青春18きっぷで行く 餘部鉄橋のいま

 「青春18きっぷ」の残り1回分を、息子から払い下げを受けました。どこに行こうかと考えて、「餘部鉄橋」にしました。「いま」はどうなているのかと。
 午前6時9分、島本発の電車で出発。京都-福知山-豊岡と普通列車を乗り継いで11時8分に餘部駅に到着しました。
 鉄橋の横には、コンクリートの新しい橋がかかり、鉄橋そのものは3分の2以上が解体撤去されていました。


 餘部駅で下車したのは、もうひとりの18きっぷ族との2人だけでした。このおじさんとは、帰りの城崎温泉からの電車でも出会いました。

 ホームの上にベンチの代用で横たわっているのは、鉄橋の鉄材を切り出した記念物です。

 ブロック造りの避難小屋のような駅舎です。それでも「近畿の駅百選」のプレートはきっちりと飾られていました。

 お立ち台(撮影ポイント)から眺める青い日本海です。

 手前のお立ち台は、かつては「撮り鉄」でいっぱいになったのでしょう。今は訪れる人も多くはないようです。

 残る橋脚には、足場が組まれ、ネットで覆われています。

 手前は、上部が撤去された橋脚です。

 国道には「道の駅」があり、記念の看板もありました。

 餘部鉄橋から列車が落下して、下のかまぼこ工場で作業していた従業員らが犠牲なるという事故もありました。その慰霊碑です。

 帰りの列車の窓越しに撮影しました。
 古いレールは、ここで途切れています。

 橋の上から見る日本海です。

 「近畿の駅百選」の認定プレートです。風雨や日照にさらされているためか、文字がすっかり消えています。でも餘部の文字は確認できました。

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