アナログ回帰 円高享受でオランダから管球を直輸入

 オランダの業者からの宅配物が届いていました。中身は真空管です。
 円高です。1ユーロが97円台まで下がった1月中旬、ネットで検索した真空管通販業者のサイトでポチリと押してしまいました。オランダの業者でしたが、ネット上ではオランダも、Amazonや楽天もあまり違いがありません。決済がYenではなくEURだっただけです。
 個人輸入だから、関税はかかるのかと思ってましたが、そんなのの請求はありませんでした。1本2000円ほどの真空管4本に、郵送料が2000円ほど。ユーロ建てでのクレジットカード支払いですので、手数料2円/EURほどがかかってますが、合計しても1万円しませんでした。

 アンプなどにもよく使われている12AT7の高信頼管です。
 CV4024という軍用タイプで、1980年代の英ムラード製です。新品ということで、きっちりとパッケージされています。こんなのが、まだ流通しているのですから、ちょっと不思議です。
 この真空管を使って、LPを聞くのに必要なEQ(イコラーザー)アンプを作ろうかと計画しています。

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「アナログ回帰 円高享受でオランダから管球を直輸入」への3件のフィードバック

  1. 「入院」といういい休暇?をお取りになって(笑)、趣味への傾斜を加速されましたね!

  2. 無事退院されて、予後もご順調のようで何よりでした。ゆっくりご養生下さい。
    今日ブログを拝見して、またまた驚かされました。12AT7・・・忘れていた遠い昔の記憶がまざまざと呼び戻されてきたからです。GT管からMT管に変わりつつあったころに、何とかシャーシ上のものをシャーシ内に内蔵したいと思っていた私は、まずプリアンプをMT管にやりかえることにし、作っては譲りしながらいろんなタイプを5、6台制作しました。主役はX7でしたが、T7を後段に使ったのも制作しました。ほんとに懐かしい思い出です。しかし、間もなくトランジスターも並行するようになってからはトランジスターアンプを制作しては仲間と聴き比べして、真空管の音は温かいけど、トランジスターは冷たいなどと評しあったりしたものです。あなたのアナログ回帰がここまで発展するとは思いませんでした。当時の私の行き付けは大阪駅前の「駅前ラジオ」「昭和無線」、日本橋では「三共無線」でしたね。シャーシに所定の穴を空け、ハンマートーンやちじみなどの焼付け塗装したのは福島の大開町界隈にあった塗装屋でした。先の2店があった場所は整理されて「旭屋書店」になり、書店が火災で消失した後、今のヒルトンホテルに変わっています。もう遠い50年以上も昔のことです。

  3.  masahiroさん
     どうも、わたしの心がおみとおしのようですね。

     イリさん
     お遍路のレポート以来、お返事もせずに失礼しました。お許しください。
     梅田にも電気店があったのですね。わたしも店の奥の扉から出ると、路地の向こうにも本が並んでいる旭屋書店は知ってます。その横にはたしか餃子の珉珉があったはずです。あの界隈は面影がありませんね。

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