雨が降りそうにないので、京都の清滝-保津峡-嵯峨野-嵐山とハイキングしました。途中、休憩のために立ち寄ったのが嵯峨野トロッコ列車の「トロッコ保津峡駅」です。
昔は国鉄山陰線の軌道でしたが、時間短縮のためバイパス・トンネルができて廃線となりました。でも、景色がすばらしい区間なので、嵯峨野観光鉄道が、トロッコ列車を走らせています。
だれもいないホームのベンチで腰掛けて、心地よい風を楽みました。しばらくすると、嵯峨方面のトンネルを抜けて、トロッコ列車がやってきました。
トロッコ列車の先頭には、運転手が座っています。当たり前ですが、駆動しているいのは最後尾のディーゼル機関車です。
なかなかおしゃれな格好をしています。
赤や黄色の派手なカラーリングが、周囲の緑にマッチします。
客車は4両です。そのうちの1両だけは、窓ガラスがありません。
この駅で降りる客はほとんどなく、みんながカメラや携帯を構えて外を撮影してました。
最後尾でがんばっている「DE10」です。ただし、運転台に運転手の姿はありません。
駅から遠ざかっていきます。
嵯峨まで歩きました。竹林の野々宮踏切を横切ろうとすると、遮断機がおりました。かなたの「トロッコ嵐山駅」のホームに列車が止まっています。
ヘッドライトを光らせて近づいてくる列車です。
左が嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車用軌道、右はJR嵯峨野線(山陰線)です。トロッコ嵐山駅の先のトンネルで離れます。