きょうの昼飯 お手製弁当

 外出する奥さまが、弁当をつくっておいてくれました。
 輪っぱに入ったかわいい大きさです。インスタントみそ汁といっしょにいただきました。
 おいしゅうございました。

 から揚げにきんぴらごぼう、卵焼きです。

 早くも帰国から1週間が過ぎました。
 実は帰国直前にウィルス性の腸炎となり、帰国便では機内食に手が出ませんでした。自宅に帰り着くや、ベッドとトイレの往復だけ。3日間、水分だけで過ごしました。かかりつけ医に2回、点滴をしてもらい、なんとか快方に向かいました。
 一昨日あたりからビールもおいしく飲めるようになりました。今さらながらに、無事に帰って来れたものです。

トラムを横目に歩きました

【 paso a paso 3 2023/05/18-2 】
 ポルトの町は、大好きなトラム(路面電車)が走ってます。巡礼路のドウロ川沿いの道も、クラシックなトラムが行き来していました。乗車するわけにはまいりませんが、抜き去られるのも気持ちよかったです。

 前面にカゴをぶら下げた車両がやってきました。

 思わず振り返ります。格好良すぎます。

 ちょっと幅広に見えます。

 トラムの走り去る音です。モーターがうなるのがたまりません。

 STCPトラム博物館(Museu do Carro Eléctrico)がありました。これは見学するしかないでしょう。

 きれいに整備されています。

 トラムはポルトガル語でカーロ・エレークトリコ(carro eléctrico)、つまり電気馬車というそうです。
 1872年に馬車軌道として開通し、1895年に電化されました。

 チビッ子たちも見学に訪れていました。

 日本の平安貴族がのった牛車とよく似た格好をしています。

 これが開通当時の姿のようです。

 巡礼を再開しました。

 河口近くのカンタレイラで線路は途切れていました。
 昔は、わたしが巡礼初日を終えたマトジーニョスまでつながっていたそうです。

 

ポルト大聖堂から巡礼をスタート

【 paso a paso 3 2023/05/18 】

巡礼第1日 ポルト大聖堂から巡礼をスタート

 いよいよサンティアゴ巡礼をスタートさせる日がやって来ました。前日に参って巡礼のパスポートであるクレデンシャルをいただいたポルト大聖堂がスタート地点でした。

 ザックとともに準備完了です。

 大聖堂のファザードから巡礼路は始まります。

 青空が広がる「ポルトガル晴れ」の旅立ちとなりました。

 ちょうど午前10時になりました。

 「カーン」と鐘の音が響きました。

 歩き始めました。黄色い矢印は、ポルト以南から歩いてきた巡礼者向けの方向を指しています。

 丘の上にある大聖堂から、まずはドウロ川に向けて下りました。

 ポルトからサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼路は、内陸を抜けていくセントラル・ルートと、大西洋岸に沿って北上するコースト・ルートの2つがあります。
 わたしは最初の2日間は、コースト・ルートを歩くことにしていました。

 ドウロ川の右岸を堤防に沿って河口を目指しました。

 海鳥の保護エリアのようです。

 錨を配した何かのモニュメントが立っています。

 河口が近づいてきました。潮風が気持ちよいです。

 カモメが羽を休めています。

 大西洋に突き出した突堤の先端まで歩いてきました。

 ここから大西洋に沿ってフォス・ド・ドウロの海岸を北上しました。

 大西洋に突き当たるでレポートしています。

 マトジーニョスの海岸までやってきました。

 矢印は続いてますが、きょうはここがゴールでした。


 予約していたマトジーニョスのアルベルゲは、チェックイン・タイムには早すぎました。
 途中にカフェがあったので、そこで昼飯を食べて待ちました。
 初日ですので、歩行距離を控えめに設定していました。余裕で歩くことができました。

 サーディンに初挑戦

 GPSアプリ「YAMAP」で歩行記録をとりました。この日の距離は12キロほどでした。