ポンポン山の花の宝庫、竃ヶ谷に花咲く春がやってきました。
純白のイチリンソウ(一輪草)が斜面を覆っていました。裏側から太陽を透かしてみると、恥じらいの薄紫が淡いグラデュエーションを描いていました。
トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)は初見参でした。
直径わずか5mmほどの小さな花です。どこに咲いているのかと、辺りを注意深く観察しながら歩きました。
「ここに咲いてますよ」と、谷で出会った花に詳しそうなおばさまに教えていただきました。
山吹色をしたヤマブキソウとニリンソウ(二輪草)が咲き競っていました。