(1) 水無瀬-宇治 (03/04/27)
水無瀬-淀川河川敷-山崎-淀-伏見-観月橋-宇治(-京阪四条-水無瀬)
4月27日(日)、晴れ。
「琵琶湖周歩の旅」にひとり出発する。
島本町水無瀬の自宅を出て、コンビニでアクエリアスのペットボトルを1本買う。
駅前の掲示板の表示はすでに22度を示してしる。暑い一日になりそう。
5分も南下すると淀川の河川敷へ。そこからちょっと上流へ歩いたところに、「河口から34.0km」の石碑があった。ここを今回の旅のスタート地点と定める。
後方は河川敷の水無瀬ゴルフ場、はるかに石清水八幡宮のある男山。
いつもはクルマで通り過ぎる国道171号沿いも、歩いてみると新たな発見が。
京都・大山崎町との境あたりに「官幣大社 水無瀬神宮」の石碑が立っている。
大山崎地区ピクニック広場は、バーベキューを楽しもうという親子連れらでにぎわっている。
宇治川にかかる宮前橋を渡る。
振り返ると右側の手前の山が天王山。その向こう側から歩いてきた。
歩き始めて2時間。そろそろ疲れが。
馬券を買いに京都競馬場に入っていく車を横目に休憩。
伏見の濠川(宇治川派流)。観光地区としてきれいに整備されており、気持ちがよい。
菜の花(?)には、モンシロチョウが舞っている。
十石船が観光客を乗せてゆらゆらと。伏見港開港400年を記念して1999年に復活した。「秀吉」号と「龍馬」号がある。30分ほどかけて、水上から、酒蔵が並ぶ伏見の町を見ることができる。
家並みの間から「寺田屋」が見える。坂本龍馬がお龍の機転で難を逃れた「寺田屋騒動」があったところ。柱には刃傷の痕も残っている。
寺田屋近くの路地のような商店街は、いつのころからか「龍馬通り」を名乗っている。
宇治川にかかる観月橋を渡る。岸には、伏見と大阪を往復した「三十石船」を模した屋形船が係留されている。
川を渡ると、宇治までは左岸に沿って歩く。その前にラーメン店に入り、ビールをぐっとガマンして、味噌ラーメンを食べる。そこそこの味だった。
「47.5km」と書かれた大きな看板。水無瀬から川の上をまっすぐあるいてくれば13.5キロの計算。実際には、淀-伏見間は堤防上を歩けなかったので、だいぶ大回りをしている。
マメができたのか、足の踵が痛い。
48キロ地点。対岸のあたりに、小学校時代の担任の先生が住んでいて、夏休みには遊びに行き、このあたりの川原で泳いだことをがある。
宇治橋に到着した。「大化2年(646年)に架けられて日本最古の橋」と説明されている。
万歩計は3万4000歩を超えている。