・竃ヶ谷 春の花々の競演

 ポンポン山の花の宝庫、竃ヶ谷に花咲く春がやってきました。
 純白のイチリンソウ(一輪草)が斜面を覆っていました。裏側から太陽を透かしてみると、恥じらいの薄紫が淡いグラデュエーションを描いていました。

 トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)は初見参でした。
 直径わずか5mmほどの小さな花です。どこに咲いているのかと、辺りを注意深く観察しながら歩きました。
 「ここに咲いてますよ」と、谷で出会った花に詳しそうなおばさまに教えていただきました。

 山吹色をしたヤマブキソウとニリンソウ(二輪草)が咲き競っていました。

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京都・四条河原町 「立ち呑みココロ」でホタルイカ

 京都を流れる疏水に沿って15キmほど歩きました。のどが渇きました。木屋町から四条を一本上がった路地にある「立ち呑みココロ」が開いていました。
 とりあえず生と一緒に頼んだのが「ホタルイカの酢味噌和え」でした。
 ていねいに目と骨(舟?軟骨?)は抜いてあるようで、口に残ることもなくうまいです。
 「新タマネギのオニオンスライス」もいただきました。新鮮です。 

 この冷たさがたまらないシーズンです。

 「ベーコンエッグ」はいたってシンプルです。

 角ハイボール(ジョッキは別銘柄です)も追加しました。
 ささっと2杯。軽くで止めておきました。

 立ち呑みココロ
 075-746-2720
 京都市下京区四条通小橋西入真町455-5 セザンヌビル 1F

京都を歩く そすいさんぽ 疏水分線コース

 「そすいさんぽ」は、琵琶湖疏水を巡るように整備されたウオーキング・ルートです。
 大津・鴨川コースは、びわ湖畔から蹴上を越えて鴨川まで。
 鴨川運河コースは、鴨川に沿って南下して伏見から宇治川まで。
 そして、今回(18日)歩いたのは疏水分線コースで、蹴上から哲学の路、銀閣寺、下鴨あたりを流れ、堀川紫明まで続いています。びわ湖からは20キロあります。わたしは堀川紫明から遡り、蹴上から鴨川、そして四条まで3つコースにまたがり15キロを歩きました。

 下鴨北園町のわたしが育った家のすぐ近くです。疏水を渡るこの道は小学校への通学路でした。

 高野川には遅咲きの八重桜が咲いていました。向こうの比叡山は、黄砂で霞んでいます。

 南禅寺の水路閣です。この上を疏水分線は流れています。

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わが家の胡蝶蘭 2024-3 マイクロが開花

 濃いピンクのマイクロ(小輪)胡蝶蘭が開花しました。
 何年か前にプレゼントされました。奥さまの丹精で、やっと開きました。

 大輪の真っ白い胡蝶蘭と比較してみました。
 マイクロの花弁は3センチちょっとです。対して大輪は、優に10センチは越えてます。

 ミディが開花したのは2月5日でした。2カ月以上たつのにまだ元気に咲いています。

 大輪の右の株には、現在7つの花が咲いています。まだ2つ、つぼみがついています。数日で満開となりそうです。

 リビングの窓際が、ひと際にぎやかです。

京都を歩く 植物園辺りで「桜」を描く

 久しぶりに京都を歩きました。テーマは「桜」です。
 といっても、ホンモノの桜にはちょっと遅すぎました。深泥池も、疏水も「落花盛ん」でした。

 こちらは散った桜の花びらに見えるでしょうか。
 GPSアートと呼ぶそうです。自分が歩いた軌跡が、GPSによって地図上にプロットされます。そうして図形を描きます。お手本をたどって歩きました。
 左下の京都府立植物園は、野生のシカが出没して臨時休園でした。青線の部分は実際には歩くことができず、地図上に手書きしました(一部区間は白線で消しています)。

 3D画像の軌跡です。

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自分でつくる 新タマネギのワンパン・パスタ

 新タマネギで簡単に「ワンパン・パスタ」にしました。
 春に出回る早生種の新タマネギは、柔らかくて辛味が弱いので生食にも向いています。ワンパン(鍋ひとつ)で調理したので、パスタの小麦分を茹で汁とともに捨てることもありません。トロリと甘い濃厚味に仕上がりました。

 オリーブオイルでニンニクとベーコンを炒め、薄切りした新タマネギと乾燥パスタ、白ワイン、水を放り込んで水分がなくなるまで煮込みました。

  中玉くらいの新タマネギを1個、1人前で全部使いました。

くろんどの森 カタクリとミズバショウと 2024

 ことしの花は、咲くのが遅かったのに一気に満開となり、散り急いでいるようです。
 交野市にある大阪府民の森のひとつ、くろんどの森を歩きました。カタクリ(片栗)やミズバショウ(水芭蕉)は、早くも盛りを過ぎていましたが、なんとかレンズに収まりました。

 花はどれも小ぶりです。でも花紋の美しさは変わりません。

 下からのぞき込んでばかりいないで、たまには背中からも。

 ミズバショウは、葉が大きくなりすぎています。

 水辺に生えるので水芭蕉です。

 
 白い花びらのようなものは植物学的には花弁ではなくて、苞(ほう)といって花を保護するために花の直下につく葉の変化したものだそうです。

 肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる頭に、小さな黄色いツブツブがついています。そのひとつひとつが小花(しょうか)と呼ばれる花だそうです。

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