「数」ある欧州旅 『6』

 夏休みの宿題は毎日、絵日記を書くことにした小学生に戻ったような心境です。きょうは「6」です。鉄道のホームが並びました。
 ゴールデンパス・ラインは「(スイスの)ドイツ語圏の美しい古都ルツェルンからフランス語圏のエレガントなモントルーまで結んで走る夢のスイス横断ルート」です。わたしはパノラマ車両の先頭席に座って、終点のモントルーに着きました。夢のような(実際に眠たくもあった)時間でした。

 スイス・レーテッシェ鉄道のサンモリッツ駅は、町とは反対側の湖岸から歩いてくるとそのままトンネルとなり、そこがホームへ
の階段でした。ここから氷河急行やベルニナ線が出発しました。

 旅の初日は、時差の加減で早起きします。コペンハーゲンでも早朝にコペンハーゲン駅の周辺を散歩しました。童話に出てくるお城のような駅でした。

 ベルリンの地下鉄、U-Bhanは10路線が走ってます。U6の「コッヘ通り」です。分断された東西の接点だった検問所、チェックポイント・チャーリーの最寄駅です。

 プラハの旧市街広場近くの聖ニコラウス教会です。6時からのコンサートは、バッハにモーツァルトのドボルザークと聞いてみたいプログラムでした。
 

 スペイン巡礼では、いろんなおいしいものを食べました。ナヘラでは、四角いピザをかじりました。東京の私立大生のFさんと、日本語の会話が弾みました。

 ナヘラでも飲んだサングリアは、その2日前のロス・アルコスにも看板が出ていました。
 「Jarra」はGoogle翻訳では「投手」と日本語訳がでました。ピッチャー? 「野球の投手」と「洋風の水差し」が同じとは知りませんでした。

 カリオン・デ・ロスコンデスまで6キロ。麦畑に連なるモホン(石柱)の行列です。
 サンティアゴ・デ・コンポステーラは、まだまだ先でした。