『京より伏見にゆき。竹田通をかへりて京に入る道をしるす。』、『みちすがら見所多し。朝早く出てよし』
貝原益軒の記す「京城勝覧」の京ガイドブック3日目は、伏見まで行き、さらに帰り道までのコースで、約6.5里、26kmの道程です。とても1日では歩き切れません。
東山あたりの「見所」だけを歩きました。
なかでも初めての智積院では、ゆっくりと名勝庭園を楽しみ、長谷川等伯の国宝障壁画を堪能しました。「智積院なら行きたい」という奥さまと一緒でした。
豊国神社は、豊臣秀吉を祀っています。
泉涌寺の塔頭、雲龍院まで歩きました。
「悟りの窓」と対面して思考は停止して、しばし吹き抜ける涼風に身を委ねました。