歩いて昼飯:歩 阿武山から総持寺へ

 「歩いて昼飯」とブログに書いていると、「わたしたちも連れてって」といつもの山仲間から声がかかりました。西国札所の総持寺に参りたいという希望もあり、阿武山を越えて古民家カフェで昼食、総持寺まで9.5キロほどを歩きました。
 阿武山(281m)は、高槻市北西部の裏山といった山です。コースは整備されていて、近隣の方々の散歩コースにもなっているようです。頂上も、ベンチやテーブルが並んでいて、ハイキングにぴったりでした。

 「武士自然歩道」とあります。これで「もののふ」と読みます。

 かわいい木彫りのお地蔵さまが祀られています。

 食後は、安威川に沿って春の陽気の安威川沿いを下りました。カモが一斉に飛び立ちました。

 西国22番札所、総持寺にお参りしました。わたしは12年前にご朱印をいただいています。

 【2020/02/20 10:37】
 JR高槻に集まって、高槻市営バスで山の中の関西大学までやってきました。学生の姿はありませんでした。

 殺風景な工事用道路のようなところを進みます。

 やがて阿武山への緩やかな山道となります。

 薄いピンクのアセビが、早くも花を咲かせています。
 

 【11:14】
 ひと汗かくまでもなく阿武山の頂上に到着です。3等三角点があります。 

 気温は10度を超えています。暖かなはずです。

 眼下には大きな継体天皇陵の前方後円墳見えます。はるかな稜線には、1月に登った交野山が確認できます。

 立派なご神木のエノキが枝を広げます。

 毛糸の帽子をかぶせてもらったお地蔵さまもいます。

 大阪・梅田辺りのビル群が霞みます。万博公園の太陽の塔も見えます。

 こちらはトーテムポール風です。

 阿武山古墳でです。ここから貴人のものと推察されて石棺や人体骨などが見つかりました。大化の改新の藤原鎌足の墓ではないかといわれています。

 すぐ裏には京大地震研究所のタワーがそびえています。

 住宅街に向けて急な階段を下ります。

 【12:05】
 ほぼ予定通りに、予約していた古民家カフェ「希志庵」に到着しました。

 【13:17】
 カフェでゆっくりとお茶までして、安威川の河川敷を下ります。 

 メタボなカモたちです。

 振り返ると、阿武山から地震観測所までがよく見えます。あそこから歩いてきました。

 西河原公園を通って国道171号を抜けます。

 【14:02】
 総持寺に着きました。あまりにも立派になっています。田んぼの中にポツリとあったような記憶しかありません。

 Uさんの納経帳の1ページが埋まりました。

 しだれ梅が咲いています。

 【14:21】 
 門前でJR総持寺に向かう仲間と別れ、わたしは阪急総持寺をゴールとしました。