紫陽花ハイク 神戸市立森林植物園

 (03/06/29)

JR大阪駅に集合
「鎌田くんは、こないの?」

砂時計が動き始めるのを待つ

JR大阪駅の砂時計
集合時間の午前9時なになると、
中央の砂の部分が180度、回転する

JR三宮から神戸市立森林植物園まで
赤線が今回のコース

 JRで三宮から歩行開始
 新神戸駅のカード下をくぐると、
すぐに「布引の滝」

都会から一転した緑の中を歩く

雌滝の姿を
携帯カメラの収める

布引の滝は「伊勢物語」などにも登場する
在原行平、後醍醐天皇らの句碑が
次々にあらわれる

布引五本松堰堤は
土砂のしゅんせつ作業中

トゥエンティークロスを渡る
20回はなかった

雨は覚悟してきた
でも土砂降りにはならなかった

スイレンがあちこちに咲いている

 売店で缶ビールを買い込んで
のんびりと昼食

すぐ近くをウサギが横切った

無人の裏口(東門)から入り
入園料を払わなかった
神戸市立森林植物園

アジサイがしっとりと雨にぬれている

 全員集合!

携帯カメラでもこの出来栄え
カメラが進歩したのか、被写体がいいのか、いや腕が・・・
(撮影・吉本)

ちょっとポーズ

水たまりもバシゃバシャバシャと歩いた
元気なオバサマの足元は左端

原くんもデジカメを購入
わたしのポーズを撮影してくれる

 大阪・お初天神通りの贔屓屋で
焼岳登山の打ち合わせ

琵琶湖周歩の旅 その5 長命寺ー新海

(5) 長命寺-新海浜 (03/06/14)

 (水無瀬-JR近江八幡-)長命寺-休暇村近江八幡-堀切港-水車橋-新海浜-新海(-JR稲枝-水無瀬)

距離=16キロ  総歩数=24,833歩


9:41
 「近江商人発祥の地」の碑があるJR近江八幡駅
 梅雨の真ん中だが、朝起きたらまあまあの日和。雨覚悟で出かけてくる


10:08
 長命寺のバス停が今回のスタート。竹生島に渡る船が出る長命寺港には、「琵琶湖周航の歌」の歌碑がある


10:08
 6番の歌詞は「西国十番 長命寺 汚れの現世 遠くさりて 黄金の波に いざ漕がん 語れ我が友 熱き心」
 この後半が碑文になっているが、ここまでは知らなかった


10:13
 近江の詩人、米田邦郎の歌碑


10:21
 アザミがきれいに咲いている


10:47
 林に囲まれたカーブの道。ポツリ、ポツリと雨が降り、傘をさして歩く
 この旅では、琵琶湖は必ず左手にある。樹林の間から見え隠れする


10:49
湖上に沖島が浮かぶ。対岸の比良はかすんでいる


11:19
 休暇村近江八幡。ここは「近江湖(うみ)の辺(べ)の道」の東の起点。終点は西岸の近江舞子
 大半は、この道を沿って歩くことなる


11:20
 休暇村近江八幡の前の浜。静かに波が打ち寄せる


11:26
 伊崎白旗釣り場。左下に見える白い旗をポールに揚げると、迎えの船がやってきて、釣り場へ連れて行ってくれる、と説明版にある
 鯉やブラックバスがつれるようで、一日入漁券は3000円。渡船料は無料


11:37
 ここはどこ? 
 近江八幡市沖島町です


11:44
 人ひとりいない静かな堀切港
 ここから沖島に渡る定期船が出ている


11:50
 夏の風物詩「伊崎の竿飛び」で有名という(わたしは知らない)伊崎不動尊への分かれ道
 天気が悪いのに、岬の山道を歩くのは億劫で、今回は素通り


12:23
 上流3キロほどにある「能登川町の水車」というのが有名らしい。大同川にかかる「水車橋」の脇ミニチュアがあり、、休憩所も
 駅のコンビニで買ってきた弁当を食べる


12:23
 雨にぬれて、アジサイが咲いている
 近畿の梅雨入りの日の夕刊4紙は、そろって1面にアジサイのカラー写真を載せていた。撮影場所は、神戸・森林公園(今度、みんなで行くところ)、奈良・矢田寺、京都・哲学の道、大阪とばらばらだったが、産経など2紙にはアジサイの葉の上に大きなカタツムリ。あとの2紙のカメラマンは叱られたのかな。で、あたりを探すが、ここにはカタツムリはいなかった


