Merry Christmas from JNO

 奈良に本社を置く「Japan National Orchestra 株式会社」から宅配便が届きました。「Merry Christmas & Happy New Year」のカードと2025年カレンダーでした。
 受け取った奥さまは大喜びです。
 Solistiadeという、ピアニストの反田恭平とJNOのファンクラブに奥さまは加入しています。企業が配布するカレンダーのようなものが支援者に配布されたようです。
 JNOは、オーケストラとしては異例の株式会社として運営されています。コアメンバーは、その社員として身分が保証されています。このカードやカレンダーも、きっと経営者・反田くんのアイデアだったのでしょう。

 さっそくサイドボードのサンタクロースと並べてみました。

 カレンダーは二つ折りで、立てかけると両面から見ることができます。
 4月には反田くんと、ホルンの鈴木優ちゃんらが映っています。

 10月はコンサートマスター(ヴァイオリン)の岡本誠司さんと並んでいます。社長というなれば副社長です。音楽の世界だけにとどまらず、いろんな顔をもっています。

京都駅 山本まんぼの「べた焼き 全部入」

 JR京都のジェイアール伊勢丹まで買い物に出かけました。昼飯は塩小路高倉を北に行った「山本まんぼ」にしました。「昭和23年創業 まんぼ焼き発祥の店」と看板にも書いている有名店です。
 頼んだのは京都人のソウルフードともいうべき「べた焼き 全部入」(1100円)です。豚肉、イカ、ホルモン、油かす、タマゴなど全部が入っています。
 クレープのように薄く延ばした小麦粉の上に多くはない具材を載せ、タマゴが覆っています。ソースは中ほどの「甘辛」です。
 端からコテで切って、そのまま口に運びます。箸は使いません。パリッと焼けて、懐かしくもある味です。

 ビールを飲んで、焼き上がりを待ちました。
 子どものころ、銭湯からの帰り道に路地の角にあった小さな店で焼いているのを買ってもらったのはべた焼きでした。そんなことを思い出しました。

 鉄板の左がべた焼き、右がまんぼ焼きです。
 並べてみると、べた焼きに麺を追加したのがまんぼ焼きというルーツをもつかのようです。
 同じ粉ものでも、ふわっとした大阪のお好み焼きや、大量のキャベツを蒸し焼きにしている広島焼きとは別物です。

 昔は、南に5分ほどのラーメンの人気2店が並ぶ高橋(たかばし)の筋向いにありました。跡地は区画整理されて京都市立芸大のキャンパスになっています。

 山本まんぼ
 075-341-8050
 京都市下京区小稲荷町61-5

 きょうの買い物は「山利 白味噌」でした。わたしの年末恒例の行事です。お正月の雑煮は、この白味噌が欠かせません。
 これまでは、錦市場の「麩嘉」で買っていました。伊勢丹でも売られていることを知りました。地下2階の食料品売り場に、豆腐などと並んでいました。

 伊勢丹の催事場で「北欧展」が行われていました。
 かわいいサンタクロースが並んでいました。

 同じサンタを昨年、大阪・なんばの高島屋大阪店で買っていました。
 わが家に飾っています。ひとつがホンモノ。あとのふたつは、わたしが丸棒を切ってつくったコピーです。ひとつで1500円ほどもしますから、たくさんは買えません。

 板を重ねて作られて鳥です。かつて、どなたかにいただいてつくった覚えがあります。

 わたしの目が釘付けとなった1枚です。フィンランド・ARABIA製です。トラムや町の様子が鮮やかに描かれています。

 ビンテージものの食器です。見とれてしまいますが、どれも「0」がひとつ多いです。

凧をつくる 2025モデルは「四面体凧」

 この歳になっても、お正月の楽しみは凧揚げです。2025モデルの凧をつくりました。「四面体凧」のヴァリエーションです。
 オリジナルは、電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベルが4つの三角を合わせた三角すいの「四面体」を組み合わせた「四面体凧」を発明して、研究を進めていました。ベルが考えていたのは、人をも運ぶような大規模なものでした。
 わたしのは、孫娘の笑顔を見られたら満足できる簡単な凧です。

 四面体凧を解説した図面です。ネットから探してきました。しかし、平面図から立体を想像するのは、なかなか難しいです。

 厚紙を切って、プロトタイプをつくりました。これで全容を理解できるようになりました。
 ベルのオリジナルは、四面体の積み重なったフレームに膜を張る構造となっています。でもプロトタイプを眺めているうちに、フレームを省略したタイプを思いつきました。

