バッハゆかりの聖トーマス教会でのEroeffnungskonzert(オープニング・コンサート)でbachfest2012は始まりました。これを聞くためにやってきたライプツィヒです。
オルガンによるバッハの「プレリュードとフーガ BWV547」で始り、長い開会宣言(?)のスピーチがあり、独英2カ国語(いずれにしろよくわかりませんが)で曲目説明がありました。
聖トーマス教会聖歌隊とライプツィヒ大学合唱団の合唱は、それだけで高いドームに響き渡ります。
最後はMax Reger(1873-1916)という近代の作曲家の「Psalm 100,op.106]」でした。合唱にゲバントハウスの管弦楽、オルガンも加わり、これでもか、これでもかという音の洪水でした。
演奏が終わって喝采に応えているのは指揮者で聖トーマス教会カントーレのゲオルク・クリストフ・ビラーです。他の演奏者は見えません。
教会の祭壇に向かって座っています。その背後の2階で演奏しています。
大音響が束になってこぼれ落ちてきました。コンサートホールでは体験したことがない響きでした。
正面が祭壇です。
全員が立ち上がって、後ろを振りかって拍手です。
聖トーマス教会の横には、実直そうなJ.S.バッハの像が立っています。