京都・荒神口 「天狗」の牡蠣のみぞれあんかけのうどん 小玉子丼

 京都・荒神口に古くからあるうどん屋さん「天狗」で昼飯にしました。
 すぐ近くの京都府立医大病院で、半年に1回の検診でした。今回も異常はなく、これで手術から5年が経過しました。「5年生存率」などという恐ろしい医学用語を聞いたのも、過去の話となりました。
 今年のカキも、ことのほかおいしかったです。「牡蠣のみぞれあんかけのうどん 小玉子丼」(950円)です。

 プリッとしたカキに、おろし大根がたっぷりと入ったあんかけの温まる出汁です。その熱気で、カメラのレンズが曇ってしまいました。

 自家製の生唐辛子です。これを入れると、辛さ以上に体がポカポカ。汗すらにじんできました。

 昔と変わらない町のうどん屋さんの風情です。
 京都府立文化芸術会館にも近いせいでしょう。壁の色あせた色紙は、桂米朝、枝雀、ざこばと読めました。それにしても枝雀さんが亡くなって18年なんですよね。

 いろんな定食があります。

 この店は、5年前の退院前々日にもやってきた覚えがありました。短時間の外出、外食許可が出て、病院の周りを心もとない足取りで独り散歩しました。
 ところが、このブログを検索してみてもアップされていません。NASに保管している画像データを調べると、2012年2月4日に「鍋焼きうどん」を食べてました。

 病院食に飽きた後の温かなうどんは、ことのほかうまかったのを覚えています。

 自家製麺 天狗
 京都市上京区河原町通荒神口上ル東桜町39
 075-231-1089