貝原益軒の京都ガイド、「京城勝覧」の4日目は、『上の醍醐にゆく道』です。
コースでは、洛中(京都の中心地)からの南方面、約7里(28km)とあります。清閑寺-勸修寺-小野随心院-醍醐-日野と巡るのですから、『道遠し。朝はやく出るがよし』となります。
わたしは、三宝院などがある下醍醐から、お山の上の醍醐寺までを往復しました。
標高450mの信仰の山に初めて登りました。開山堂など立派な伽藍が並んでいました。
登りは1時間ほど。きれいに整備されていますが、急な階段道では汗が噴き出しました。
五大堂の前に整列する像。中央は修験道の祖・役小角かと思いましたが、実際は右。中央は醍醐寺を開いた理源大師だそうです。よく似た像とは弥山近くの大峰奥駆路でお会いしたことがあります。