わたしの熊野詣の旅は、「熊野九十九王子を往く」のタイトルで綴ってきたました。「その1」は、なんと20年前の大阪・八軒屋(天満橋)近くにある窪津王子から始まっています。10年のブランクを経て天王寺から再スタートしました。それからでも10年がたっています。
中辺路の現代の出発地である滝尻王子まであと50キロを切ってました。そこから先の熊野本宮大社までは、ひと足先に2度、歩いています。
25日から2泊して、最後の空白を埋めるために歩きました。
昨秋、足が痛くなって歩行を中途で切り上げた切目(和歌山・印南町)から再スタートしました。
最初の中山王子は「足ノ宮」でした。道中の安全を祈願しました。
これまでの山中が多かった紀伊路からは一変、明るい太平洋沿いの道となりました。
大河ドラマ「光る君へ」にも登場する花山法皇の歌が刻まれていました。法皇もここを旅していました。