京都・四条 「Saffron Saffron」の本日のランチ

 京都まで買い物に出ました。気になっていたクラシック専門の中古レコード店も探しあてましたが、輸入レーベル中心でどれもそれなりの価格がついてました。蚤の市的な楽しさには乏しかったです。
 昼飯は、町家を改装したような「Saffron Saffron(サフラン サフラン)」にしました。ドアを開けると、予想外にカウンターはいっぱいでした。
 「洋食と葡萄酒のお店」ということで、ハンバーグなど洋風のワンプレートが人気のようです。頼んだのは「本日のランチ」(860円)で、メーンは白身魚がサクッと揚がったフライでした。

 おばんさいのように、きれいな3皿です。だし巻き、小松菜とたけのこの和え物、小松菜とかぼちゃのサラダです。どれも京風の薄味でおいしいです。
 具材たっぷり、ゴマ油の香りがうまい豚汁もついてます。ご飯をお代わりしました。

 ちょっと歩いただけで喉が渇くシーズンになりました。よく冷えた生中がサイコーです。

 黒板に本日のメニューが書かれえてました。
 広い2階にも席があるようです。

 Saffron Saffron (サフラン サフラン)
 075-351-3292
 京都市下京区東洞院通仏光寺東南角高橋町605

小塩山 花と弁当と餃子と、美女はなし

 京都西山の小塩山は、カタクリの花が咲くことでこの時期、人気の山です。寒い一日で、日差しもなかったのでカタクリの花はイマイチでしたが、いろんな花が咲いてました。ミツバツツジも咲き誇ってました。
 花より男子の弁当は、JR向日町のセブン・イレブンで買ってきた「たっぷり明太子と焼き鮭ぎごはん(麦飯)」です。サケとイクラなら親子ですが、タラコでは他人ですね。いや、おいしさに変わりはありません。

 ゴールとなった善峯寺の枝垂れ桜は、山の上とあってまだ満開でした。光線がないので残念ながら輝いていません。

 仕上げは、阪急・東向日駅前の珉珉で餃子です。ちょっと寒い中を歩いてきましたが、生中で暖まって、きょうもいい1日でした。
続きを読む 小塩山 花と弁当と餃子と、美女はなし

京都・西舞鶴 「魚源」の魚源定食 

 この冬は空き家になってしまっていた舞鶴の妻の実家を見に帰りました。昼飯は「美味しい魚が食べたい!」と、「魚源(ととげん)」に行きました。
 「魚源定食」(税抜き1480円)をいただきました。こりっ、こりの造りです。美味しい魚は、漁港に近くないとダメですね。

 天ぷらは、頭付きのエビが甘く揚がってました。

 赤だしには、大きなハマグリがはいってました。いい出汁です。

 魚源
 舞鶴市引土263-18
 0773-77-5534

 向こうは、いつも魚を買う「丸富士食品」です。

 ヤリイカとタイ、エテカレイを買って帰りました。
 ヤリイカはさっそく細く刻んで、イカソーメンにしていただきました。トロリとうまかったです。

長岡京 「京・洛西 ぶへい」のお弁当 月

 「京・洛西 ぶへい」で昼ご飯をいただきました。一番簡単な「お弁当 月」です。
 舌の上でとろける造りです。
 2段の丸い器に、きれいに盛られています。「丸前角向(まるまえかくむこう)」でしたか。確かに綴じ目が手前にきています。

 ちまちまと詰まっています。貝の器には、鮭、ひろうす、えび、鴨、出汁巻き、麩、湯葉、大根・・・と、10品ほどがとりどりに楽しませてくれます。
 わさびまで、葉っぱになってます。

 天ぷらも、きれいに揚がってました。

 デザートも、ワッフルにアイスクリーム、果物ときれいに並んでいます。

 代表と料理長の経歴が掲示されていました。京都グランドホテルや下鴨茶寮、八千代と名だたる店が並んでいます。

 京・洛西 ぶへい
 075-956-0727
 京都府長岡京市井ノ内小西48-1

京都人の密かな愉しみ 「茶ろん たわらや」の自家製釜あげもち

 「京都人の密かな愉しみ」は、NHKBSプレミアムで放送された京都の四季と通して京都人しか知らないしきたりの由来と美しき暮らし方-を描いた番組です。今も再放送されるたびに見ています。
 京都に花見に出かけ、番組のロケ地の一部を巡りました。
 寺之内にある「茶ろん たわらや」は、番組では老舗和菓子屋「久楽屋(くらや)」の支店として登場していました。わたしはここで「自家製釜あげもち」をいただきました。
 柔らかい甘さの蜜が、ぽっちゃりとした餅から滴ります。

