久しぶりのウォーキングとなりました。年が明けてからは、なにやら予定が入る日が続き、休日ごとに天気が悪くなったりでした。きょうこそはと、出発しました。
昨春、東高野街道(八幡~河内長野)、西高野街道(堺~河内長野)を歩きました。
四国88カ所も結願しました。一緒にお遍路を歩み始めた友と、高野山へお礼参りに行く日も近づいています。それまでにアプローチを進める、きょうがタイムリミットだったのです。
曇ったり、晴れたりの天気でしたが、ダウンジャケットは脱ぎ捨てて、それでも汗をかく日和でした。
【09:38】
スタートは河内長野駅前にある高野街道の石碑です。
ここが東高野街道と西高野街道の合流点です。ここから高野山に向けて高野街道が始まります。
【09:40】
大きなクスノキの下にある吉年亭です。
【09:42】
河内長野商工会は、高野街道の「にぎわい・まち再生」に取り組んでいて、この辺りの民家の玄関には、杉玉がかかり、「高野街道」と記した行灯が立っています。
【09:43】
「天野酒」の西條酒造です。大きな酒樽が置かれています。
この辺りが、最も旧街道をしのばせるエリアです。
【09:53】
のどかな街道を進みます。向こうに岩湧山が見えます。
【09:56】
烏帽子型八幡神社の前を通ります。
【10:01】
三日市宿の高札が再現されています。
向こうの倉庫には、だんじりが保管されているのでしょう。
【10:05】
旧三日市交番です。「大阪一古い木造交番」ということですが、化粧板に覆われています。
【10:08】
三日市宿の雰囲気が良い街道を進みます。
「三日市宿を再生しましょう」と、素晴らしい取り組みです。
【10:13】
南海・三日市駅までやって来ました。途中で何度かカーブしたので、方向感覚がくるってました。てっきり右が河内長野だと思い込んでいて、進むべき道がわかりません。iPhoneを取り出して、コンパスで確認すると、180度ずれて、右が南でした。
【10:29】
高野山女人堂までの道程を記した「八里石」です。
出発の「十三里石」は、南海堺東駅のすぐ近くにありました。「九里石」は、河内長野駅のちょっと手前でした。
【11:03】
天美川に沿った千早口の集落を抜けます。茅葺きの民家が残っています。
【11:07】
弘法大師の由縁が残る「松声庵」です。
【11:13】
歩道のない国道を、恐る恐る歩くと「七里石」まできました。
【11:26】
かわいい南海天美駅を通り過ぎます。
「南天苑」という看板を見ましたが、この辺りには南天が多いです。
【11:37】
大きなイチョウの木です。西高野街道のスタートだった石清水八幡宮の別宮です。
【11:41】
どうも道を間違えたようです。
今回のルートは、「高野山町石道」というHPの「高野街道」を参考にして歩いています。そこには八幡宮の紹介はありません。
向こうからおばさん2人が歩いてきました。
「この道高野街道ですか?」。「違うわ。岩湧山の登山口に行くよ」
【11:43】
ここまで来たのだからと、八幡宮に参りました。
【11:52】
道を間違えた出合の辻まで戻りました。30分ほどのタイムロスでした。
【12:08】
国道371号は紀見峠トンネルに吸い込まれます。その手前を右折して旧国道に歩を進めます。
【12:11】
旧国道への分岐点に清涼飲料のベンダーがありました。今日初めての休憩です。手は冷たいですが、体は温かく、ダウンジャケットをザックにしまいました。
【12:32】
紀見峠近くまで上がってきました。
金剛山からのダイヤモンドトレールと交わります。
ダイヤモンドトレールは、二上山-葛城山-金剛山-岩湧山-槇尾山とつながる全長約50kmの大阪環状自然歩道です。いつか歩いてみたいルートです。
【12:36】
紀見峠に着きました。紀見峠という表記が大勢ですが、これは「紀伊見峠」となってます。
少し進むと「六里石」です。
さらに進むと、「岡潔博士生誕地」の記念碑です。
【12:41】
紀見峠宿の茶屋「丹波屋」です。雰囲気のいい佇まいです。コーヒーがおいしいそうですが、営業中なのかどうか? お腹は空いてましたが、通り過ぎました。
【12:52】
紀見峠からの急坂を下ると、向こうに高野山を臨むことができます。
【13:23】
国道と合流して歩を進めると「五里石」です。
1里は約3.9キロです。下り坂とはいえ、この1里は50分ほどで歩きました。
【13:44】
南海林間田園駅を横目に国道を進みました。途中で旧街道へ進みましが、道を見失いました。道なりに進むと、南海御幸辻駅でた。
駅前といってもコンビニ一軒ありません。
きょうはここまで。ホームに上がり、30分に1本の電車を待ちました。