大阪・梅田 平和樓の鶏のから揚げ天津飯

 梅田に出かけた某日の昼飯です。何年かぶりに新梅田食道街でいただきました。町中華の平和樓です。
 ここに来れば天津飯でしょう。鶏のから揚げとのセットが、今どきうれしい850円です。
 白いご飯の上に、フワフワ玉子とトロリとしたうまい餡がかかっているだけです。 

 ひと口すすり、後は流し込むように。合い間にから揚げで口直しして。その繰り返しです。

 雑誌の写真が掲げられていました。そのままこちらの天津飯です。皿が同じです。

 円卓をパーティションで区切って4人掛けになってます。
 灰皿(喫煙可)が載っているのが、これだけはご勘弁願いたいところです。

 後で入って来た客に、先に皿が運ばれました。それに気づいた女将が、「ごめんね。わたしが間違えました」と、何度も謝ってくれました。

 隣の筋にある立ち飲みバー「北京」に通った独身時代から、こちらもあったような気がします。

 平和樓
 06-6311-4704
 大阪市北区角田町9-26 新梅田食道街 1F

大阪・桜橋 カンティーナ・アルバロンガのコースランチ

 ちょうど50年前の春。大阪・桜橋にあった新聞社で働き始めました。その当時の本社跡地に立つブリーゼブリーゼのイタリアン「カンティーナ・アルバロンガ」に、同期入社の7人が集まりました。もっといたのですが、「欠けるのが増えないうちに・・・」と。
 話題は、近況報告から病気のこと、独り身に戻って食べる食事、実家や墓の処分のことと、それなりの話題がつきませんでした。 
 リーズナブルなコースランチで、メーンのセレクトは魚(タイ)料理でした。

 前菜の季節野菜です。

 赤をボトルで開けました。みんなの飲む量が減ったのにびっくりです。

 パスタは、この店自慢の「紅ズワイガニとトマトの冷製パスタ」です。

 やはりプロの味です。おいしいです。

 デザートとコーヒーまでいただきました。

 桜橋の辺りはずい分と変わっていました。昔と同じ風情の喫茶店を見つけてだべり、「次は喜寿の祝いやな」と元気に別れました。

 カンティーナ・アルバロンガ
 050-5595-0331
 大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼブリーゼ 6F

大阪・天六 音太小屋寄席で笑って春駒寿司へ

 大阪・天神橋筋商店街にある「春駒」です。回らないのに、すこぶるリーズナブルなすし屋さんです。本店はいつものように長い行列でした。でも時間が中途半端だったので、店のキャパが大きい支店にはすぐにはいれました。
 とりあえず頼んだハマチとマグロです。わたしはハマチから箸をつける断然、ハマチ派です。
 5人でテーブルを囲みました。で、何気なくそれぞれ5皿頼むと、これだけ出てきました。1皿2貫ということを忘れてました。

 店の前で客の整理をしていたおっちゃんに薦められた「鯛のごまにんにく醤油」です。ちょっと変化球がいけます。

 サーモンにサバと続きます。

 アジにウナギときて、もう満腹です。

 商店街では、マスク姿が目につきます。チャイニーズともすれ違いますが、ちょっと閑散としているようです。

 春駒 支店
 06-6351-9103
 大阪市北区天神橋5-6-8

 山仲間のOさんの友だちで、一緒に京都一周トレイルを歩いたこともある「天満の哲」さんがオーナーの「音太小屋(ねたごや)」の前で開場を待ちます。
 地下鉄天六から5分ほどのところ。路地に入ると、古い民家も残ります。哲さんは、隣の一軒家を「国家戦略特別区域外国人滞在施設」、要するにはやりの民泊にしています。「春節をアテにしてたのに、中国人はキャンセル続出」とぼやいてますが、隣の古アパートは解体中で、そちらも3階ての宿泊施設にするそうで、あれこれと忙しそうです。

