【2010/09/20】
ウィーンに向かうハンブルクの空港です。搭乗手続きもすませました。ひとり、ちょっとひと息ついていると、携帯電話が鳴りました。買い物をしていた女房の携帯からで、「いま、どこにいるの?」。その電波はハンブルク空港からいったん日本まで飛び、再びハンブルク空港に戻ってきて、わずか数十メートルしかはなれていないわたしに届いているんです。たいした時代です。
航空券はE-ticketで電子発給されます。ところが、ハンブルク空港の自動発券機は、なかなかのくせ者。指示通りパスポートをスキャナーにかざしても、うまく読み取ってくれません。あきらめて、近くにいた係員に頼むと、姓名を入力して発券してくれました。同行者もみんな困ってました。
ハンブルクで宿泊していたブランケネーゼのホテル近くのスーパーです。時間があったので朝からやってくると、リューベックの本店で買う時間がなかった本家・本元「Niedregger/ニーダーエッガー」のマジパンが並んでました。おみやげ用に買い込みました。小瓶に入ったいろんな蜂蜜も。ホテルに戻って、そのまま出発しました。スーツケースはパッキング済みだったので、あまり気にせずみやげは女房の機内持ち込みバッグに入れて。
空港の手荷物検査で、そのバッグがひっかかりました。「中を見せろ」と。容疑は蜂蜜の小瓶です。ああ、廃棄かと覚悟しましたが、親切な係員は「そこの自動販売機で、ジップケースを2個買って、そこ入れろ。2ユーロだから」と教えてくれました。セーフ!!
その蜂蜜は、いま、わが家の食卓に並んでいます。