今夜の一飯 メスティンで「ご飯」を炊いてみた

 万能型クッカーとして、いまやネットにはメスティンを使ったレシピがにぎやかです。でも基本は西洋版の飯盒といったところです。得意科目はご飯を炊くことです。
 わたしも試してみました。アウトドアでの出番が待ちきれずに、今夜の夕飯です。
 うまく炊けました。予想以上の出来です。お焦げなんかありません。ご飯が立っています。

 ちょっと堅めですが、これはわが家の炊飯器以上です。
 和久傳ノ森で買ってきた生姜糀でいただきました。うーん、和久傳のご飯にも負けてません。

 朝から買い物に出かけてついでに百均(セリア)に寄りました。
 ありました。アルコール固形燃料と、メスティンを支える五徳です。もちろん、100円です。

 3枚のプレートを組み合わせると、メスティンを載せるのにぴったりです。

 残念だったのは、プレートがほんの少し大きすぎて、メスティンに収まりません。
 今やメスティンは、わたしが買った本家・スウェーデン製のトランギアだけでなく、ダイソーやニトリなどでも類似品が売られています。そちらのどれかのサイズを参考にしているのかもしれません。
 ハンド・ニブラーという道具で、右側のようにコーナーを丸く切りました。
 これですっぽりと治まりました。

 待ちきれずに夕飯に炊いてみました。
 白米1合(180cc)を炊きます。
 無洗米ではないので、水で洗います。
 よく水切りしてから200ccの水とともにメスティンに入れて、半時間ほど待ちました。

 アルコール固形燃料に点火します。25gの燃料は、燃焼時間が約15分と書かれています。
 メスティンを載せれば、あとはすることがありません。
 最初は意外に火力が強く、3分ほどで湯が沸いたようでした。7分ほどすると隙間からシューッと蒸気も漏れます。そのころから、測ったように火力が落ちます。
 15分を前に火力は弱まり、やがて鎮火しました。

 冬に鍋料理を作るときに使う保温用の綿帽子にメスティンを入れて、15分ほど蒸らしました。
 これで完成でした。