 お目当ては、桂米二さんと若手二人の寄席です。
 前日はギター教室の発表会も行われたスタジオで開演を待ちます。

 桂米二さんは、米朝一門のベテランです。音太小屋の開設以来、2、3カ月に1度の寄席を開き、きょうが57回目です。
 演目は、盗人に入った京の商家が火事になり、慌てた旦那さんから預けられた葛籠(つづら)に幼い子が入っていて・・・といった筋書きから始まる「火事場盗人」など4題。三味線や太鼓の出拍子から始まって、目の前で迫力一杯に繰り広げられる話芸を、存分に笑い、楽しみました。

 一緒に笑った山仲間のM子さんから、「いつもおいしいもののおすそ分けをいただいていて、一度、お礼が言いたい」と一緒したわたしの妻へ、重ねてプレゼントがありました。
 M子さん、ご主人のKさん、それにOさん、山とは違った楽しい時をありがとうございます。

大阪・梅田 「心斎橋ミツヤ ホワイティ梅田店 」の元祖カニコロッケスパゲティ

 3日連続で梅田に出かけました。珍しいことです。
 ちょっと早めの昼飯は、ホワイティ梅田の地下街の一番目につく角に昔から変わらずにある「心斎橋ミツヤ ホワイティ梅田店 」に入りました。いつ以来でしょうか。
 頼んだのは、「元祖カニコロッケスパゲティ」(700円+税)です。カニコロッケはともかく、ミツヤといえば鉄板に載った熱々のスパゲティが食べたかったのです。鉄板の上で焼きそばのような伸び切った麺がジュルジュルと音を立てているのは、昔のままです。お味の方は、さて昔の味の記憶はありません。

 ハバネロソースをかけてみました。タバスコではありませんが、これでなんだか懐かしい辛さが蘇ってきました。

 一緒にたのんだカフェオレが真っ先に出てきました。

 ショーウインドーをのぞき込むだけで楽しいです。
 手前のプレートは「おとな様ランチ」です。

 ぜんざいからパフェまで、メニューは多岐に渡ります。
 若い客はほぼゼロ。中年以上のご婦人の姿が目につきました。メニューのせいもあるのでしょうが、これだけにぎわっていれば、路線変更する必要もないのでしょう。

 学生時代によく行ったのはアベノ地下街にあったアベノ店です。

 心斎橋ミツヤ ホワイティ梅田店
 06-6312-4761
 大阪市北区小松原町梅田地下街4-7

大阪・梅田 ウェスティンホテル大阪「故宮」のランチコース

 ウェスティンホテル大阪の中国レストラン「故宮」でランチコースをいただきました。知り合いご夫婦のお招きでした。
 まずは「故宮特製美味盆」から全9品のスタートです。オードブルの盛り合わせは、イカやクラゲ、鴨肉と色とりどりです。とろけるトマトは甘いです。

 「枝醤肉絲滑子羹」とメニューにはあり、「豚フィレ肉入り枝豆スープ」と説明してあります。
 枝豆にパクチーの香りが乗ったスープです。「肉絲」は好物の青椒肉絲(チンジャオロース)で知ってます。細切り豚肉です。「滑子」はナメコ。言われてみれば、そう読めます。たっぷりと入ってました。「羹」は、単漢字変換で出てきましたが、スープは「湯」ですからね。

 お次は「飽魚茹魚袍蟹棒」です。ホウの連発です。「ハタのタラバ蟹包み巻きと季節野菜の炒め」です。

 おいしいカニが詰まってます。

 「西檸汁醤百花節」。もう何が何だか? 「海老のすり身の揚げもの レモンソース」ということです。パンに包んで揚げてあるようです。

 さてお次は、見るからに青菜の炒めものです。「清沙姜米油麥菜」だそうです。でも知っている青菜ではないような。味わい深いですが、不思議な味付けです。

 仕上げは、焼きそば、チャーハンとの3択から選んだ汁そばです。おいしくて、スープの最後の一滴まで飲み干しました。

 「特製缶甜品盆(デザート」は、杏仁豆腐とタピオカ入りココナッツミルクでした。お代わりができたそうですが、もう十分に満足でした。
 ここまで2時間余り。話も弾んで、ゆっくりと堪能しました。ありがとうございます。

 
 
