京丹波 「わち山野草の森」のエビネや花々

 GWも後半です。毎日が日曜日の身にはありがたさがイマイチですが、にぎわう行楽地のテレビニュースを横目に、「どこかに行こうか」。
 ニリンソウでも咲いてないかなと、京丹波町の「わち山野草の森」まで車を走らせました。何年も前ですが、ここでニリンソウの鉢を買って、育てたことがあります。マンションのベランダでは育つはずもありませんでした。
 きょうのおすすめの花はエビネとチョウジソウでした。

 タカネエビネにキエビネです。ラン科エビネ属の多年草です。
 古い球茎が10年以上も残り、地表近くに連なるさまをエビに見立てたことに由来するそうです。 

 最初の1輪を、これ何だろうと撮影しました。
 チョウジソウ(丁字草)でした。リンドウ目キョウチクトウ科の多年生植物です。

 昼飯は、園内のベンチでいただきました。
 すぐ近くの道の駅「和(なごみ)」で買ってきました。


 よくよく見ると、わが家に咲いている胡蝶蘭とも似てなくはありません。同じランです。

 ガクは黄色いのに、花弁は白いのもあります。

 チョウジソウが群生していました。

 八重のヤマブキです。

 アザミは、よく目立ちます。

 さて?

 イチゴですが、それ以上は?

 オオテマリ(大手毬)が、たくさんの球をつけています。

 ヒメウツギが白い花をいっぱいに咲かせています。

 ピンクのシャクナゲ(石楠花)も大輪の花をつけています。

 イワカガミは残念ながら遅すぎました。可憐な花が見たかったです。

 ハウチワカエデは葉が大きいです。それが何重にも重なった、抜群のグラデュエーションになっています。

 トンボが休んでいました。

 蝶は蜜を吸うのに夢中でした。

 カタクリやらウラシマソウやら、いろんな山野草が咲くようです。

 弁当を買った道の駅「和」は、国道27号沿いにあります。京都縦貫道ができる前は、奥さまの実家がある舞鶴に行くときに、決まって立ち寄りました。
 久しぶりに行ってみると、店内の様子が変わっていました。それでも新鮮な野菜売り場は健在で、山吹やセリなんかを買い込みました。

 山菜の天ぷらには、塩を振りかけていただきました。

 わち山野草の森
 京都府船井郡京丹波町坂原シヨガキ5
 0771-84-2041

 近くの由良川には、鯉のぼりがはためいていました。きょうは「こどもの日」でした。