 膜となる正三角形の型紙をつくります。

 百均で買っていたラッピングシート(ポリプロピレン製)に印をつけて、カッターナイフで切断しました。

 補強のため、四隅に両面粘着テープを張って折り返します。

 折り返しの端に糸を通しておきました。

 4枚のパーツができあがりました。

 2枚は、長さ450mm、太さ4mmの丸棒に接着しました。

 青色の2枚は、長さ900mm、太さ5mmの丸棒に並べて接着しました。

 ピンク膜の端を、長さ900mmの横棒に結び付けました。ブルー膜も固定して完成しました。
 とりあえず思いの格好には仕上がりました。でもこれが風を受けて上手に揚がってくれるかどうかは、まるで不明です。テストフライトが楽しみです。

孫娘と「ぐにゃぐにゃ凧」を揚げる

 インフルエンザ流行で学級閉鎖となった小学2年生の孫娘を預かりました。独りで阪急に乗ってやってきました。
 正月には、みんなで恒例の凧揚げをするための2025年モデルの凧を設計中でした。間に合わないので、簡単にできる「ぐにゃぐにゃ凧」を孫娘と一緒につくりました。
 昼ご飯を食べた後、水無瀬川近くの公園に出かけました。思っていたほど寒くはなく、肝心の風もほどほどに吹いてました。元気に走り回る孫娘に引っ張られて、凧はうまく揚がってくれました。

 後ろは、サントリー山崎蒸溜所と天下分け目の天王山です。

 元気に走り回ります。

 2025年モデルの凧を作るために準備していた丸棒を流用。銀色のシートは、今年の凧で使った百均のアルミ蒸着保護シートが残っていました。
 午前中に、つくりました。半時間ほどでできあがりました。

大阪・フェスティバルホール 反田恭平ピアノ・リサイタル2024

 大阪・中之島のフェスティバルホールで「KYOHEI SORITA Piano Recital 2024」を聴きました。またまた大変身した反田くんがいました。
 ショパンの「幻想ポロネーズ」の第1音を聴いて驚きました。ゆったりとしていました。限りなく広く、究極にまで優しい音色でした。
 ラベルの「夜のガスパール」は、隅々にまで神経が張り巡らされた緻密で哲学的な響きでした。すっかりマエストロ・反田でした。
 そしてムソルグスキーの「展覧会の絵」です。展覧会さながら華麗な絵画を巡っていると、あっという間に「キエフの大門」に来てました。オーケストラ版を指揮しているかのような演奏で、この大曲をこんなに短く感じたことはありません。最後は、一音一音、総髪を振り乱しての大爆発でした。大満足でした。

 おまけには、パパ反田に戻った「トロイメライ」など、アンコールは次々に5曲も弾き続けてくれました。

 広いホールが、スタンディングも含めて大きな拍手で包まれた演奏会でした。最高のクリスマスプレゼントをいただきました。

 いただいたチラシには、グスターボ・ドゥダメル指揮、ベルリンフィルの演奏会のもありました。
 聴きたいですが、なんとチケットは5万~3万円もします。とても手が出ません。富士山麓の河口湖の野外ステージで行われるヴァルトビューネ河口湖のチケット先行発売も始まりましたが、こちらもほぼ同額です。ジャンボ宝くじでも買わなくてはなりません。

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 2025

カトリック河原町教会 大阪バッハの「メサイア」~音の洪水に酔う

 京都・河原町三条のカトリック河原町教会で「能登半島災害復興支援チャリティーコンサート」を聴きました。奥さまも加わっている大阪バッハ合唱団のヘンデルのオラトリオ「メサイア」でした。
 聖堂の2列目でした。3メートルほど先で指揮・テノールの畑儀文さんやソリストが歌い、ザクセン・カンマーオーケストラがハーモニーを奏でます。そのすぐ後ろには合唱団が5層の壁を築いています。ほとばしる音の洪水に身をさらしました。
 9月にも同じ奏者のメサイアを、大阪・いずみホールで聴いています。熱気があふれる演奏でした。でもホールの離れた席で聴くのとは迫力が違いました。第3部「復活と永遠の生命」の終曲、「アーメン」はこれまで聴いたメサイアの中でも最高の盛り上がりでした。