 湯からすくい揚げた餅にきな粉をまぶします。

 抹茶の香りも素晴らしいです。

 仕上げは、ほんのりと甘いあずき餡でいただきました。

 2段重ねの塗りの器で出てきました。

 奥さまが頼んだ「みつ豆」は、これまでの常識を覆すような美しさです。

 常盤貴子が久楽屋の若女将、沢藤三八子を演じていました。ほれぼれとする和服姿で、奥さまが座っている椅子に腰かけたシーンもありました。

 「茶ろん たわらや」は、俵屋吉富の小川店に併設されています。右側の路地から入ります。

 茶ろん たわらや
 075-411-0114
 京都市上京区寺之内通小川西入ル宝鏡院東町592

 「雲龍」で有名な「俵屋吉富」の本店も、番組では久楽屋の本店として毎回のように登場しました。

 俵屋吉富 本店
 075-432-2211
 京都市上京区室町通上立売上ル室町頭町285-1

京都・向日 「ほぁんほぁん」の京の皿うどん+レタス炒飯セット

 孫娘の笑顔から離れられなくて、一緒に昼飯に行きました。娘夫婦のお薦めの「ほぁんほぁん」です。歓歓(ほぁんほぁん)というパンダのような店です。看板もパンダです。
 中華料理でメニューもバラエティーに富んでますが、名物は「京の皿うどん」でした。「レタス炒飯セット」(1300円)にしました。
 野菜と塩だれで仕上げたたっぷりのスープに、花ガツオがかぶり、麺が見えません。あまり酸っぱくない梅干しがアクセントになります。初めて食べた味付けでした。

 「京」ということを象徴しているのが、この生麩でしょうか。意外な組み合わせがおもしろいです。

 レタスチャーハン、やさしい味付けです。

 国道171号沿いにあります。広い駐車場がありますが、いっぱいでした。

 ほぁんほぁん
 075-933-9144
 向日市鶏冠井町西金村4-6

京都・桂 「中村軒」の麦代餅とおうす

 10日ほど前に「白味噌雑煮」を食べたばかりの「中村軒」を再訪しました。創業明治16年のこの店の名物「麦代餅(むぎてもち)」(290円)をいただきました。つきたての柔らかいもちが、おくどさん(かまど)で上木(くぬぎの割り木)を燃やしてじっくりと炊き上げた餡を包んでいます。
 いつから甘党に宗旨替えしたのかと思われそうですが、たまにはいいものです。「おうす」(430円)も、いつ以来でしょうか。大昔には「お茶」を習っていたこともあります。

 前回は並んでいなかった大きな雛段がしつらえられていました。明治時代の飾りです。

 麦代餅には、ミニサイズもあります。百貨店などに並んでいるのは、そちらです。

 これまでの中村軒

 中村軒
 075-381-2650
 京都市西京区桂浅原町61

京都・伏見 「鳥せい」のやき鳥定食と蔵出し生原酒

 京都一周トレイルの追加となっている伏見・深草ルートを、先週に引き続いて同じメンバーと歩きました。ゴールは、清酒の酒蔵が並ぶ伏見でした。「鳥せい」で、松尾からずっと歩いてきたお仲間と祝杯をあげました。
 「やき鳥定食」(750円)です。さすがにおいしい焼き鳥が4串。なかでも手羽は絶品です。
 「金聖」の山本本家の「蔵出し生原酒」(430円)は、サラリとした辛口です。冷えた体が生き返りました。さすがにこの日はビールを敬遠してよかったです。

 プラス100円でみそ汁からグレードアップした「かす汁」です。酒粕たっぷりの濃厚な味です。温まります。

 きょうも混んでました。「30、40分、お待ち願います」とのことで、近くにある黄桜のカッパカントリーや坂本龍馬ゆかりの寺田屋を回ってくると、すぐに席につけました。

 鳥せい 本店
 050-5868-4951
 京都市伏見区上油掛町186

京丹波 「道の駅 味夢の里」の大黒本しめじご飯/温黒豆うどん

 舞鶴まで京都縦貫道を走りました。途中の京丹波の「道の駅 京丹波 味夢の里」で簡単に昼飯にしました。フードコートで食べた「大黒本しめじご飯/温黒豆うどん」(780円)です。
 丹波名産の黒豆を練り込んだ自家製麺のうどんです。もっちりと、そしてほのかに黒豆の香りがします。

 大きなシメジが炊き込まれたご飯です。

 すぐ横に製麺所がありました。うどんや瑞穂そばを打ってます。

 この日は暖かくなりました。でも、日陰にはまだ雪が残っていました。

 道の駅 味夢の里
 京都府船井郡京丹波町曽根深シノ65−1
 0771-89-2310

 帰りのトイレ休憩で売店をのぞくと、おいしそうなしめじが並んでました。1袋、ゲットです。

京都・桂 「中村軒」の白味噌雑煮

 一月もあっという間にお終いです。「中村軒のお雑煮が食べたい」というリクエストがありました。桂まで車を走らせました。
 「白味噌雑煮」(930円)です。柔らかいトロリと伸びる餅が二つ入ってます。飾らない、素直でまろやかなお味です。

 「お好みで」という別皿の削り鰹節をたっぷりとかけます。
 「昆布と鰹節、山利さんの白味噌の他に何か使ってられるんですか?」と奥さまが尋ねました。若い店員は調理場に行って聞いてました。「昆布と鰹節、白味噌だけだそうです」というのが答えでした。
 わが家のお正月の雑煮も、ここで教えてもらった山利の白味噌を使っています。充分においしかったですが、その上をいってます。

 小芋がひとつ、入ってました。

 「赤飯」(410円)も頼みました。ほっこりとします。

 奈良漬は、きっと田中長でしょう。

 お持ち帰りもありました。

 作り方が説明されています。
 熱湯で昆布だしをとり、白味噌を。柔らかくした餅をいれて、鰹節をふりかける。それだけでした。

 坪庭が、冬景色です。

 これまでの中村軒

 中村軒
 075-381-2650
 京都市西京区桂浅原町61