京城勝覧を巡る 第二日 法然院から銀閣寺、黒谷あたり

 江戸時代の儒学者、貝原益軒の京都トラベルガイド「京城勝覧」を巡ります。2日目は『南禅寺より北銀閣寺吉田聖護院までの道をしるす』(『』は、原文です)です。
 書の出立は三条小橋辺りですが、わたしは阪急・河原町から天王町まで京都市バスに乗り、南禅寺と永観堂はパスをして熊野若王子神社から歩きました。
 『萬無寺』(法然院)は、紅葉のシーズンを前に静寂に包まれていました。

 『鹿ケ谷』には、平安時代後期の僧、俊覚僧都が平家を滅ぼそうと謀議をめぐらせた山荘がありました。その地に「俊寛僧都忠誠之碑」が立っています。そこまで行こうと分け入りました。ところが、谷を越える橋が老朽化しており、通行止めとなっていました。仕方なくUターンしました。

 大文字の火床で昼飯にしようとカップラーメンを用意していました。ところが、食べるチャンスを失しました。
 『銀閣寺』まで下ってきて、「ますたに」でチャーシュー麺をいただきました。

 『真如堂』の大きな本殿から西の空を振り返りました。真っ青な空に、3本のヒコーキ雲がかかっていました。暑い一日でした。

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