京都・今熊野 「とらや」のにしんの定食

 泉涌寺に参ったあと、東山通まで戻ってきました。さて昼飯。泉涌寺道から今熊野(いまぐまの)の方にむけてすこし歩いたら、古そうなそば屋さんにで出くわしました。定食もやているようです。ガラス戸を開けました。予想通り、客はいません。でもテーブル4つほどの食堂に、石油ストーブが2つ、赤々と燃えてます。いつやってくるかわからない客を待っているんだと。実際には、すぐに常連らしいおばさんがやって来ましたが。
 京都の冬のそばといえばこれでしょう。「にしんの定食」(950円)です。
 特にいうほどのそばではありません。にしんはおいしいです。
 でもこの味は素敵です。懐かしいだしです。ちょっと甘く、昆布と鰹が効いた。

 山椒ちりめんがかかったご飯です。これだけで一杯いただけます。

 「大根の酒粕煮」です。初めて食べた料理です。かす汁のスープが少ないような感じです。

 きんぴらと漬け物もついてます。実はご飯が足りません。

 ああ、おいしかった。こんな「昔の食堂」って、大好きです。

 とらや
 京都市東山区今熊野椥ノ森町28
 075-561-6568

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洛陽二十番 御寺「泉涌寺」の楊貴妃観音菩薩

 日差しこそありませんでしたが、ずいぶん暖かくなりました。「お散歩カメラ(RICOH GXR)」をぶら下げて東山の泉涌寺を歩きました。
 皇室の菩提寺として「御寺(みてら)」と呼ばれています。さすがに立派です。大門をくぐると、木立の中に仏殿がそびえます。

 大門は重要文化財です。もちろん仏殿も。

 入ってすぐの左手に楊貴妃観音堂があります。ここに観音像が祀られています。

 楊貴妃観音像(重要文化財=いただいたパンフから)は、絶世の美女をいわれる楊貴妃を偲ぶ等身座像にかたどった聖観音菩薩像です。

 月輪山には天皇陵が多くあり、菊の御紋章が。

 御座所からみた勅使門です。

 御座所の庭園です。

 紅葉の頃はきれいでしょう。

 仏殿の甍です。

 泉涌寺

 洛陽三十三所には、観光寺院は多くありません。ほとんどが拝観料とは無縁ですが、ここは違います。門前と庭園の2個所で拝観料が必要でした。その値打ちはあります。

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