京都・銀閣寺 大銀のかつとじ定食

 京都の東北を流れる白川を、源流の山中から歩きました。予定が狂ってスタートが遅くなり、銀閣寺辺りで昼飯となりました。
 「大銀」の看板が見えました。観光地にありながら、大衆食堂の風情を残す(価格も)店です。
 「かつとじ定食」(1180円)です。思いのほか、パリッと揚がったカツがうまいです。常連さんにも見放されない安定のお味です。

 中ビンですが、水分補給にはこれで十分でした。

 銀閣寺の門前です。外人観光客が絶えません。メニューも英語交りです。

 店に入ると、ドーンと陳列ケースです。一品が並んでいます。

 丼、麺類、定食とこれぞ大衆食堂そのものです。
 かつて、この食堂の1日を追ったテレビ番組を見たことがありす。

 大銀
 075-771-0692
 京都市左京区浄土寺東田町60

京都を歩く 白川の源流から鴨川まで

 白川を京都・滋賀の府県境である山中(やまなか)の源流(起点)から、四条上流の鴨川への合流地点まで歩きました。10キロ近くでした。
 起点はここです。まるで廃墟です。京都から大津に抜ける何本かの道のひとつ、志賀越(山中越)の国境です。旧道はすっかり荒れ果てています。
 左の2つ重ねたような岩肌は「重ね石」です。小さな仏像が4体、彫られています。往来した旅人の道中安全を祈ったものだと考えられています。
 15年ほど前にも訪れています。その時と同じようでもあり、見事に荒れ果てたようにも見受けました。 

 白川に沿って北白川仕伏町まで下ってきました。北白川天神宮に架かる萬世橋は明治27(1894)年、北白川の石工の卓越した技術を集結して造らた眼鏡橋(アーチ式)です。擬宝珠が菊の花です。

 知恩院のちょっと上流の映える一本橋は、サスペンスのロケ地としてよく登場します。

 鴨川と合流します。向こうは四条大橋です。
 鴨川支流の一級河川・白川は、山中からここまで9.3km流れてきました。

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