今月のベターホーム協会「野菜料理の会」のメニューは、「家庭でできる手軽な薬膳」でした。手軽であるかどうかは、ちょっと微妙ですが、おいしい味でした。
「荷葉飯」(フーイエファン=おこわのハスの葉包み)です。
もち米に、しいたけ、きくらげ、にんじん、ハスの実、焼き豚を煮ます。これをハスの葉に包んで蒸したらできあがり。真ん中に乗っているのがハスの実です。
中国風のちまきと同じですが、油は使っていません。
蒸し上がったハスの葉を開けたところです。
左の写真の手前にあるのがハスの花を乾燥させたものです。この中に実が入っています。
料理は「炒銀耳山薬」(チャオインアールサンヤオ=長いもと白きくらげの炒めもの)です。貝柱、長いも、白きくらげをマヨネーズとエバミルクで炒めてます。長いものシャキっとした食感が独特です。
右は「酸涼拌」(スワンリャンパン=せりとえのきのあえもの)です。松の実とクコの実が紅白のアクセントになっています。
左の料理は「貴妃紅棗藕」(クイフェイホンザオオウ=れんこんとなつめの中国酒煮です。れんこん、中華くわい、とりの手羽中、なつめ、チンゲンサイを紹興酒で煮てます。
右は「蘿蔔湯」(ローポータン=だいこんスープ)です。大根を煮て、ザーサイで味を付けています。
これが、われわれのテーブルのできあがりです。4人1組のところを3人でしたが、スピーディーに調理できました。