長岡京文化会館 長岡京室内アンサンブルのモーツァルト

 長岡京記念文化会館まで車で15分ほど。無料駐車場にとめて当日券を買いました。急に思い立って出かけた「長岡京室内アンサンブル モーツァルト&ブラームス 至高の室内楽」でした。
 モーツァルトのクラリネット五重奏曲K.581に魅かれました。LPやCDでは、いやというほど聴いている好きな曲です。
 今夜の奏者、吉田誠さんが手にしていたのは、バセットクラリネットでした。最低音が通常のクラリネットより低い音域まで出るそうです。
 まろやかで、とろけるような響きでした。大きなホールでしたが、奏者の息遣いまで聞こえてきそうでした。やはり「生」は素晴らしいです。うっとりとするひと時でした。 

 予鈴が鳴る前に若い奏者(ラ・ロワンテーン夏季アカデミー参加者)がステージ立って、音楽監督の森悠子さんとともに楽しい調べを響かせました。
 ブラームスのピアノ四重奏曲第2番は初めて聴きました。ピアノの小菅優さんの迫力ある演奏でした。