屋久島 宮之浦岳頂上で食べる登山弁当

宮之浦岳頂上で食べた9日の昼飯です。
標高1936メートル。九州最高峰の頂上からは、晴れていれば360度の展望が広がったはずです。何も見えませんでしたが、大満足でした。よくぞ、ここまで登ってくることができました。
学生時代の仲間のひとりが、薩摩川内に単身赴任したことから持ち上がった昨年からの計画でした。ところがことし初め、わたしにとっては初めての大病を患いました。それでもこの夏は、何回も自宅近くのポンポン山などに登って体力回復に努めました。その結果もあったのでしょう。
まだまだ楽しいことがあることを実感する時間を過ごすことができました。

登山弁当は、宿泊したホテル「オーベルジュ」が朝食を食べない代わりとして準備してくれました。業者に頼むようで、午前4時前には届けられていました。

疲れ果てていたので、あまり口を通りませんでした。お茶を持っていなかったせいもあります。持っていたパンやソーセージ、チーズで腹を満たしました。

翌10日は、まったく同じメニューの登山弁当を安房森林軌道の小杉谷休憩所で、お茶とともにおいしくいただきました。


【4:39】
安房(あんぼう)で宿泊していた「HOTEL オーベルジュ」から、レンタカーで出発します。きれいな星が輝いていました。

【5:53】
真っ暗な山道を登ること1時間あまり。淀川(よどごう)登山口からいよいよスタートしました。

【6:24】
急坂の連続ですが、よく整備されています。

【6:48】
淀川小屋に着いたころには、本格的な雨に。ゴロゴロと雷も聞こえてきます。

【8:43】
日本最南端の高層湿原「花之江河(はなのえごう)」に着いたころには、雨も上がりました。

【11:39】
日本百名山の100番目の山、宮之浦岳頂上の三角点です。
途中の写真はありません。カメラはザックの中に収まってました。ここまで登ってくるのに必死で、カメラを取り出している余裕はありませんでした。

【11:40】
登頂の証明写真です。

淀川登山口からの高低差は600メートル。たいしたことはないとタカをくくってましたが、ゴロゴロ岩に木の根っこ、木道に階段と、土の上を歩く部分はほとんどないきついコースでした。

【17:04】
クルマで下山する途中の「紀元杉」です。

未明の6時に淀川登山口を出発して、戻ってきたのは午後4時45分。10時間45分(休憩時間を含む)も歩き続けることができました。

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