善峯寺 秋明菊と秋の訪れ

 京都西山の西国札所、善峯寺に参りました。山の中腹(標高約300m)にあり、秋の訪れもひと足早いです、
 シュウメイギク(秋明菊)が、満開を迎えていました。ピンクに白と競っています。

 濃いピンクの八重咲です。キク(菊)とよく似てますが、アネモネの仲間です。

 どこかわびしげな表情もしています。

 建立は平安中期の古い寺です。
 ポンポン山の東の登山口としてもよくやって来ます。きょうはカメラをザックに、クルマでした。

 ムラサキシキブ(紫式部)が、紫の実を垂れています。

 徳川五代将軍、綱吉の生母、桂昌院を大檀家としていました。
 桂昌院建立の経堂に、桂昌院お手植えの桜が枝垂れます。

 紅葉はもうすぐです。
 きょうは、ほとんど参拝者がありません。間もなく西国巡礼のツアーバスもやってきて、にぎわいます。

 早くも色づいた葉もありました。

 京都市街の向こうに、比叡山から東山三十六峰が見渡せました。

 善峯寺
 075-331-0020
 京都市西京区大原野小塩町1372