こちらの人たちが、テラスが好きなのがよくわかります。
ホテルの庭に出て、木陰で風に吹かれています。いい時間です。
vino blanco/白ワインは、水の感覚です。あまり酔いません。
前のイスに足を投げ出して、今の瞬間です。
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【9/11】
アルスーアで予約していた「HOTEL SUIZA」は、町の中心からちょっと離れたところにありました。国道沿いのモーテルといったたたずまいです。予約サイトなんかの評価はあまり良くなかったので、期待はしてなかったのですが…。うれしい方に裏切られました。すばらしい。
ホテルのレストランです。夕食は予約してませんでした。入っていくと、きれいにセッティングされてます。「食べられる?」と聞くと、「シンコ・ミヌートス」との返事。5分待ってということかと、バーのカウンターに座っていると、呼びに来てくれました。
MENUのファーストから選んだ「生ハム・メロン」です。
生ハムの塩と、メロンの甘さが絶妙です。こんな風に食べるの初めてです。日本のレストランなら、デザートの一品として一切れ出るのがせいぜいでしょう。
なんとぜいたくなことに、生ハムは残しました。もう満足しました。
セコンドは、「目玉焼きとチョリソー、ポテト添え」です。
チョリソーはちょっと辛くて敬遠しました。目玉焼きは、どこで食べても同じ味です。ポテトフライも、全部平らげました。
デザートは、「ナシ」を選びました。それにしても、そのまま1個が出てくるとは思ってませんでした。どうして食べたらいいんでしょう。
ま、あまり考えずにナイフで切って、皮も剥いていただきました。
これで12EURです。ちょっと信じられない安さです。
ボトルの水もついてます。
白ワインは、グラスで頼みました、これもボトルで出てきました。
【9/11】
巡礼3日目です。30キロほど歩いて、アルスーアに到着しました。町の中はカンカン照りで暑いです。予約しているホテルまではまだ2キロほどありますが、とりあえず昼飯にしました。急ぐことはありません。
町の中心部の広い木陰にテーブルとイスを並べているカフェがありました。風が気持ち良いです。
頼んだのはスパゲティとビール。
いかにもスペイン人といった小柄で彫りの深い顔をしたおっちゃんが、ビールは大きいのか小さいのかと聞いてくれます。もちろん「大きいの」。
タブレット端末のNEXUS7を取り出して、ネット接続を試みます。
スペインではWiFiが普及していて、たいていのホテルやカフェ、バールなんかで利用できます。パスワードで保護されてますが、NEXUS7をかざして「パスワード?」と聞くと、すぐに教えてくれます。メモ用紙に書いて渡してくれたり、「ここに書いてある」と壁の掲示を教えてくれたり。
ホテルの内線電話で聞いたときは、スペイン語のアルファベットで答えられたらどうしようと懸念しましたが、「one-two-three~nine-zero」と返ってきて、思わず「Ok,I understand.」。
で、ここのカフェでは、おっちゃんが店の看板を指さして「casqueiros」とひと声。さらに指の間を狭めて、なにやら言いました。そうか小文字ということかと教えに従って入力すると、一発でつながりました。
スパゲティは、メニューの写真はトマトソースです。出てきたのはボロネーゼ風でしたが、どちらでもよかったです。空腹にはペロリでした。
2013年9月11日
巡礼3日目です。歩くことに体は慣れてきましたが、足にマメができました。歩き始めの第一歩が痛いです。でも歩くしかありません。
きょうの道程は、アルスーアの町の先のホテルまで30キロほどです。
よい天気の1日となりました。
巡礼2日目も、予定通り25キロほど歩きました。
ゴールが見えてきた終盤です。のどが渇いたなと歩いていると、「Cafe」の文字。入ってみると、様子が違います。何にするかと聞かれ、ミルクを頼むと、どうぞ。なんと無料でした。寄付箱を指差されただけ。ポケットの20セントを入れまし。
温かい、濃厚なミルクです。
休んでいると、目の前を牛が通り過ぎました。
「もっと飲むか」と聞きにくれたのではないでしょう。
どこからきたんだ? というので「ハポン」と答えると、ここに描いてくれと。
わたしがチョークで描た日の丸が、誇らしげです。
のどかな、心温まる村でした。
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タコに舌つづみです。
パラス・デ・レイの夕食です。MENUにプルポとありました。これって、タコのはずです。当たりでした。予定通りのタコが登場しました。
茹でたタコに、オリーブオイルがかかってます。赤いのは何でしょう? まさか一味ではないし。
ちょっとタコが茹で過ぎという気もしますが、安心していただきました。
明日歩くメリデという町の名物です。
もう一皿はミックスサラダです。
「生ハムメロン添え」を頼むつもりだったのに、間違えました。
MENUには、ハーフワインとパン、コーヒーまでついて、これで9EURのはずです。
まだ勘定は済ませてません。
ネットがつながるので、ゆっくり食べながらアップします。
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《追加写真です》
【9/10】
巡礼2日目は、予定通りパラス・デ・レイをゴールとしました。予定と違ったのは宿でした。この日は予約なしのアルベルゲ(巡礼宿)に泊まるつもりでしたが、いざとなるとどこにするかと迷い、おじ気ついてしまいました。町を歩いていると、こぎれいなホテルが目につきました。
「Do you have a single room,tonight?」。まるまる「早希ちゃん英語」(ご存じないかたは、深夜テレビ番組「ロケミツ」をご覧ください)で聞くと、「シャワー付きで32EUR」ということで、一発で決まめました。
ホテル・フロントも兼ねている1階Barに座り込んで、そのままビールです。
ボガディージョは、スペイン風サンドイッチといったところです。堅いバケットを2つに割って、生ハムがはさんであります。大口を開いてかじりつきます。パンがシコシコとおいしいです。
今夜のベッドが確保されたので、余裕です。
わたしが食べたボガディージョは一番上の「Jamón Serrano/生ハム」(3.5EUR)です。
巡礼のガイドブックには、朝食でボガディージョを頼み、食べきれなかったのはそのままテイクアウトして昼飯にするとよいと説明されていました。
Arenas Palas
Av. Compostela N16, Palas de rei
ちょっとシエスタ/昼寝タイムを挟んで町に出てみると、快晴になってました。みんな、ゆっくりとくつろいでます。
こんな風にくつろいでいるのは、アルベルゲに泊まる巡礼者でしょう。それにしてもいい気持ちです。
ロマネスク様式のサン・ティルソン教会です。
ステンドグラスが華麗でした。
2013年9月10日
巡礼は2日目を迎えました。ポルトマリンからパラス・デ・レイまで24.8キロの道程でした。
この日は、ちょっと天気が悪く、午前中はガスが晴れませんでした。
日本と同じ紫陽花が咲いてました。花の季節はちょっと違います。
こちらの教会です。尖塔はなく、鐘が平面的に配置されています。
ポルトマリンに着きました。旧市街に入ったところに、大きなテントの屋台が出てました。腹が減っていたので、スルスルと吸い寄せられましたら。
スペアリブでしょうか。あばら骨が、塩コショウで焼いてあります。手を油だらけにしてかぶりつきました。最高です。
ビールはご当地、ガリシア州産のようです。カラカラの喉に吸い込まれました。
汚いですが、完食の証明です。
ここで焼いているのを見て、それちょうだい。
プルポ(タコ)もいい具合に茹で上がってます。つぎはこれです。
全部で10EURちょうどでした。
隣の屋台には、生ハムがぶら下がってました。これもおいしそう。
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