京都・上京 「アマーク・ド・パラディ」のスパークリングレモネード

同志社1

 ちょっと休憩です。
 同志社大学・寒梅館のカフェ「アマーク・ド・パラディ」です。メニューにはアルコールは見あたらないので、スパークリングレモネード(350円)にしました。木陰で、心地よい風に吹かれて良い気分です。

同志社2

 おしゃれなカフェです。学生食堂も変わったものです。卵色のアクセントラインには、同志社のカレッジソング「One Purpose, Doshisha~」の歌詞が書かれています。

同志社3

 寒梅館には法科大学院などがあります。
 昔は、コンクリートの学生会館があったところです。わたしは、近くの予備校に通いましたが、そこの学生食堂にはお世話になりました。

同志社4

同志社6

 どう見ても学生からはほど遠いおばさんが、プーンとおいしそうな匂いをふりまくカレーをもって、横を通りました。おなじ盆には、どう見てもビールと推察される液体が。やられた!!!

同志社5

 キャンパスの「クラーク記念館」もきれいに改修されています。OGの同行者は懐かしそうでした。

クラシックから演歌まで 楊雪元テノールリサイタル

楊雪元1

 ジャズの翌日は、声楽のリサイタルです。楊雪元さん。京都市立芸大大学院を修了した中国出身の盲目のテノールです。
 なにも知らずに出かけました。プログラムを開いたら、マーラーの「大地の歌」でした。大好きな曲です。その第1、3、5楽章です。ピアノ伴奏(武知朋子さんは、すてきな美人!)ですので、オーケストラのような音の広がりやうねりは望むべくもありません。緊張のためか、声も最初はちょっと緊張気味でした。
 「Dunkel ist das Leben,ist der Tod.(生も暗く、死もまた暗し)」。そんな重々しいリフレインではじまりましたが、シューマンの「詩人の恋」、山田耕筰の数々、そしてアンコールまでくると、ノッてきて、「ライブは得意です」という通りに舌好調。ブラボーと拍手の渦に、「千の風」から「北国の春」までいってしまいました。
 京都府民ホール・アルティは、8割以上の入り。その反応からも大成功だったのでしょう。スター誕生の瞬間に立ち会えたようなうれしい気分でした。
 「みなさんに支えられて」ということで、プログラムのサブタイトルは「謝謝大家(感謝をこめて)」です。記念に1枚、パチリとやってしまいました。拍手に応える楊さんと、支える武知さんです。

楊雪元2