クマガイソウ(熊谷草)の花と初めて出会いました。
10日ほど前に山友がアップしてました。ネットを調べるとまだ咲いていることがわかり、良い天気につられて出かけました。
ラン科アツモリソウ属に分類される多年草で、大きな花をつけます。
「和名の由来は、アツモリソウともに、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣に見立て、源平合戦の熊谷直実(くまがい なおざね)と、一ノ谷の戦いで彼に討たれた平敦盛(たいら の あつもり)にあてたものである。」 これがウィキペディアの説明です。
不思議な格好をしています。ニワトリの卵ほどの大きさです。
ちょっと盛りは過ぎて、すでに枯れ始めているのもあります。それでも保護地の斜面いっぱいに咲いています。
扇型の特徴的な形をした葉です。
アツモリソウは、北海道・礼文島で固有種のレブンアツモリソウを見たことがあります。
無骨な直実に対して、紅顔の美少年・敦盛との対比の妙です。