 このメニューをもらってきたので、中国語のお勉強食レポになりました。
 「ちちんぷいぷい」(MBSテレビ)でおなじみの料理長、王憲生さんが、テーブルを回って「おいしいですか?」と聞いてくれました。

 故宮
 ウェスティンホテル大阪 3階
 大阪市北区大淀中1-1-20(新梅田シティ内)
 06-6440-1065

 新梅田シティ内では、クリスマスに向けた大きなツリーが作られていました。

大阪・梅田 ピッコロ スタンダードビーフカレーとサラ・ベルナール展 

 阪急うめだ本店のギャラリーで「サラ・ベルナールの世界展」を観ました。昼飯は食堂街に上がりましたが、どの店もあまりの行列に退散。JR大阪駅の「ピッコロ」で簡単にすませました。
 一番シンプルな「スタンダードビーフカレー」(650円)に「ごろごろ野菜」(150円)をトッピングしたオリジナルです。
 じっくりと煮込んだ大阪の味です。辛さはほどほどです。ホワイティ梅田の改装前の地下街の細い通路の中にあった、狭い店が懐かしいです。
 「大阪スパイスカレー」なるものが人気と本日の産経新聞に載ってましたが、わたしにはやはりここやインディアン、ミンガスですね。

 ナスにレンコン、ヤングコーン、パプリカ、ズッキーニがジャガイモが熱々にからりと揚がっていました。

 福神漬けは自然な色をしていました。

 ピッコロ JR大阪駅店 (pikkoro)
 06-6347-4780
 大阪市北区梅田3-1-1 JR大阪駅

 サラ・ベルナールは19世紀末のパリで活躍した大女優です。ポスター画家としてはまだ無名だったアルフォンス・ミュシャが描いた「シスモンダ」がたちまち人気となり、ミュシャはアールヌーボーの代表芸術家になりました。10数年前に訪れたプラハのミュシャ(チェコ語ではムハ)ミュージアムで惹きつけられました。
 サラが着用したイブニングドレスが展示されていました。サイズからすると、意外なほどに小柄な女性だったようです。

 展示されていたシスモンダは上部に「CISMONDA」と書かれたオリジナルではなく、後の米国公演用にアレンジされたものでした。(写真は、会場前の看板です)

 サラ・ベルナールの世界展

 このブログ上のミュシャ

大阪・新梅田食道街 「新喜楽 東店」の鴨鍋定食

 今週は3回目の梅田です。年金生活者には交通費もバカになりません。きょうは中之島のホテルで勤めていた新聞社主催の講演会でした。
 その前に食べた昼飯は、久しぶりに新梅田食道街の「新喜楽 東店」です。頼んだのは、懐かしい味の「鴨鍋定食」(880円)です。3年ほど前に食べたときと、まるで違ってません。お味も価格も、食べた後にはほっこりと体が温まっていることも。
 きょうは、新しいスマホ「Google Pixel3」のカメラを試してみたくて、大きなカメラは持ってきませんでした。込んだ店内でも、スマホならあまり違和感なくかまえることができました。おまけに予想以上の仕上がりです。レンゲの鴨肉にピントを合わせると、鍋の方はうまい具合にぼやけていました。これでは、カメラの存在意義が疑われてしまいそうです。

 「セット」と頼んでいる客が多いのにびっくりしました。以前にはなかったメニューです。横の客のそれを見ると、ミニ鴨鍋とミニ天丼の組み合わせでした。同じ880円でしたから、これもお値打ちかもしれません。

 これまでの新喜楽
 かつて産経新聞夕刊に掲載されたわたしの記事

 新喜楽 東店 
 06-6361-4659
 大阪市北区角田町9-20 新梅田食道街

大阪・梅田 「酒房うおまん」の和風ハンバーグと具沢山豚汁膳

 大阪・梅田のヨドバシカメラでスマートフォンの乗り換えをしました。春のキャンペーン開始とかで、「込み合いますから、早めに来てください」と予約のときに言われてました。言葉通りに開店と同時に飛び込みましたが、手続きにはたっぷりと時間がかかりました。
 早くも昼どきとなり、8階の食堂街に上がりました。すでに行列ができている店などは敬遠して、「酒房うおまん ヨドバシ梅田店」にしました。
 「和風ハンバーグと具沢山豚汁膳」(950円)は、柔らかいハンバーグが、和風の出汁に漬かっていました。煮込んだダイコンにおろしダイコン、豚汁にもたっぷりダイコンが入り、小皿まで切り干しダイコンとオンパレードでした。でも、どれも安心して食べられる味でした。

