立体凧 ヘキサゴンをつくる その1 製作編

 横浜に住む孫娘とLINEのテレビ電話で話しました。正月にはやって来るそうです。「いっしょに凧揚げをしよう」と約束しました。
 となると、じーじは凧の製作です。あれこれと考えた末、「ヘキサゴン(6角)」と名付けた立体凧にしました。
 なんとか骨組みまで完成。不織紙を張って、全体の格好が見えるところまできました。あと少しです。

 子どもが小さかったころに製作した立体凧です。よく揚がりました。
 万博公園で行われた凧揚げ大会で2等になりました。実は一番上がっていたのです。わたしが勤める新聞社が主催だったので、「優勝は遠慮して」と、大会運営の同僚に謝られたのも思い出です。
 これと同じ凧をつくりたかったのです。でも、写真だけではどのように組み上げているのかがわかりませんでした。

 図書館で凧の本を借りてきました。残念ながら、あまり参考にはなりませんでした。

 ネットで立体凧を検索して見つけたのがヘキサゴンです。ただし画像だけでした。
 あれこれと考えながら、設計図をパソコンのエクセルで描きました。縦、横の断面図です。ここから必要な角材の量を計算しました。

 近くのホームセンターで、3ミリ角のヒノキ棒(長さ900mm)を、余分を見込んで20本、買ってきました。1本52円だったので、1000円ちょっとでした。
 併設の百均をのぞくと、不織紙がありました。ラッピングシートです。ピンクと紫の2色です。

 ヒノキ棒を寸法に合わせてカッターナイフで切断しました。
 短い200mmのものは、48本も必要でした。

 ヒノキ棒をボンドで固定していきます。補強のために3角に切ったケント紙を張りました。

 

 組み上がりを想像しながら立体を形成していく作業は、よい頭の体操になりました。

 2年前のヒコーキ凧