 正面の壁を覆うステンドグラスが印象的な聖堂です。

 聖フランシスコ・ザビエル大聖堂というのが正しい呼び名です。ということはザビエルなのでしょう。

 教会の北側にあったホテルが立て替えられて、辺りの景観が一新されています。

 奥さまと待ち合わせて、久しぶりにお茶をしました。
 四条小橋を下がった「フランソア」です。純喫茶と呼ぶのがふさわしい昔からの佇まいです。

 レモンケーキは、フィンランドのARABIAのガラスプレートに載っています。

 1934年に開業しました。現在のインテリアは1941年に改装したデザインをほぼそのまま守っています。

 すぐ前が千枚漬の村上重本店です。

 シーズンが巡ってきた千枚漬と奈良漬をゲットしました。

 横の路地を入ったところには豆腐の「賀茂とうふ近喜」があります。こちらは1834(天保5)年創業の老舗です。

 「にがり木綿」を買って帰り、湯豆腐にして千枚漬とともにいただきました。

ClarusVoce 1stコンサート ~CD完成

 女声アンサンブル ClarusVoce(クラルス・ヴォ―チェ)のカトリック芦屋教会聖堂で行われたファーストコンサートから1週間。ハーモニーを記録したCDがやっと完成しました。
 プログラムでも使用した画像を流用しています。それでもCDケースのサイズに合わせるなど手間がかかりました。レーベルは、印象的だったカトリック芦屋教会のバラ窓をデザインしました。 

 写真用紙、プリンター・インク、CDやケースと、どれも値上がりしています。

 ホールだと専用の吊りマイクで音声を録音してくれるところが多いです。教会にはそんな設備はありません。録音も自前でした。
 録画に使用した3台のデジカメ(LUMIX GX7MK2)は内臓マイクを備えています。でも音質は期待できないので、TASCAMのリニアPCMレコーダーを使いました。聖堂内のカサカサという雑音を拾ってしまう失敗もありましたが、そこそこの音声記録を残すことができました。これをCD用に編集しました。

ウィーン モツレクの夜から1年 次はザルツブルク!!

 ホットワインで鍋を突きました。
 ワクチン接種を半月前に受けていたのに、まだ抗体ができていなかったのかインフルエンザに感染しました。高熱、のどの痛みと散々な数日を過ごしてきました。赤ワインを熱湯で割って、ハチミツを垂らし、シナモンパウダーを振りかけただけです。こんなものでもおいしく感じられるようになって、やっとひと段落です。
 1年前のウィーンへ冬の旅で訪れたシェーンブルン宮殿のクリスマス・マーケットで飲んだプンシュのカップをみやげにしていました。

 シェーンブルン宮殿のクリスマス・マーケット

 ちょうど1年前の5日午前零時から、シュテファン大聖堂で反田恭平指揮のモーツァルトのレクイエムが演奏されました。モーツァルトが亡くなった同じ日の同じ時間でした。
 もう1年がたってしまいました。

 シュテファン大聖堂 反田恭平のリアル・レクイエム 【本番】
 シュテファン大聖堂 反田恭平のモツレクが響く

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 そんな思い出にふけっていると、わが家にとっては一大事のうれしい大ニュースが飛び込んできました。
 反田恭平が、2025年夏のザルツブルク音楽祭に指揮者・ピアニストとして登場すると、FaceBookやInstagramで発表したのです。

 ザルツブルク音楽祭は、わたしたち夫婦がその後、十数回もヨーロッパへ旅するきっかけとなった2004年の初めての旅で訪れています。ウィーン・フィルの演奏する「幻想」のダイナミックなハーモニーに圧倒されました。
 その舞台に反田くんが立つとなって、「これは聴きに行くしかないな(強い願望!)」と奥さまに向かって相槌を求めました。モツレクの時と同じ思いです。

Clarus Voce 1st コンサート ~準備編その2

 女声アンサンブル クラルス・ヴォ―チェの初めてのコンサートが、今週末の30日と迫ってきました。芦屋のカトリック芦屋教会の聖堂で行われます。奥さまも歌っているメンバーの練習も仕上げ段階です。
 わたしは録画、録音担当しますが、準備も手伝いました。
 フライヤー、チケットに続いて、プログラムもでき上がりました。オルガンの写真などは昨年、ウィーンのペーター教会で撮影したものです。カトリック芦屋教会のバラ窓などもあしらっています。

 フライヤーやプログラムは、ネットで印刷業者に発注しました。
 プログラムにはさみ込む歌詞の対訳は、エクセルで作りました。A4判の二つ折り両面です。4ページにうまく配置するのに苦労しました。
 高槻市内のコピー屋に行って、両面コピーしました。 

 会場に置く募金箱やスタッフが胸からぶら下げるカードなども作りました。

 コピー屋の立派なコピー機です。両面コピーもあっという間でした。

 横には自動折り機もありました。200部の用紙をほんの5分ほどできれいに2つに折ってくれました。使用は10分まで100円でした。

 高槻市内のコピー屋です。便利に使えそうです。

 Clarus Voce 1st コンサート ~準備編は、リハーサル風景です。