リューネブルクを歩く

 【2010/09/19】

 ハンブルクから車で1時間ほど。1000年の昔から塩の産地として栄え、リューベックまでの「塩の道」の出発点となっているLueneburg/リューネブルクを歩きました。絵本の中の世界のようです。

 町の中心にあるRahthaus/市庁舎は、13世紀に建てられた北ドイツ最古の木造建築です。
 ここの地下にあるRathaus Keller/市庁舎食堂で昼食のチーズ入りカツレツをいただきました。

 市庁舎わきに、町の模型がありました。かわいい町です。

 運河沿いに古いクレーンが残っています。塩を運び出したのでしょう。

 あっつ、危ない。頭上注意!!

 旧港地区には、古い建物が残ります。

 塩を採掘しすぎたため地盤沈下した道路です。

 こちらならっわかりやすいでしょう。男性が歩いているあたりの窓枠がヘンです。平行になってません。

 石畳から頭を出すマンホールの蓋も絵になります。

 バッハゆかりの聖ミヒャエル教会です。

 天まで伸びるかのようなステンドグラスも神々しいです。

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

ウィーン郊外 ホイリゲ「マイヤー」で乾杯

 【2010/09/22】

 旅の最後の夜は、Heurige/ホイリゲで乾杯でした。ホイリゲは「今年」という意味で、今年できた新しいワインを指すとともに、ホイリゲをのませる酒場という意味もあります。
 みんなで繰り出したのは、ウィーン北方のHeiligenstadt/ハイリゲンシュタットにある「Mayer am Pfarrplatz/マイヤー」です。
 なにはともあれ「乾杯!」。

 グラスが並びます。デキャンターが空になります。
 白ワイン、にごりワイン、それにとっておきのぶどうジュースも。

 料理は、わたしたちのために取り放題。
 ちょっと小型ながらウインナーシュニッツエル、大きなスペアリブのから揚げ、野菜の天ぷら風、その他いろいろ。

 楽しい時間はすぐに過ぎます。

 だいぶ冷えてきましたが、庭で食事している客もいます。

 ベートーベンが1917年に滞在して、交響曲「第9番合唱付き」を作曲したといわれる家が、そのままホイリゲになっています。

 この日、本隊とは別行動で店の前で待ち合わせていたわたしは、「バスが渋滞に巻き込まれている」という連絡を受けて、すぐ近くのBeethovengang/ベートーベンの散歩道を歩きました。若いベートーベンの像があります。

 ベートーベンが交響曲「第6番田園」の曲想をえたという小川が流れています。

[map lat=”48.25504124483229″ lng=”16.358739137649536″ width=”384px” height=”280px” zoom=”11″ type=”G_NORMAL_MAP”]オーストリア[/map]

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

Chor Mater im St.Nicolaikirche,Lueneburg

【2010/09/19】

 ドイツ北部の塩の町、リューネブルクのSt.Nicolai/聖ニコライ教会です。
 ChorMater/コールマーテルの澄み切った声が響き渡りました。調和した4声が、高いドームにとけ込みます。天の調べが、教会を包みました。
 ChorMaterの「夢」がかなった瞬間です。

 ブロッホの「ミサ・ブレヴィス」よりキリエとグローリア、アルカデルトのアヴェ・マリア、ジェンジェシのカンターテ・ドミノを献歌しました。

 日曜ミサに参列させていただきました。かわいい6カ月の赤ちゃんの洗礼の式を祝わせていただける、すばらしい時間でした。

 教会の付属建物です。2階には不思議なドアがあります。

 舟形のバシリカ風煉瓦造りのゴシック様式教会です。

aDSC_2963

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

バルト海を渡る「渡り鳥ライン」 ちょっと期待はずれ

 【2010/09/16】

 「渡り鳥ライン(Vogelflugline)」は、デンマークの首都・コペンハーゲンから、ドイツ北部の主要都市・ハンブルクを結ぶ交通幹線です。中央ヨーロッパから北極はスカンジナビアへ渡る鳥のルートと重なるためにこう呼ばれています。
 デンマークのロービュとドイツのプットガルテン間19キロは、フェリーで結ばれています。45分の船旅まで体験しましたが、ただ風が強いばかりでした。

 あらかじめ日本で購入していた乗車券と指定席券です。

 デンマーク南部の平原を、DB/ドイツ国鉄のICE-TDが突っ走ります。車内のディスプレーに速度が表示されます。「181km/h」がわたしの確認した最高速度でした。

 鉄道・自動車併用の特徴ある橋を渡ります。

 コペンハーゲン行きのICE-TDとすれ違います。

 ロービュで列車はそのままフェリーに乗り込みます。すぐ横のトラックとともに進むちょっと不思議な光景です。

 プットガルテンの岸壁が見えてきました。
 この間は、甲板やカフェテリアで過ごしました。

 エレベータで3階デッキに降ります。

 3階デッキには、ICE-TDが長い車体を横たえています。

 ドイツに上陸します。

 車内の様子です。2等ですがゆったりとしています。

 Hamburg Haupt Bahnhof/ハンブルク中央駅に到着しました。コペンハーゲンから4時間半の旅でした。

ウィーン 「Rosenberger」のカフェテリア

 【2010/09/21

 ウィーン市内で独りで食べた昼飯です。オペラ座近くのカフェテリア「Rosenberger(ローゼンベルガー)」にしました。ここは、最初にウィーンにやって来たときに入ったことがあります。
 何にしようかといろいろな料理を見て回り、ウインナーを頼みました。あとは自分で付け合わせのサラダを。

