「一澤帆布製」。このなんの変哲もないタグが、時代にのったブランドになってしまいました。「LV」や「CE」の向こうを張る「京都・知恩院前」製として。
いくら3連休の真ん中とはいえ、入場制限とは信じられない事態です。常時、30人ほどが列を作っています。タクシーで乗り付けてくる観光客までいて、その長さは変わりません。そろいもそろって「よーじや」(あぶらとり紙や化粧品などの小物店)の紙袋を提げて。
変わることよりも、変わらぬことを選んだモノ作り。
これがキャッチコピーです。確かに「ここでしか売っていない」という一店舗販売の戦略は、京都という地にあってあたっているようです。なんせ、春秋、シーズンになると、雑誌はこぞって「京都モノ」を特集し、必ずのように紹介されるのですから。
まるでバーゲンの会場です。みんなが必死に商品を漁っています。
それにしてもカラフルです。かつては、帆布の白色か生成り、せいぜい茶色か黒くらいだったのに。京大山岳部ご用達だったキスリングは姿を消し、「牛乳袋ならそこにありますよ」という店員の指さす先には、かっこよい袋が。かつての頑丈だけがとりえだった商品は姿を消しています。すっかりOLさま、ご用達に変身したようです。
購入したバッグです。
なんだ、かんだいってもわが家の一澤帆布製は、これで何個目なのでしょう?
そうだ京都に行こう
今日は会社の先輩夫婦と京都へ行ってきました。朝7時半に春日井市の先輩宅に集合して、一路京都に向かいました。
午前中は二条城へ行き、それから一澤帆布で袋を2つ買いました。午後からはマイナーなかぐや姫御殿へそして一休寺へ行き、先輩の旦那さんの行きたかった外車中古車屋に行って、帰りました。
京都って修学旅行で行くよりも、大人になってから行ったほうが有意義に過ごせますね。
市澤帆布のカバン2
京都市東山知恩院前上る 一澤帆布のカバンなんですが,
先日誕生日を迎えたおり,嫁さんがプレゼントとして贈ってくれました.
(大感謝!!)
右の地質調査用カバンは,前に自分で購入したもの.
今回プレゼントしてもらったのは,左側のカバン.
ベルトでカバンを開け閉めするタイプなのですが,
このデザインのものが前々から欲しくて,プレゼントしてもらいました.
このデザインのカバンは,今回もらったものよりも一回り小さいサイズと
A4ファイルサイズがスッポリ収まるこのサイズのものと2種類があります.
僕としては仕事でもレジャーでもどちらでも使いたいものですから,
大…
TBありがとうございます。
ブロガーの方から行列はだいぶなくなったと聞き、今度京都へ行ったらいってみるかっと思っていたんですがまだまだ人気みたいですね~。エプロンや帽子など在庫は豊富なんでしょうかね?
トートバッグ【マリメッコ】
シンプルなブラックのトートバッグっていろいろ使えていいですよねぇ。
このマリメッコのバッグ(左)は、子供と外出するときのママバッグとして使っております。右の一澤帆布のトートと比べると一回り大きく、チャックで上部を閉じることが出来るんですね。中身を見せたくないときやセキュリティ上も便利な機能ですが、荷物が多い時はファスナー部分を外側にだしてたっぷり収納でき、持ち手が長くなっているので肩かけもOK!これも子供を抱きながらのママにはありがたい機能ですねぇ。
「MINI MATKURI JAPANI」-日本限定バージョン 持ち手がノーマルのMATKURIより長くなっているのが特徴。
marimekko(マリメッコ)-1949年にフィンランドのヘルシンキに設立。洋服をはじめ、カーテンやテーブルクロス用の生地も扱う、フィンランドのテキスタイル・ブランド。ブランド名のマリメッコは、「マリーちゃんのためのドレス」の意。
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一澤帆布のトートバック
どーですか、この一澤さん。かなり使い込んでるでしょ。手に持つとこなんてもうボロボロで縫い目がから避けちゃってますし全体いい感じに色アセして癖ジワついてるし、タグも現行タグと違い二回り程大きめのタグです。たまにすれ違う人の目線が一澤さんを凝視していることが….
links 77さん
コメント、ありがとうございます。わたしは、20年以上前から一澤は知ってますが、行列に遭遇したのは初めてでした。といっても数年に一度くらいしかいきませんがね。
商品の数は昔に比べたら豊富になってます。人気がでてきた10年ほど前は、店の中には商品がほとんどないという状況でしたが、量産態勢がが整ったようです。
江戸でもこちらのバッグを持っている女子をよく見かけます。実際、京都では全く見たことなかったのに・・・。ミーハーな私はそのうち買おう、と思いつつ現在に至りますがもうこう言った光景は見られないのでしょうかね。産休中、岡崎の図書館に通い詰めていたのでそのときに足を延ばしていれば,と悔やまれます。一澤さんのHPから想像する仕事場の風景が亡き祖父の印刷屋を彷彿させ切ない気持ちになります。
ケリヒさん、ご無沙汰です。
一澤帆布は、本当に残念なことになってしまいましたね。ブログやらの情報で判断する限り、長男の「便せん3枚の遺言状」の謎はとけませんね。でも地裁の判決も、それなりの理由があるはずですしね。
いずれにしても、京都が誇れたブランドが、こんな格好で退場するのは寂しい限りですね。