きょう14日が「鉄道の日」であることを、朝のニュースで知りました。そういえば最近、あまり遠出していません。「鉄分」が不足しています。
急に思い立って「大回りの旅」に出かけました。JRびわこ線の草津から関西線の柘植(三重・伊賀)まで行き、ホームのベンチで買ってきた駅弁で腹を満たしました。他にたいしたトピックスはなく、そのためにはるばる揺られてきたかのようでした。
「ひっぱりだこ飯」で人気の神戸の老舗駅弁屋、淡路屋製です。タコがうまいです。
柘植の広いホームはガラガラ。草津からの列車が遅れ、接続している加茂行きに乗れませんでした。時間もたっぷりありました。のんびりと駅弁を広げました。
「六甲山縦走弁当」(980円)です。山に行くワケでもないですが、こぶりなところが気に入りましいた。
京都の2階通路にあるショップで買いました。1000円札1枚で釣りがくる駅弁なんて、ほとんどありません。
大回り乗車のアリバイ写真が続きます。
【2026/10/14 09:30】
JR島本から出発です。目的地はお隣の高槻です。真っ直ぐに行けば所要時間は5分、運賃は180円です。
JR大阪近郊区間の路線図です。
この区間の2駅間の運賃は、実際に乗車した路線距離ではなく、最短ルートで計算されます。ただし一筆書きで、かつ同じ駅を2度通過しないというルールがあります。それが「大回りルート」です。
かつて島本から湖西線経由でびわ湖を回り、草津から柘植、奈良、和歌山、京橋、尼崎から高槻と目いっぱいの距離を乗り継いだこともあります。
スマホに入れているスマートICOCAで入場しました。
最初の列車は、高槻とは反対向きの京都方面への快速でした。
京都で下車して、駅弁を買い込みました。この先、駅弁はもとより、売店はほとんどありません。
草津で草津線の柘植行きを待ちます。あまりダイヤを調べずに飛び出してきたので、半時間もベンチに腰かけていました。
近江富士(三上山)が臨めました。
2駅目の石部で対向列車とのすれ違いを待って17分も臨時停車していました。
途中の踏切の遮断機棒が折れていたとかで、安全確認のために不通となっていました。
単線区間です。やっと対向列車とすれ違ってスタートしました。
貴生川です。ホームの向こうに近江八幡ー彦根ー米原までをつなぐ近江鉄道が止まっています。1日乗車券を買って、全線乗車したいと思っています。
忍者といえば「いが、こうが」だと思っていました。甲賀(こうか)と濁らないのですね。
15分以上の遅れで柘植に到着です。はるばる三重県です。
大回り乗車は改札を出ることはできません。出ても何もありません。缶ビールくらい欲しかったのですが。
三重県で初めてできた鉄道駅だそうです。長いホームに複数の引込線など、かつての基幹駅だった名残です。
小学校の修学旅行は京都から伊勢に参りました。国鉄でしたから行き帰りにここを通ったはずです。乗り継ぎなしの専用列車だったのでしょうか。
あちこちに忍者が待ち伏せしています。
反対側から加茂行きもやってきました。わたしの脳内方位とは一致せず、最後まで方向が逆、乗り間違えてないかと不安でした。
帰宅後に調べました。奈良から三重につながる関西線は東西に走っているという固定観念が間違いの基でした。実際の駅は南北にレールが走ってました。なんと南が奈良方面でした。それが方向感覚を狂わせていました。
伊賀上野ではどっと乗客で下車しました。そこまで立っていた客もいて、想像以上の混雑でした。
居眠りしていると加茂でした。大阪環状線回りの大和路快速に乗り換えました。
そのまま大阪まで乗ってもよかったのですが、久宝寺で大阪ひがし線に乗り換えました。
新大阪に到着。駅ナカでちょっと一杯との誘惑もありましたが、そのまま快速に。
大阪から京都、滋賀、三重、奈良、大阪と5府県に足跡を記しました。
3時半に高槻で下車しました。6時間、198キロ、180円の旅でした。
改札ゲートにわたしのスマホをかざすと、何事もなかったように180円を精算してくれただけです。あっけなかったです。画像はブレています。
時間超過でピンポーンと鳴り、有人窓口で「大回りしてました」と弁明したこともありました。
ICOCAの往復の利用履歴です。
駅弁とペットボトルのお茶、往復運賃のトータル1500円ほどで1日、楽しませていただきました。わたしのあまりパッとしない鉄道の日でした。




