 具だくさんの豚汁とご飯はお代わり自由です。豚汁はたっぷりでしたので、ご飯を半分だけお代わりしました。

 酒房うおまん ヨドバシ梅田店
 大阪市北区大深町1-1 ヨドバシウメダ8F
 050-5287-6946

 奥さんのスマホが2年の契約が満期になりました。機種変更するかと先日、ヨドバシでショップの係員に相談すると、まんまと丸めこまれました。「2台一緒ならお得ですよ」と。で、わたしまで新しいスマホになりました。一括払いの機種代金が大幅に割り引かれたため、月々の2台合計の支払いは、これまでより安くなるという皮算用です。
 新しいスマホはGoogleの「Pixel3」で、表示価格は9万円台もします。古いスマホからのデータ移行は簡単で、付属のケーブルをつなぐだけでした。ただしLINEのデータ移行だけは、ちょっとした手順ミスで失敗しました。新しいスマホに慣れるまでは、格好のおもちゃです。

大阪・福島 「ビッレリア&ピッツェリア ルーチェ 」のビッレリアランチ

 学生時代からの「どたぐつ」の山仲間と夏の山行について話し合いました。集まったのは、大阪・福島の仲間の一人がよく利用しているという「ビッレリア&ピッツェリア ルーチェ 」です。店に入ると、ピザ窯が迎えてくれます。
 頼んだのはもっともポピュラーな「ビッレリアランチ」(1300円)です。前菜、ピザ、パスタ、デザートにドリンクというすこぶるリーズナブルなセットです。おまけに仲間はクーポンをもっていたのでドリンク1杯は無料です。ビールで乾杯しました。2人分でのサービスなので、ピザとパスタは2種を頼んでシェアしました。
 さて、このピザはストラーナ? 実山椒と生ハムという日伊のコンビネーションでした。 

 前菜は、これで2人前です。キノコのマリネは、燻煙の香りが素敵でした。

 こちらは定番のマルゲリータです。焼きたてです。

 ペンネ・アラビアータです。

 ランチですが、グラスワインを追加しました。

 ツナとキャベツのパスタです。いろいろといただきました。

 ドリンクバーもついてます。

 きれいなデザートまで登場しました。満足しました。

 環状線の福島駅からすぐ西のガード下にあります。

 ビッレリア&ピッツェリア ルーチェ (LUCE)
 050-5595-3359
 大阪市福島区福島7-1 OK2番街

大阪・梅田 「エキナカ酒場しおや 本店」のさしみ煮魚定食

 阪急から新梅田食道街に向かうと、新しい店ができてました。「エキナカ酒場しおや 本店」です。「さしみ煮魚定食」(880円)に目がいき、カウンターに座りました。2階には座敷もあるようです。
 出てきました。予想を上回る迫力です。でっかい鯛のあら煮です。旨い。でも皿が小さすぎて、骨や皮をよける場所がありません。先に平らげた刺し身の皿をガラ捨て場にして、ゆっくりと頭の周りをほじくりました。

 ちょっと薄いですが鯛に鮪、海老も踊ってます。
 だし巻き、奴など3品もついて、これはボリューム満点です。

 一番人気は海鮮丼でした。なにせワン・コイン未満です。コスパ最高です。

 しおや(汐屋、潮屋)といえば、JR大阪駅の環状線ホームや御堂筋口の改札を出たところなどにあった駅そば店です。そこらの一等地は、JR系列のチェーン店にとって代わられました。駅弁と同じことです。
 それでも新梅田食道街に移ってきた隣の立ち食いうどん、向かいの立ち寿司しおやに続いて、この居酒屋となったようです。今度は飲みに来たい店です。

 エキナカ酒場しおや 本店
 06-6312-9439
 大阪市北区角田町9-28 新梅田食道街