石龕寺(せきがんじ)の阿形(あぎょう)です。大きく口を開いてエネルギーを爆発させています。
吽形(うんぎょう)です。こちらは口を閉じて、全身に力をためています。
石龕寺は丹波市の山南町にあります。
縁起によると、用明2年(587)毘沙門天を本尊として聖徳太子が創建したと伝えられるそうです。「太平記」によると、足利尊氏の子義栓が身を寄せたという。天正7年81579)に、明智光秀の丹波攻めで一山ことごとく消失したというが、仁王門だけが類焼を免れたそうです。
その仁王門の金剛力士像です。鎌倉時代の定慶の作です。
紅葉も美しいところだそうですが、ことしはまだまだです。そんななかにで、わずかに色づいて紅葉を見つけました。