 もう一皿はペンネとサラダです。

  ステーキや鶏料理など、結構重たい料理もありますが、すっかり菜食大好きになった感じです。

 一番左端のビールを頼んだら、「これがウィーンのビールよ」と真ん中のZipfer Pilsを勧められました。「じゃ、それにする。ところで、写真撮ってもいい?」というわけでポーズをとってくれました。

 地下の2階が吹き抜けになって、中央に料理コーナー、周りにテーブルがあります。

[map lat=”48.20452118140527″ lng=”16.369532346725464″ width=”384px” height=”280px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]オーストリア[/map]

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

ヤツメウナギとご対面 デンマーク国鉄の車両

 【2010/09/16】

 デンマーク国鉄(DSB)の顔です。「ヤツメウナギ」の愛称があります。コペンハーゲン中央駅に向かう空港駅で最初にこれがヌーッと現れたときは、「出たー!」という感じでした。

 「IC3」型の3両編成の気動車です。加速性を重視した設計になってます。
 車両端には、ゴム製の大きな連結幌がついています。このため、編成連結が簡単という、すこぶる合理性を備えたデザインです。そうとわかってくると、なかなかかわいく見えてきます。

 DLに引かれた長距離列車です。

 こちらは最新型のようです。「IC4」型のようです。

 S-tog/エストーと呼ばれる近距離列車です。次々にやってきます。

 派手なペインティングです。この車両は自転車OKです。無線LANが可能な車両もありました。うらやましい。

 この写真は、いずれもコペンハーゲン中央駅で撮影しています。

 午後3時45分発のハンブルク行き列車を待ちます。「渡り鳥ライン」と呼ばれる列車で、バルト海をわたってドイツまで走ります。
 列車はドイツ国鉄(DB)自慢のICE気動車版、ICE-TDです。撮影しようとホーム中央で待っていました。日本のように「○号車はここ」といった表示は一切ありません。ところが、到着直前になって駅員が「ハンブルク行きはずーっと前の方に止まる」と教えてくれました。ホームに入ってきた列車を追って、大慌てで移動するのが精一杯で、車両の撮影はできませんでした。残念!

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

早朝のコペンハーゲン中央駅

 【2010/09/16】

 おとぎの国のお城のようなコペンハーゲン中央駅です。ターミナルではなく、貫通駅ですが、正面はレールの伸びる方向を向いています。

 この道を隔てたところにチボリ公園があります。

 時差ぼけで、旅の始めは朝早くに目が覚めます。ホテルは駅前だったので、早朝の散歩です。

 自転車通勤の車列が猛スピードで走り抜けます。自転車道は歩道とは明確に分かれています。

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

フランクフルト空港 「Goethe-Bar」のすし

 【2010/09/25】

 Luhthansa/ルフトハンザ航空で往復しました。帰途はウィーンからフランクフルト経由でした。
 ちょうど昼時(25日)になったので、乗り継ぎ便のゲートに移動する途中のカウンター・バーでテーク・アウェー(テーク・アウトではないそうです)しました。「Circle Special Sushi」(13.5EUR)です。パックに入って1500円はちょっと高い気もしますが、すぐに食べられるものと選んでしまいました。たっぷりのわさびがついてます。でもそれほど辛くはありません。

 サーモンはなかなかいけます。

 関空行きの搭乗窓口の前でパクつきました。
 「Goethe-Bar(ゲーテ・バー)」とはすごい名前がついてます。そういえばフランクフルトはゲーテが生まれた町です。ずっと昔、「ゲーテ街道」を旅したときの終着点がここだったのを思い出しました。
 

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

帰国しました JR新大阪駅の駅弁

 午前10時ごろ、自宅に帰り着きました。10泊12日という、これまでにない長い旅でした。この間の日本食は、ウィーンで食べた「天満屋」のおにぎりセットと、ハンブルク中央駅とフランクフルト空港でつまんだ安いすしでした。
 きょうの昼飯は、自宅に帰っても何もないので、途中のJR新大阪駅で買ってきた駅弁「和風弁当」です。醤油味がうれしいです。
 いつものビールも最高です。デンマーク、ドイツ、オーストリアでもビールは欠かしませんでしたが、これが「一番」です。

 やはり日本人です。駅弁らしくちょっとくっついたようなご飯ですが、なにより口に合います。

 新大阪駅で買ったのに、製造元は神戸市の「淡路屋」でした。

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

ウィーンから帰国します

【2010/0925】 

旅も最後。ウィーン空港でチェックインをすませました。フランクフルト経由で帰国します。落ち着いたら、旅の詳報をレポートいたします。

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。