京都御苑の近衛邸跡に咲く枝垂れ桜です。見事に満開を迎えていました。
こちらは「観桜祭」で公開されていた重要文化財 京都府庁旧本館の窓越しに見る中庭の祇園しだれです。
「京都人の密かな愉しみ」(NHKBS)で何度も登場した老舗和菓子屋、久楽屋(くらや)です。目に焼き付いたシーンでした。
室町上立売を上がったところにある和菓子屋、俵屋吉富の本店が暖簾を変えて使われていました。
日曜日とあって、残念ながらシャッターが閉まってました。店内の様子はわかりませんでしたが、こぢんまりとしたたたずまいでした。
隣は郵便局。赤いポストが映っているいるシーンです。
久楽屋の若女将、沢藤三八子が15年ぶりに再会した菓子職人とパリに旅立つ最終回のシーンです。
和服から洋装に着替えた常盤貴子が輝いてました。
托鉢の僧(実は腹違いの弟)にお布施する三八子が歩いてきそうです。
「さいなら」がエンディングでした。
烏丸今出川から歩きました。同志社大学のクラーク館です。奥さまの案内です。
ここで団時朗が洛志社大学の教授、エドワード・ヒースローとして教鞭をとるシーンに出てきます。
臨済宗相国寺派の大本山である相国寺は、京都五山第2位に列せられる名刹です。
相国寺塔頭の瑞春院は、水上勉の「雁の寺」で知られます。
番組に挿入されているオムニバスドラマ「桐タンスの恋文」に登場します。
俵屋吉富の本店、茶ろんたわらやと歩いてきたところは寺之内小川通りです。北に上ります。
不審庵(茶堂表千家)の立派な門です。
お隣は今日庵(茶道裏千家)です。
裏千家の前が本法寺です。
この夜桜の下で三八子は「京を捨てる」と未練を断ち切る菓子職人と別れ、15年後に再会します。
三上家路地です。路地は「ろーじ」と発音する袋小路です。
続編の「BLUE修業中」で、パン職人を目指す上町葉菜(趣里)が、その日、売れ残ったパンを近所のお年寄りに配りに行くシーンに出てきます。
本隆寺の瓦土塀が続きます。
雨宝院から眺める瓦土塀です。
三八子が通りがかり、エドワードに会釈する印象的なシーンです。
エドワード教授が参拝するシーンもあります。
花弁がかわったつばきがきれいでした。
「京都人の密かな愉しみ」のロケ地の一部を巡りました。わが家の墓地がある宇治の興聖寺も何度も登場します。
家に帰ると、ネットで予約した本が届いていました。「京都人の密かな愉しみ」(NHK「京都人の密かな愉しみ」制作班+源孝志監修、宝島社)です。ペラペラと繰っていくと、行きたいロケ地があちこちにあります。
* ブログ中の常盤貴子の画像は、この本からコピーしました
「京都人の密かな愉しみ」は、NHKBSプレミアムで放送された京都の四季と通して京都人しか知らないしきたりの由来と美しき暮らし方-を描いた番組です。今も再放送されるたびに見ています。
京都に花見に出かけ、番組のロケ地の一部を巡りました。
寺之内にある「茶ろん たわらや」は、番組では老舗和菓子屋「久楽屋(くらや)」の支店として登場していました。わたしはここで「自家製釜あげもち」をいただきました。
柔らかい甘さの蜜が、ぽっちゃりとした餅から滴ります。
湯からすくい揚げた餅にきな粉をまぶします。
抹茶の香りも素晴らしいです。
仕上げは、ほんのりと甘いあずき餡でいただきました。
2段重ねの塗りの器で出てきました。
奥さまが頼んだ「みつ豆」は、これまでの常識を覆すような美しさです。
常盤貴子が久楽屋の若女将、沢藤三八子を演じていました。ほれぼれとする和服姿で、奥さまが座っている椅子に腰かけたシーンもありました。
「茶ろん たわらや」は、俵屋吉富の小川店に併設されています。右側の路地から入ります。
茶ろん たわらや
075-411-0114
京都市上京区寺之内通小川西入ル宝鏡院東町592
「雲龍」で有名な「俵屋吉富」の本店も、番組では久楽屋の本店として毎回のように登場しました。
俵屋吉富 本店
075-432-2211
京都市上京区室町通上立売上ル室町頭町285-1