肌寒くなってきました。「湯豆腐」のシーズン到来です。いいですね。わが家のこの味です。
七味家の七味をたっぷりと振りかけていただきます。
シーズン開幕となりましたが、新しい七味に買いなおしておく必要がありそうです。これから出番が多くなります。
鉄瓶も今シーズン、初先発です。
焼酎の湯割りに、この鉄瓶で沸かした湯を使うとぐっとうまくなります。と思い込んでいるだけですが・・・。
鰹節を削るのはわたしの役目です。
奥さまの「嫁入り道具」だった鰹節削り器で削ります。
大工道具のカンナと同じで、薄く削るのはなかなか難しいです。
鰹節も小さくなってます。昔は自宅近くの駅前センター街の乾物屋にも売ってましたが、今は京都・錦市場まで行くことになります。
鰹節削り器で鰹節を削っている家って、減ったのでしょうね。大阪の家庭には必ずあるというタコ焼き機伝説ではないですが、化学調味料があたり前になる前にはこちらも一家に一台あったのでしょう。
わが家の湯豆腐は、これでいただきます。
刻んだ九条ネギに鰹節をふりかけ、醤油、みりん、清酒を入れます。
湯豆腐を温める土鍋で湯煎します。
ネギから汁が出てくればでき上がりです。
鰆の味噌漬けもいただきました。
一緒に食べた大根おろしをするのも、わたしの役目です。