比叡山・延暦寺の横川まで歩きました。シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)が咲いているとの情報がありました。
見つけました。ひとつの花の直径は5mmにも届かないほどです。それが群生しています。
雄しべは8本。葯の暗紅色が鮮やかです。これが透き通るような白い萼片に映えまます。
葯は裂開直前は暗紅色ですが、開くと黒紫色になります。
キタヤマオウレン(北山黄連)もいっぱいに咲いていました。バイカオウレンとよく似ています。
キタヤマオウレンの花弁舷部は、やや縦長の楕円形で花の中心方向が開口した形状となっています。
こちらがバイカオウレンです。3月初め、亀岡の神蔵寺で撮影しました。
バイカオウレンの花弁舷部は、ほぼ円形で爪部の先に皿がついたような形になっています。花の中心方向の開口はありません。
ネットで調べた情報ですが、その差異は微妙です。
ネコノメソウはあちこちに咲いていました。
ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)も咲いていました。
ミヤマカタバミがあちこちで開いていました。
紫色が美しい蕾です。もう少し開いてくれないと、何の花かわかりません。
アセビもたわわでした。