12:54
 栗見出在家の家並み
 どの家も、赤いべんがらを塗った塀がある


13:11
 近江八幡市、能登川町をすぎ、愛知川を渡ると彦根市に入る


13:25
 麦が穂をたわわに実らせている


13:30
 湖国バスの「新海西」が本日のゴール
 バスはいつ来るのかと標識を見ても、時刻表はない。フリー乗降区間ということで、新海の集落へ向けて歩いていくと、すぐに2、3時間に1本しかないバスがやってきた。ラッキー!! 
 手をあげて、バスに乗り込む。乗客はわたしひとり


13:51
 JR稲枝駅
 こんな旅でもしない限り、降り立つことはない駅である

琵琶湖周歩の旅 その4 烏丸半島ー長命寺

(4) 烏丸半島-長命寺 (03/06/07)
  


 (水無瀬-JR草津-)琵琶湖博物館-琵琶湖大橋-あやめ浜-日野川大橋-岡山園地-長命寺(-JR近江八幡-水無瀬)
 歩行距離=23.5キロ  歩数=33500歩(歩数計を忘れたため、概数)


9:25
JR草津駅からバスに乗り、烏丸半島へ。


9:57
前回、ひと息ついて缶ビールを飲んだ琵琶湖博物館横の売店が、今回の出発点になる。


9:59
烏丸記念公園の中央広場にある高さ15メートルのステンレス製モニュメント。その向こうには、高さ95メートルの風力発電設備「くさつ夢風車」が。ただし、風は弱く、プロペラは微動だにしていない。


10:07
湖岸道路の「さざなみ街道」には100メートルごとにこんな標識が。


10:12
「ヨシやハスを大切にしましょう」という看板。このハスが花をつけたら、モネの風景になるはず。


10:35
麦秋。茶色く色づいて穂を垂れる麦畑が広がる。


10:48
少しくらいは自分の姿も記念にしようと、今回は小さな三脚を買ってきた。セルフタイマーを使って撮影。


10:55
琵琶湖大橋が見えてきた。バスフィッシングのボートがあちこちに浮かび、爆音を轟かせる大型ボートが行き交う。


11:03
花の名前は知らない。でも黄色の花びらがが素敵だった。


11:16
湖岸道路に交わるただの道路の名前が「美術館通り」とは。この向こうに佐川美術館がある。
「中国染付 コバルトブルーの世界」という開館5周年記念展を開催中で、ちょっと気になるが、今回は素通り。近くには「飛脚」の銅像が正面に構える保養施設や体育館と佐川一色。


11:21
バスフィッシングに混ざり、釣竿だけが湖面に向けて伸びている。聞けば、フナを釣っているという。竿の根元には、振動を感知するセンサーと発信機がセットされている。こんなのを5本くらい並べて、釣り人は涼しいクルマの中で受信機が知らせるのを待っている。なんとも現代風というか、ずぼらな釣りである。


11:40
琵琶湖大橋の東岸にある「びわ湖わんわん王国」。


12:15
なぎさ公園で、コンビニ弁当を食べる。東の空が暗くなり、遠く落雷も聞こえ出す。


12:23
野洲川にかかる中州大橋は傘をさして渡る。


12:57
雨は上がった。マイアミ浜に咲く菖蒲が美しい。


13:06
ゴッホの「跳ね橋」を想像する風景。


13:36
あやめ浜まで13.5キロ。本日はここで終了のはずだったが、バス停の時刻表を見ると、1時間以上の待ち。飲料水のベンダーひとつない田んぼの中の停留所にいても仕方ないと、そのまま歩き続ける。


13:43
紫式部の歌碑がある。
「おいつ島 しまもる神や いさむらん 浪もさわがぬ わらわへの浦」


13:53
草津市から歩き始め、守山市、中主町を過ぎ近江八幡市に入る。
ここで出発直後に「15.2キロ」だった標識が「0キロ」になる。


14:23
小高い山は「水茎(みずぐさ)の岡」。万葉集はじめ古今・新古今に詠われる名勝で、昔は島だったという。


14:40
ひたすら湖岸道路を歩く。行く手の山の上は八幡城跡。


15:07
長命寺橋の上から、西の湖につながる水路を眺める。
「春色 安土八幡の水郷」と琵琶湖八景のひとつに数えられる水郷めぐりの船が待っている。


15:16
西国三十三カ所第31番札所、長命寺の参道入り口。
ここが今回の終着点。缶ビールを飲み、バスでJR近江八幡へ。