改札をを出ると生中が待っている「阪急十三駅」

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 「食乗接近」です。改札を出ると2メートル先に暖簾。これをくぐると「いらっしゃい!」と景気よい声。「生中」と応える。いやはや、すばらしい駅です。学生時代から長い間、通過駅や乗換駅としてきたのが、もったいない限りです。

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 「近畿の駅百選認定駅」。そんな難しそうな「選」に選ばれた証拠が、ホコリをかぶった壁に埋め込まれています。 
 でも「近畿の駅百選選考委員会」の委員さんは、この駅の魅力をよーくご存じだったのでしょう。
 「近畿の駅百選」 

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 酒饅頭の店がある西口です。ここの券売機の左上に「百選」のプレートは埋め込まれています。さて、どれだけの人が気づいていることでしょうか。
 「西国三十三所を巡る」は結願が見えてきましたが、「京都市電の残影」はまだまだ残ってます。それなのに新たなスレッドを立ち上げました。「近畿の駅百選」。ゆっくりと巡ります。踏破の証の写真が残っている駅は、「済み」とします。

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 最も十三らしい路地です。今はそんな名残はありませんが、「小便小路」というありがたくもない名もついてました。
                     (撮影 08/11/30)

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 地下道をくぐりました。「高さ制限1.8メートル」って、今の大きな若者だったら頭がぶつかるかもしれません。

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 島式ホームが2本あります。その京都線よりです。
 一番左が京都線梅田行き、次が河原町行き9400系特急、右が宝塚線宝塚行きです。

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 ホームには「阪急そば」があります。ここが、関西で初めて営業したという駅構内そば店です。

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 小学生のころ、遠足で京都から仁川まで貸切電車行きました。社会党委員長、浅沼稲次郎氏が暴漢に刺殺された「テロルの決算」の日(1960年10月12日)でした。
 そのころは京都線から神戸線まで渡り線があったんだと改めてホーム先端で梅田方面を見ました。
 上の写真の一番左が京都線梅田行きです。そこから宝塚線宝塚行きまで行けます。そこでバックすると、下の写真のように神戸線梅田行きホームにきます。さらに2度、方向転換すると神戸線神戸方面へ行けます。当時はこんなにスイッチバックを繰り返さなくても行けたのでしょう。

「改札をを出ると生中が待っている「阪急十三駅」」への2件のフィードバック

  1. 近畿の駅百選なんて初めて知りました。リンクで見ると関東の駅百選もあることがわかりました。見ていくと先日行ったばかりの八高線明覚駅もあり、びっくりです。確かに洒落た駅でした。十三とは真反対のイメージですが・・・?

  2. 十三は、放出、枚方と関西人以外に読めない駅名の一つですね。私は現在も毎日通過していますが、自動改札になる前、ホームでタバコ吸い放題の頃の風情がまだ残ってますね。

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